遊戯王カードWiki - 《電子光虫－ライノセバス》のバックアップ(No.10)

《電子光虫(デジタル・バグ)－ライノセバス》 †

エクシーズ・効果モンスター
ランク７/光属性/昆虫族/攻2600/守2200
昆虫族・光属性レベル７モンスター×２体以上
このカードは自分フィールドのランク５・６の昆虫族モンスターからＸ素材を２つ取り除き、
そのＸモンスターの上に重ねてＸ召喚する事もできる。
(1)：このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(2)：１ターンに１度、このカードのＸ素材を１つ取り除いて発動できる。
相手フィールドの守備力が一番高いモンスターを破壊する。
この効果は相手ターンでも発動できる。

　シャイニング・ビクトリーズで登場する光属性・昆虫族のエクシーズモンスター。
　ランク５・６昆虫族エクシーズモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚できる効果、貫通ダメージを与える効果、相手フィールドの守備力が一番高いモンスターを破壊する効果を持つ。

　同ランクには同じ攻撃力・同じ貫通効果を持ち、ほぼ全てのランク５・６エクシーズモンスターに重ねられる《迅雷の騎士ガイアドラグーン》が存在する。
　あちらに比べ、このカードは重ねられるエクシーズモンスターが極僅かな上にエクシーズ素材を２つ取り除く必要もあるので、汎用性では大きく劣る。
　《電子光虫－コアベージ》の場合は、エクシーズ素材が３つ以上の《電子光虫－スカラジエータ》から繋げなければこちらを出すことはできず、汎用素材のモンスターは《甲虫装機エクサビートル》しかいない。

　このカード固有の効果として、フリーチェーンの《地砕き》に近い除去を内蔵している。
　相手ターンでも発動できるため、モンスターの展開時を狙うことで相手の行動を妨害できる。
　ただし、《地砕き》同様に狙いたいモンスターよりも守備力が高いモンスターが相手フィールドに存在すると妨害できない点は意識したい。
　《電子光虫－ウェブソルダー》とは相性が良く、あちらの効果を得たエクシーズモンスターに重ねることで相手モンスターを除去できる。
　しかし、上記の通り《電子光虫－コアベージ》からそのままこちらを出すことは難しいため、ある程度工夫が必要となる。

現在、昆虫族・光属性レベル７モンスターは１体も存在しない。
墓地にランク７のエクシーズモンスターを置いて《光虫異変》でレベルを操作するなど、正規素材でエクシーズ召喚するには何かしらの手間かかる。

イラストは機械仕掛けのカブトムシのようなデザインであるため、カード名の「光虫」は「甲虫」と掛けているのだろう。
また、「ライノセバス」は英語でカブトムシを意味する「ライノセラスビートル(rhinoceros beetle)」と、コンピュータ用語の「バス(bus)」を組み合わせたものだろう。
ただし、ライノセラスビートルは『サイのような角を持つ甲虫』という意味であり、ライノセラスだけでは「サイ」の意味となってしまう。

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