永続罠 このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、 爬虫類族以外の自分のモンスターは、攻撃できず、効果を発動できない。 (2):自分フィールドの表側表示の爬虫類族モンスターが、 戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合に発動できる。 デッキからレベル4以下の爬虫類族モンスター1体を特殊召喚する。 (3):魔法&罠ゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。 除外されている自分の爬虫類族モンスターを全て墓地に戻す。
PREMIUM PACK 2022で登場した永続罠。
爬虫類族以外の自分のモンスターは攻撃できず、効果を発動できなくなる効果、自分フィールドの爬虫類族が戦闘で破壊された、または墓地へ送られた場合にレベル4以下の爬虫類族をリクルートできる効果、魔法&罠ゾーンのこのカードが破壊された場合除外されている爬虫類族を全て墓地に戻す効果を持つ。
(1)は自分の爬虫類族以外が攻撃できず、効果を発動できなくなる効果。
デメリット効果であり、フィールド外にも適用されるため、【爬虫類族】でも手札誘発モンスターとの併用が難しい点は注意。
永続効果は問題なく使用できるのでうまく活かしたいところ。
効果が発動できないのを利用して《天岩戸》を維持するといったことも可能。
(2)は下級爬虫類族のリクルート効果。
《ダメージ=レプトル》と違い、レベルは制限されているが墓地へ送られた場合にも対応するため、リリースやエクシーズ素材以外の各種素材として墓地へ送られてもよく、展開力が大きく上がる。
効果も無効にならないため、《イピリア》でドローしたり、《溟界の滓−ナイア》で溟界魔法・罠カードをサーチしたりできる。
(3)は除外された爬虫類族を墓地に戻す効果。
墓地リソースを回復でき、《ヤモイモリ》・《キラー・スネーク》・溟界などは特に効果の再利用を狙え相性が良い。
《邪龍アナンタ》を特殊召喚した場合、【爬虫類族】は墓地リソースを一気に失い後がなくなってしまうが、この効果によりフォローも可能。
《毒蛇王ヴェノミノン》及び《毒蛇神ヴェノミナーガ》についても、展開補助をしつつ《マクロコスモス》などでメタを張られた場合の抵抗手段となるカードとして機能する。
ただし、別途このカードを破壊する手段を用意しておく必要がある上、破壊する前に相手によって除外されたり墓地へ送られたりする可能性があり、枚数は少ないが《異次元からの埋葬》や《奇跡の発掘》の方が手間が掛からず自己再生と併用しやすい。
(1)のデメリットが非常に重いため、自分でこのカードを処理する方法を用意することも考えられる。
汎用カードでは《マジック・プランター》で処理する、《サイクロン》などでの破壊などが考えられる。
【エーリアン】なら《宇宙砦ゴルガー》でバウンスでき、《エーリアン・テレパス》で破壊することができる。
(3)を狙わず、(2)を一時的に使用するだけと割り切るなら《天獄の王》はそこそこ相性が良く、このカードをデッキからセットでき次のターンのエンドフェイズに除外される。
Q:自身の効果によりモンスターとして特殊召喚された《アポピスの化神》(爬虫類族)や、爬虫類族を宣言して発動し特殊召喚された《量子猫》が墓地へ送られた場合、《毒蛇の怨念》の(2)の効果を発動できますか?
A:《アポピスの化神》や《量子猫》が戦闘で破壊された場合には、《毒蛇の怨念》の(2)の効果を発動できます。
(モンスターゾーンで爬虫類族であるモンスターが戦闘で破壊されたのであれば、「戦闘で破壊された場合」をきっかけとして発動できます。)
《アポピスの化神》や《量子猫》が戦闘で破壊される以外の方法で墓地へ送られた場合には、《毒蛇の怨念》の(2)の効果を発動できません。
(「墓地へ送られた場合」をきっかけとして発動するためには、モンスターゾーンでも墓地でも爬虫類族である必要があります。
上記の《アポピスの化神》《量子猫》はモンスターゾーンでは爬虫類族モンスターとして扱われていますが、墓地ではモンスターとして扱われず、種族も持ちません。)(22/06/26)