*《&ruby(にしゃいちりょうぞん){二者一両損};/Simultaneous Loss》 [#r1a5d092]
 通常罠
 お互いに自分のデッキの一番上のカード1枚を墓地に送る。

 [[ELEMENTAL ENERGY]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[お互い]]に影響を受ける[[デッキ破壊]]カード。~

 [[《天変地異》]]との[[コンボ]]であれば危険なカードを[[手札]]に加えられる前に[[墓地]]に[[落とす]]ことができるが、[[《徴兵令》]]の方が見返りが大きい。~
 さらには、[[《強烈なはたき落とし》]]の方が[[汎用性]]が高い。~

 [[相手]]に[[カードの効果]]により、[[フィールド]]などからカードを[[デッキトップ]]に戻され、それを[[ドロー]]したくない場合等は役立つかもしれない。~
 また、[[自分]]の[[カードの効果]]で[[デッキトップ]]を操作し、特定のカードを[[墓地に送る]]補助としても使うことができる。

-[[カード名]]こそ二者一両損だが、[[自分]]はこのカードも消費するため、[[自分]]だけ二両の損となる。

-[[《戦士ダイ・グレファー》]]が[[《荒野の女戦士》]]と戦っている。~
このときお互いに落とした剣のことをカード名が表しているのだろう。~
このカードと[[《ディメンション・ウォール》]]の[[イラスト]]から、[[《荒野の女戦士》]]=[[《異次元の女戦士》]]という説も存在する。~
(「マスターズガイド2」では、同一人物であることをほのめかす記述もある。)

-神話・伝承において―~
元ネタは、「三方一両損」のお噺だろう。~
以下、要約。~
以下がその内容である。~
~
ある左官屋が落ちている財布を拾ったところ、中には三両入っていた。~
左官屋が落とし主に渡そうとしたところ、持ち主の大工は「財布はともかく、その三両はもう自分のものじゃない」とお金を受け取らなかった。~
埒があかなくなったので、町奉行の大岡越前守に裁いてもらうことになった。~
話を聞いた大岡越前守は、一両を追加し四両とした後で各々に二両ずつを褒美として与えた。~
二人とも三両が懐に入るはずを二両となったのだから、一両の損。~
ある左官屋が落ちていた財布を拾ったところ、中には三両入っていた。~
左官屋は落とし主に返そうとしたが、持ち主の大工は「その三両はもう自分の物ではない」と言って受け取らなかった。~
埒があかないので町奉行の大岡越前守に裁いてもらったところ、大岡越前守は自分の懐から一両を追加し、四両とした後で両者に二両ずつを与えた。~
二人とも三両が懐に入るはずを二両となったのだから、それぞれ一両の損。~
大岡越前守も一両出したのだから一両の損。~
これで三人とも一両損をしたことになり「三方一両損」という訳である。~
因みにこの話には続きがある。~
この話を聞いたあくどい二人組が同じ事をやったところ、大岡越前守は、一両を自分のものにし二両とした後で各々に一両ずつを褒美として与えた。~
二人とも一両も懐に入らないはずを一両となったのだから、一両の得。~
大岡越前守も一両もらったのだから一両の得。~
//因みにこの話には続きがある。~
//この話を聞いたあくどい二人組が同じ事をやったところ、大岡越前守は、一両を自分のものにし二両とした後で各々に一両ずつを褒美として与えた。~
//二人とも一両も懐に入らないはずを一両となったのだから、一両の得。~
//大岡越前守も一両もらったのだから一両の得。~
//これで「三方一両得」とのことで、三両を出しあった二人は一両の半分(五分)ずつ損することとなった。
//↑さすがに続きまではいらん気がする

**関連カード [#a5daa8fe]
-[[《徴兵令》]]
-[[《はたき落とし》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《荒野の女戦士》]]
-[[《戦士ダイ・グレファー》]]

**収録パック等 [#w5512217]
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP113
-[[ELEMENTAL ENERGY]] EEN-JP053

//**FAQ [#wc9b4dcf]
//Q:~
//A: