*《&ruby(にとう){二頭};を&ruby(も){持};つキング・レックス/Two-Headed King Rex》 [#k89db133]
 通常モンスター
 星4/地属性/恐竜族/攻1600/守1200
 恐竜族の中では強力なカード。2つの頭で同時攻撃。

 [[BOOSTER5]]で登場した[[地属性]]・[[恐竜族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[《ブラキオレイドス》]]と[[《メカ・ザウルス》]]の[[融合素材]]。~

 [[通常モンスター]]には[[攻撃力]]1900の[[モンスター]]が多く存在する為、単体では有意性を見い出しにくい。~
 単に[[恐竜族]]の[[アタッカー]]が欲しいだけならば、同じ[[属性]]でより[[攻撃力]]の高い[[《セイバーザウルス》]]が優先される。~

 [[レベル]]4・[[恐竜族]]の[[通常モンスター]]なので[[《セイバーザウルス》]]共々[[《レスキューラビット》]]の[[効果]]で[[リクルート]]することで[[《エヴォルカイザー・ラギア》]]を[[エクシーズ召喚]]できるという[[メリット]]はある。~
 この[[カード]]より[[攻撃力]]の高い[[レベル]]4・[[恐竜族]]の[[通常モンスター]]には[[《大くしゃみのカバザウルス》]]が存在するが、こちらは[[《セイバーザウルス》]]と同じ[[地属性]]なので[[サポートカード]]を共有できる。~

 [[《屍を貪る竜》]]と共に[[《チェーン・マテリアル》]]と[[《フュージョン・ゲート》]]で[[《ブラキオレイドス》]]を3体まで[[融合召喚]]する事にも使える。~
 [[《エヴォルカイザー・ソルデ》]]の[[エクシーズ素材]]を揃えると同時に、[[《ディノインフィニティ》]]の[[攻撃力]]を大幅に上昇させることができる。~

-共に[[《ブラキオレイドス》]]の[[融合素材]]となる[[《屍を貪る竜》]]とは、完全に同じ[[ステータス]]である。~
こちらは加えて[[《メカ・ザウルス》]]の[[融合素材]]にもなり、その点で多少活用法が広い。~

-[[フレイバー・テキスト]]が[[モンスター]]ではなく[[カード]]の説明となっている。~
かつては[[《青眼の白龍》]]等も同様であり、これらは再録の際に[[テキスト>フレイバー・テキスト]]も変更されたが、この[[カード]]の[[フレイバー・テキスト]]は再録後もそのままとなっている。~
かつてはお世辞にも「強力なカード」ではなかったが、今となっては一応間違いともいえない。~

-王国編の[[カード]]としては珍しく、[[イラスト]]は[[召喚]]時の物である。

-[[BEGINNER'S EDITION 2]]のリニューアルにあたり、収録されなくなった[[カード]]の1つ。~
しかしその直後に配布された[[トーナメントパック2011 Vol.3]]に収録されている。~

-かつては「2つの頭で[[攻撃]]をするのなら、[[《サイバー・ツイン・ドラゴン》]]のような[[連続攻撃]][[効果]]を持っていて欲しいところだった」などと言われていた。~
時は移り、今では[[通常モンスター]]であることが[[メリット]]となっている。~

-原作ファンにとっては、[[恐竜族]]でもっとも有名な[[モンスター]]だろう。~
原作で「最強[[レアカード]]」と呼ばれたにも関わらず、OCGでは[[ノーマル>Normal]]である事に違和感を抱いた人も多かったかもしれない。~
原作で「最強[[レアカード]]」と呼ばれたにも関わらず、[[OCG]]では[[ノーマル>Normal]]である事に違和感を抱いた人も多かったかもしれない。~
その後、[[Booster Chronicle]]では[[ウルトラレア>Ultra]]と[[パラレルレア>Parallel]]で再録されて晴れて[[レアカード]]になる。~
一部の原作ファンには喜ばれたが、[[《ヂェミナイ・エルフ》]]や[[《メカ・ハンター》]]を狙った多くの[[プレイヤー]]には不評であった。~
--同じく原作で「獣系でも最強を誇る[[レアカード]]」と評されながら[[ノーマル>Normal]]でOCG化された[[《ミノタウルス》]]も、後に[[レアカード]]化を果たしている。
--同じく原作で「獣系でも最強を誇る[[レアカード]]」と評されながら[[ノーマル>Normal]]で[[OCG]]化された[[《ミノタウルス》]]も、後に[[レアカード]]化を果たしている。

