効果モンスター 星3/光属性/昆虫族/攻1000/守1000 このカードをX召喚の素材とする場合、昆虫族モンスターのX召喚にしか使用できない。 (1):自分が昆虫族・レベル3モンスターの召喚に成功した時に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 その後、このカードとそのモンスターのレベルを5または7にできる。 (2):このカードが手札から特殊召喚に成功した場合に発動できる。 自分フィールドの昆虫族モンスター1体を選んで表示形式を変更する。 (3):フィールドのこのカードを素材としてX召喚したモンスターは以下の効果を得る。 ●このカードの攻撃力・守備力は1000アップする。
BLAZING VORTEXで登場した光属性・昆虫族の下級モンスター。
電子光虫共通のエクシーズ召喚先を制限する効果外テキスト、レベル3昆虫族の召喚に成功した時に自身を特殊召喚し、任意でレベルを5か7に変更できる誘発効果、手札から特殊召喚に成功した場合に昆虫族1体の表示形式を変更できる誘発効果、自身を素材としてエクシーズ召喚したモンスターに自己強化の永続効果を付与する分類されない効果を持つ。
(1)はレベル3昆虫族の召喚をトリガーとした手札からの特殊召喚効果。
【電子光虫】ではトリガーを満たすのは容易く、同レベルの昆虫族が並ぶため即座にエクシーズ召喚に繋がる。
ただし時の任意効果であるため、カードの効果による召喚をトリガーにするならチェーン1でないとできない点は注意。
更に任意で両者のレベルを5か7に変化できるため、3体の電子光虫エクシーズモンスターを状況に応じて使い分けられる。
電子光虫エクシーズモンスターは効果外テキストによって順にランクアップすることもできるが、そのためにはエクシーズ素材を2つずつ消費するため、直接エクシーズ召喚を行えるこの効果はエクシーズ素材が温存できる。
特に、制圧的効果を持ちながら【電子光虫】でもひと手間必要であった《電子光虫−ライノセバス》を手軽に出せるのは、相手ターンを迎えざるを得ない状況で心強い。
《ゴキポール》や《共鳴虫》等、レベル3昆虫族を多めに採用している場合は【昆虫族】でも活用できる。
手札からの展開要員としてリンク素材とするのもよいが、縛りのない昆虫族エクシーズモンスターとして《No.3 地獄蝉王ローカスト・キング》や、《甲虫装機 エクサスタッグ》・《No.28 タイタニック・モス》を使い分ける事ができる。
勿論、これらのエクシーズモンスターは【電子光虫】でも選択肢としてエクストラデッキに採用を検討してもよいだろう。
また、エクシーズ召喚先以外の制限は無いため、レベル3チューナーをトリガーとした場合は高レベルのシンクロ召喚も可能。
エクストラデッキは圧迫するが《アルティマヤ・ツィオルキン》を出す動きも取れる。
(2)は手札からの特殊召喚をトリガーとした昆虫族1体の表示形式変更効果。
モンスター効果のトリガーは自身の(1)や《電子光虫−ウェブソルダー》の(1)が扱いやすい。
攻撃表示の《電子光虫−センチビット》や《電子光虫−LEDバグ》を守備表示に変更できれば、それぞれの(1)を発動できる。
その他、【電子光虫】とも相性が良い《No.3 地獄蝉王ローカスト・キング》の(1)ともシナジーする。
(3)はエクシーズ召喚先に1000のステータス強化を付与する効果。
【電子光虫】は全体攻撃や貫通を付与して1ターンで多大な戦闘ダメージを与えるのが軸となるデッキであり、ダメージ量を稼ぐのに一役買える。
また、(1)と併用してエクシーズ召喚した《電子光虫−ライノセバス》を強化できれば、あちらの制圧効果と相まって場持ちが良くなる。