儀式・効果モンスター 星７/炎属性/魔法使い族/攻2400/守2000 「灼熱の試練」により降臨。 フィールドか手札から、レベル７以上になるよう カードを生け贄に捧げなければならない。 自分または相手が魔法を発動する度に、 このカードに魔力カウンターを１個乗せる。 このカードの魔力カウンターを３個取り除く事で、 このカードを除くフィールド上のモンスターを全て破壊する。
闇魔界の脅威で登場した、炎属性・魔法使い族の儀式モンスター。
自身に魔力カウンターを乗せる永続効果と、自身を除くモンスターを全て破壊する起動効果を持つ。
全体除去さえ行えれば比較的簡単に直接攻撃が通せるのだが、コストとして魔力カウンターが必要な点が課題となる。
儀式召喚直後に続けざま魔法カードを３枚発動すれば効果が使えるようになり、《魔力掌握》や《魔法都市エンディミオン》等でサポートも可能。
《魔法都市エンディミオン》に《儀式の準備》や儀式魔法で魔力カウンターが乗っていれば、儀式召喚後すぐに効果を使用できる。
しかし、それならば《ライトニング・ボルテックス》や《ブラック・ホール》を使用しても似たような結果が得られる。
このカードを主軸に使用していくのであれば、専用の構築が必要になるだろう。
同じ儀式モンスターには魔法・罠カードも破壊可能な全体除去効果を有する《終焉の王デミス》が存在する。
あちらとの違いは、サポート豊富な魔法使い族である点、レベル７の儀式モンスターである点、ライフコストを求めない点、魔法・罠カードに干渉しない点である。
レベル７であるため《儀式の準備》に対応し、《高等儀式術》でレベル７の通常モンスターを墓地に送る?ことが可能。
特にレベル７の通常モンスターには魔法使い族の中でも専用サポートが豊富な《ブラック・マジシャン》が存在する。
これらの利点を活用すれば《終焉の王デミス》との差別化は十分可能だろう。
また、あちらは《契約の履行》で蘇生し効果を発動すると自壊してしまうが、こちらはそのような心配が無い。
そして《終焉の王デミス》は対応する儀式魔法やレベルの関係から《儀式魔人リリーサー》を使用しづらいがこちらは容易である。
同じくレベル７・モンスターのみの全体除去効果持ち儀式モンスターとして《破滅の魔王ガーランドルフ》が存在する。
こちらに関しても上記の点やコストさえ確保できれば複数回効果の発動も可能な点で差別化は図れるだろう。
《Ｏ−オーバーソウル》で蘇生できる《Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス》を《高等儀式術》で墓地に送る?手もある。
ただ、その場合はレベル７の儀式モンスターの中で最も攻撃力が高く、また同じ魔法使い族である《救世の美神ノースウェムコ》の存在も考慮すべきである。
しかし《Ｅ・ＨＥＲＯ プリズマー》の方が簡単に墓地に送れる?上にサポートも共有できるので、これらを使用する利点はあまりないのだが。