-原作・アニメにおいて―~
「全国大会決勝戦」の「ダイナソー竜崎vsインセクター羽蛾」戦において竜崎の使用した主力[[カード]]の1つ。~
[[《昆虫人間》]]に[[攻撃]]するも[[《メサイアの蟻地獄》]](この際はOCGの[[《六芒星の呪縛》]]に近い[[効果]]であった)で動きを封じられ、[[《火器付機甲鎧》]]を装備した[[《昆虫人間》]]に[[戦闘破壊]]された。~
「王国編」における「城之内vsダイナソー竜崎」戦では[[《ベビードラゴン》]]と[[《牛魔人》]]を[[戦闘破壊]]するが、[[《炎の剣士》]]に[[戦闘破壊]]された。~
アニメではその後の「デュエルクエスト編」にもその姿が見られるが、持ち主と同じように敗北続きである。~
[[攻撃]]名は「ダイナソー・フット・スタンプ」、「ダイナソー・フレイム」。~

--全国大会当時に[[恐竜族]]最強の[[レアカード]]と言われていた割には、王国編で竜崎が使ったほとんどの[[恐竜族]][[モンスター]]より弱い。~
全国大会当時は[[《剣竜》]]などは登場しておらず、竜崎は[[攻撃力]]わずか1600のこの[[カード]]を切り札にして戦っていたのだろうか。~
[[レアカード]]をほとんど所持していない設定の城之内が[[攻撃力]]1800台の[[モンスター]]を多用していた事を考えると、竜崎の、ひいては全国(関西?)大会のレベルには大変疑問が残る。
//なお、バンダイ版のこのカードの攻撃力は2500という当時ではかなり高い数字であり、件の「恐竜族最強」はここから来ている可能性はある。
//レアリティが最強なだけかもしれん
//それは無理がある
//全国大会で優勝を争うほどの腕の海馬だってサギーをアタッカーで使ってるし。そもそも竜崎のエースモンスターはドラゴン族
//全国大会でドラゴン族を使ったという描写はない

--東映版アニメ第20話の「遊戯vs大門(BIG5ではなく、海馬の執事)」では、二頭でない《キングレックス》を遊戯が使用している。~
大門の《スカルバット》に[[攻撃]]を仕掛けたが、罠カード《ゴルゴダの戒め》で返り討ちにされた。~
外見・能力共にこの[[カード]]とは全くの別物であるが、バンダイ版で[[カード]]化はされている。~
//星4・攻撃力1200・守備力700

-コナミのゲーム作品において―~
初期のゲームでは[[テキスト]]が異なり「頭を2つ持つあまり見かけない珍しい恐竜」となっている。~
メインキャラの[[カード]]でもないのにゲームとOCGで[[テキスト]]が異なるのは非常に珍しい。

--[[GB8>ゲーム付属カード#t7ba66b3]]では、竜崎が魂の[[カード]]と評している。~
もっぱら[[ドラゴン族]]を切り札にしていたのは気のせいだろうか?~

--「フォルスバウンドキングダム」では、[[恐竜族]]は存在しないため、他と同じく[[ドラゴン族]]になっている。~
[[ドラゴン族]]は[[攻撃力]][[強化]]装備がなく使いにくいが、能力的には早熟タイプなので一応それなりの活躍は見込める。~
また[[プレイヤー]]側に同じ[[モンスター]]が存在しないため、2体目の[[《サンダー・ドラゴン》]]の代わりに、[[《双頭の雷龍》]]の[[融合素材]]となっている。~
こちらも双頭な事から採用されたのだろうか。~

**関連カード [#m68b7c40]
―[[融合]]関連
-[[《屍を貪る竜》]]
-[[《ブラキオレイドス》]]

-[[《ミスター・ボンバー》]]
-[[《メカ・ザウルス》]]

**収録パック等 [#zb13dd55]
-[[BOOSTER5]]
-[[Booster R3]] B3-04
-[[Booster Chronicle]] BC-46 &size(10){[[Ultra]],[[Parallel]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.4]] DL4-099
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP096
-[[トーナメントパック2011 Vol.3]] TP19-JP005