通常魔法(禁止カード) 自分フィールド上モンスター1体を生け贄に捧げる。 生け贄に捧げたモンスターのレベルと同じレベルの 融合モンスターを融合デッキから特殊召喚する。
新たなる支配者で登場した、正規融合の手間を省いて容易に融合モンスターを特殊召喚するカード。
あまりにも手軽に強力な融合モンスターを特殊召喚可能であり、正規融合を軽視する風潮を作り出した主犯格である。
なお、モンスターを生け贄に捧げるのはコストである。
投入するのならば、変異素材を多く投入したい。
レベル3〜4には有効な融合モンスターがおらず、レベル2には融合モンスター自体が存在していない。
上級モンスター、最上級モンスターには、特殊召喚サポートがあるものや妥協召喚の可能なモンスターが望ましい。
かつては《スケープ・ゴート》の羊トークンや《聖なる魔術師》、《黄泉ガエル》を《サウザンド・アイズ・サクリファイス》に変異できた。
事前に自分のデッキに採用されているモンスターのレベルを全て把握しておくのは当然である。
しかし、相手のカードのコントロールを得た際にも使えることを考えると、さまざまなレベルの融合モンスターを入れておくとよい。
《洗脳−ブレインコントロール》等で相手から奪ったモンスターを変異させれば損失は無い。
ほとんどのモンスター、トークン、罠モンスターが変異素材となるために汎用性が高いカードではある。
特に、《メタル・リフレクト・スライム》《究極封印神エクゾディオス》からの《サイバー・エンド・ドラゴン》召喚は手軽で強力である。
もっとも、その高い汎用性を活用したいのならば、融合モンスターの収集という下準備が必要であった。
レベル3では攻撃力1200《アンデット・ウォーリアー》《魔装騎士ドラゴネス》が最も強力な融合モンスター。
レベル4では、攻撃力1500の《暗黒火炎龍》《カルボナーラ戦士》《レア・フィッシュ》が最も高いステータスを誇る。
その中でも《暗黒火炎龍》は守備力がトップであり、種族・属性も恵まれている。
《洗脳−ブレインコントロール》等で一時的に奪ったモンスターを返すくらいなら、《突然変異》させた方が良い。
詰めの局面で役に立つことがあるかも知れないので、一見利用価値のないように思われるレベル3・4の融合モンスターでも、一応融合デッキに投入しておくことは考慮しよう。
また、レベル3には《死のデッキ破壊ウイルス》の媒体となる《フレイム・ゴースト》が存在することも覚えておきたい。
出来る限り各レベル毎に複数の融合モンスターを用意しておき、状況に応じて呼ぶモンスターを変えられるようにしたい。
例えばレベル8は、2回攻撃の《サイバー・ツイン・ドラゴン》だけに目がいきがちだが、コイントスで除去が出来る《ガトリング・ドラゴン》や貫通能力を持つ《スーパービークロイド−ジャンボドリル》など選択肢は豊富。
レベル5はさらに状況に応じた呼び分けが求められるだろう。
Q:《突然変異》で召喚できない融合モンスターはいますか?
A:融合召喚以外の特殊召喚が出来ないものや、正規の手順以外の特殊召喚を認めない融合モンスターは不可能です。
詳しくは融合召喚の項目を参考にしてください。