カウンター罠 (1):手札・墓地でモンスターの効果が発動した時に発動できる。 その発動を無効にし除外する。
EXTREME VICTORYで登場したカウンター罠。
手札・墓地で発動するモンスター効果を無効にし除外する効果を持つ。
手札から発動する手札誘発カードや、墓地で発動する各種リクルーター・墓地から自身を除外して発動する効果などを無効化できる。
手札誘発も使わず墓地利用も行わないデッキはほとんど存在しないため、メタ範囲こそ限定的だが腐る危険性は低いと言える。
だが、《増殖するG》を筆頭に、手札誘発は自分ターン(手札誘発を使用する側から見れば相手ターン)での展開を止めるために使用されるものが多い。
このカードは罠カードという性質上、先攻・後攻問わずターンプレイヤーの1ターン目には使用できず、手札誘発の最大の使用目的である「初手での展開の阻止」へのメタにならない。
手札誘発メタとしてこれは大きな欠点であり、初手でも手札から発動できる《墓穴の指名者》に採用率で大きく水を開けられている。
《墓穴の指名者》とは、「手札誘発と墓地で発動する効果へのメタを兼ねる」という点でも性質が似ている。
墓地メタとして考えた場合、《墓穴の指名者》は「ダメージステップに発動できない」「自身を除外して発動する効果への対応が難しい」など、やや欠点が多い。
墓地メタを重視しつつ、手札誘発メタとしての性能をある程度求めるならば、このカードも選択肢に上がるか。
ただ、ライフコストこそ必要なものの、よりメタ範囲の広いカウンター罠である《神の通告》の存在は考慮すべきだろう。
―効果関連
―イラスト関連
Q:《オネスト》のモンスター効果の発動に対し、このカードを発動した場合、墓地の《オネスト》は除外できますか?
A:いいえ、除外されません。(11/02/28)
Q:《王宮の鉄壁》の適用中に、このカードを発動できますか?
A:いいえ、できません。(11/02/11)
《オネスト》の効果に対しても発動できません。(13/11/30)
Q:《王家の眠る谷−ネクロバレー》の適用中に、《クリッター》の効果に対してこのカードを発動できますか?
A:いいえ、できません。(11/02/11)
Q:《王家の眠る谷−ネクロバレー》の適用中に、《オネスト》の効果に対してこのカードを発動できますか?
A:発動でき、モンスター効果の発動を無効にできますが、手札から移動しているので墓地の《オネスト》は除外されません。(11/02/27)
Q:墓地へ送られて効果が発動した《E・HERO アブソルートZero》に対してこのカードを発動できますか?
A:はい、できます。(11/02/16)
Q:コストで除外される《馬頭鬼》や《ネクロ・ガードナー》の効果に対してこのカードを発動できますか?
A:はい、可能です。(13/02/03)
Q:《マクロコスモス》が存在している時に手札の《ハネワタ》を捨てて効果を発動してその《ハネワタ》が既に除外されている場合でも、その効果にチェーンをしてこのカードを発動できますか?
A:はい、発動でき、無効になります。(13/05/02)