効果モンスター 星8/光属性/雷族/攻2600/守 0 このカードは通常召喚できない。 自分の墓地の「電池メン」と名のついたモンスター2体を ゲームから除外した場合のみ特殊召喚できる。 1ターンに1度、自分の墓地の雷族モンスター1体をゲームから除外して発動できる。 フィールド上のモンスター1体と魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
LIGHT OF DESTRUCTIONで登場した光属性・雷族の特殊召喚モンスター。
電池メンの1体であり、業務用。
手札・フィールドのアドバンテージを消費しない除去効果(起動効果)を持つ。
このカードを含めて「電池メン」は8種類存在し、その内5種類が下級モンスターであることから召喚条件を満たすのはそう難しくはない。
容易に特殊召喚できることから《漏電》の発動条件を満たすのにも役立つ。
さらに除去効果は非常に強力で、1ターンに1度とはいえ手札やフィールド上のカードを消費せずにモンスターと魔法・罠カードの計2枚を破壊できる。
ただし、相手フィールド上のカードがモンスターカードか魔法・罠カードのどちらか一方しか存在しない場合は、自分フィールド上のカードを巻き込まなければならない点に注意。
並の上級モンスターとの戦闘にも打ち勝つ攻撃力を持ち、総じてボード・アドバンテージを稼ぎやすい。
だが召喚条件とコストの両方で墓地の電池メンを除外してしまうため、電池メン専用の蘇生カードである《充電器》・《携帯型バッテリー》、サルベージカードである《急速充電器》・《バッテリーリサイクル》との相性は悪い。
《電池メン−単三型》をコストにしてしまった場合、《地獄の暴走召喚》とのコンボも狙えなくなる。
これらのカードとの兼ね合いを考慮すると、【電池メン】においても安易に採用するのは危険である。
とはいえ、帰還系のカードとは相性が良い。
《D・D・R》は蘇生カードと同様、《電池メン−単三型》を《地獄の暴走召喚》するトリガーとして使用できる。
大量の電池メンを除外して《異次元からの帰還》を使用すれば、高確率で《漏電》の発動条件を満たせる。
また、除去効果のコストは「雷族」とあるので電池メンでなくてもよく、《ライオウ》や《サンダー・ドラゴン》が使える。
このカードの登場によりデッキを雷族で統一する意味も出てきたと言えるだろう。
魔法・罠カードの発動を封じることができる《エレキリン》とは相性が良く、メインフェイズ2でチェーンさせることなく伏せカードを破壊できる。
また召喚条件とコストで電池メンを除外することで光属性を3体除外でき、《ライトレイ ソーサラー》の特殊召喚条件を満たすことができる。
―《電池メン−業務用》の姿が見られるカード
Q:相手フィールド上にモンスターのみ、もしくは魔法または罠のみ存在する場合、後半の効果は発動できますか?
A:お互いのフィールド上に魔法または罠が存在しない場合は発動すること自体できません。
また、この効果は自分のフィールド上のカードも含まれますので、自分のフィールド上に魔法または罠が存在して、相手のフィールド上に魔法または罠が存在しない場合に効果を発動する場合は、破壊対象はフィールド上のモンスター1体と必ず自分の魔法または罠1枚を選択しなければなりません。(08/02/23)
Q:効果解決時に対象に選択したカードのうち1枚がフィールド上に存在しなくなった場合、残りの対象に選択したカードは破壊されますか?
A:はい、破壊されます。(11/01/30)