電脳増幅器(でんのうぞうふくき)/Amplifier》

装備魔法
「人造人間−サイコ・ショッカー」のみ装備可能。
このカードが装備されている限り、装備モンスターのコントローラーは
装備モンスターの効果によって罠カードの効果を無効化されない。
このカードがフィールド上から離れた時、装備モンスターを破壊する。
このカードの発動と効果は無効化されない。

 天空の聖域で登場した、《人造人間−サイコ・ショッカー》専用の装備魔法
 サポートカードにして弱点という妙なカードである。

 最近は、《人造人間−サイコ・ショッカー》無制限カードになった上、【メタビート】【剣闘獣】など、罠カードの多いデッキが環境に増えたため、投入しても手札腐る危険が下がった。
 また、相手罠カードのみを封じることが出来るため、一見強そうに見える装備魔法である。

 しかし、所詮は装備魔法であり、投入するに当たって最低限まで減らしておいた罠が使えるようになっても、1枚分のディスアドバンテージを背負ってしまうために使い勝手は非常に悪い。
 無論、このカードに当て込んで、デッキに罠を多く入れることも危険である。

 また、当然だが、このカードを破壊されると同時に装備モンスター破壊されるということは《サイクロン》《賢者ケイローン》等で《人造人間−サイコ・ショッカー》破壊されてしまうことになる。
 折角「切り札」として召喚した《人造人間−サイコ・ショッカー》に、弱点を追加して一体どうしようと言うのだろうか。

汎用性は極めて狭く、 ほぼ確実なディスアドバンテージが待っているため、出番は見込めないだろう。

 なお、相手《人造人間−サイコ・ショッカー》に装備することもでき、《ハリケーン》等でこのカード除去することで《人造人間−サイコ・ショッカー》破壊することも可能だが、あまり実用的とはいえないだろう。

しかし、この裁定が発表された数ヵ月後に《王宮の勅命》禁止カードとなったためあまり関係がない話になってしまった。
一応、《魔法封印の呪符》というカードがあるにはあるが。

関連カード

収録パック等