効果モンスター 星１０/闇属性/爬虫類族/攻 0/守 0 このカードは通常召喚できない。 このカードは「蛇神降臨」の効果及びこのカードの効果でのみ特殊召喚する事ができる。 このカードの攻撃力は、自分の墓地の爬虫類族モンスター１枚につき５００ポイントアップする。 このカードはフィールド上で表側表示で存在する限り、 このカード以外のモンスター・魔法・罠の効果の対象にする事はできず効果を受けない。 このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、 自分の墓地のこのカード以外の爬虫類族モンスター１体を ゲームから除外する事でこのカードを特殊召喚する。 このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与える度に、 このカードにハイパーヴェノムカウンターを１つ置く。 このカードにハイパーヴェノムカウンターが３つ乗った時、 このカードのコントローラーはデュエルに勝利する。
TACTICAL EVOLUTIONで登場した闇属性・爬虫類族の特殊召喚モンスター。
《毒蛇王ヴェノミノン》の能力を遥かに凌駕する上位種。
召喚条件を除くと、耐性効果を初めとした以下の５つの効果を持つ。
このモンスターの召喚条件として、《毒蛇王ヴェノミノン》が破壊された時に罠カードの《蛇神降臨》を発動する必要がある。
《毒蛇王ヴェノミノン》は最上級モンスターだが、《ダメージ＝レプトル》・《ダメージ・コンデンサー》でデッキから特殊召喚でき、意識してデッキを動かせば意外と特殊召喚は容易である。
強力な耐性から戦闘破壊する以外の方法での除去は困難。
爬虫類族モンスターを十分に墓地に送れ?ば、一気に相手を追い詰めることができる。
攻撃力の上昇比率は悪くなく、高攻撃力が期待できる。
しかも、戦闘破壊されてもこのカード以外の爬虫類族を除外することで蘇生できる。
《毒蛇王ヴェノミノン》には有効な《レベル制限Ｂ地区》も通用しない。
《スネーク・レイン》を筆頭に《ヴェノム・ショット》・《メタモルポット》・《魔導雑貨商人》・《手札抹殺》等で、爬虫類族を高速で墓地に送る?ことができる。
特殊召喚にはやや手間が掛かるが、その効果から強力な切り札として活躍が期待できる。
しかし決して弱点がないわけではない。
除去カードとしては《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》や《ヴォルカニック・クイーン》・《痛み分け》が挙げられる。
「コストとしてこのカードを消費するカード」は効果ではないため、このカードでは無効化できない。
上記のカードは《生贄封じの仮面》で防ぐことができるので、《生贄封じの仮面》を破壊しない限り戦闘以外では除去が不可能になる。
度重なる攻撃や効果によって墓地の爬虫類族を除外され尽くされる可能性もある。
《毒蛇王ヴェノミノン》同様、《Ｅ・ＨＥＲＯ ワイルドジャギーマン》・《究極恐獣》等、高攻撃力で全体攻撃を行うモンスターは天敵となる。
こういったモンスターに戦闘破壊され、なおかつその攻撃モンスターをうまく処理する事ができないような状況では安易に自己再生効果を使うのは危険。
《魂の解放》等で自分の墓地に存在するカードを根こそぎ除外されたり、高攻撃力を得られることが災いして《ヘル・テンペスト》を発動されてしまい、一気に弱体化してしまう可能性もある。
《アンデットワールド》の発動下では一気に攻撃力０になってしまい、自己再生すらできない。
《次元の裂け目》・《マクロコスモス》による墓地肥やし封じにも注意。
単純に特殊召喚そのものを封じられてしまう事にも注意が必要。
《神の宣告》・《神の警告》・《王宮の弾圧》・《大天使クリスティア》等は《蛇神降臨》・自己再生の両方を封じる。
自己再生が墓地で発動するため《エンド・オブ・アヌビス》等墓地封殺効果にも弱い。
自己再生は《死霊騎士デスカリバー・ナイト》や《天罰》にも処理されてしまう。
自己再生の瞬間、つまり墓地などフィールド以外では耐性を失っているため、これらには無力である。
ハイパーヴェノムカウンターが勝利の決め手になることはあまりないだろう。
このモンスターを特殊召喚するのは、主に墓地に十分な数の爬虫類族が揃い、高い攻撃力を備える場合が多い。
攻撃力の高いモンスターから繰り返し戦闘ダメージを受けては、効果の前にライフポイントが尽きる場合が多い。
だが、墓地に依存する故に攻撃力が不安定であるため、この能力が役に立つ事もある。
また、手軽に高攻撃力モンスターが出てくる環境になっているため、ライフを削りきれなくなることも増えている。
《ディメンション・ウォール》にも注意すること。
―《毒蛇神ヴェノミナーガ》の姿が見られるカード
Ｑ：《エンド・オブ・アヌビス》・《王宮の鉄壁》の効果適用中は、自己再生を封じられてしまいますか？
Ａ：はい、自己再生できなくなります。
（《エンド・オブ・アヌビス》の場合は発動・除外はできますが無効になります。
《王宮の鉄壁》の場合は発動・除外すらできません。）（08/11/30）
Ｑ：《スキルドレイン》との関係を教えてください。
Ａ：このカードがフィールドに存在している状態で、後から《スキルドレイン》が発動された場合は《スキルドレイン》の効果を受けません。
先に《スキルドレイン》が発動されている状態で、このカードを特殊召喚した場合は、《スキルドレイン》が優先されこのカードが無効になります。
Ｑ：このモンスターの攻撃を行う場合《アストラルバリア》、《絶体絶命》、《立ちはだかる強敵》、《挑発》等を効果で直接攻撃にさせたり、別のモンスターに攻撃対象を変更することはできますか？
Ａ：モンスターに効果が及ぶカードではないため、可能です。（10/09/08）
Ｑ：このモンスターの攻撃に対して《ディメンション・ウォール》を使用し、戦闘ダメージを跳ね返すことはできますか？
Ａ：｢モンスターに干渉する効果｣ではないため、戦闘ダメージを跳ね返すことができます。
Ｑ：《メテオ・レイン》、《ライオ・アリゲーター》で貫通を得ることができますか？
Ａ：《毒蛇神ヴェノミナーガ》は効果モンスターの効果・魔法・罠カードの効果を受けない為、《メテオ・レイン》や《ライオ・アリゲーター》の効果は適用されていない状態となります。
よって、相手の守備表示モンスターの守備力を攻撃力が超えていた場合であっても、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える事はできません。(10/08/16)
Ｑ：《毒蛇神ヴェノミナーガ》が相手プレイヤーに戦闘ダメージを与え、ハイパーヴェノムカウンターを１つ置く効果を発動しました。
この効果を《天罰》や《死霊騎士デスカリバー・ナイト》で無効にすることができますか？できたら《毒蛇神ヴェノミナーガ》を破壊することもできますか？
Ａ：《毒蛇神ヴェノミナーガ》の、ハイパーヴェノムカウンターを置く効果を、《天罰》や《死霊騎士デスカリバー・ナイト》の効果によって、無効にする事はできません。(09/02/20)
Ｑ：《毒蛇神ヴェノミナーガ》で相手フィールド上の地縛神を攻撃することはできますか？
Ａ：地縛神の効果を受けるのは《毒蛇神ヴェノミナーガ》ではなく、プレイヤーなので攻撃できません。(10/12/26)