遊戯王カードWiki - 《忍者マスターＨＡＮＺＯ》のバックアップ(No.23)

《忍者(にんじゃ)マスターＨＡＮＺＯ(ハンゾー)/Ninja Grandmaster Hanzo》 †

効果モンスター
星４/闇属性/戦士族/攻1800/守1000
このカードが召喚に成功した時、
デッキから「忍法」と名のついたカード１枚を手札に加える事ができる。
また、このカードが反転召喚・特殊召喚に成功した時、
デッキから「忍者マスター ＨＡＮＺＯ」以外の
「忍者」と名のついたモンスター１体を手札に加える事ができる。

　ORDER OF CHAOSで登場した闇属性・戦士族の下級モンスター。
　忍法または忍者をサーチする２つの誘発効果を持つ。

　前半の効果は、召喚に成功した時に忍法をサーチする効果。
　忍法は《機甲忍法ゴールド・コンバージョン》以外の全てが永続罠なので奇襲性を失うが、使い分ければ様々な状況に対応できる。
　サーチ対象の筆頭候補は、フリーチェーン除去を兼ねる《忍法超変化の術》。
　上級モンスターも出せるが、レベル４のドラゴン族や恐竜族に繋ぐだけでも十分な威力を発揮する。
　デッキによっては特殊召喚できる種族が異なる《忍法変化の術》を使っても良い。
　デッキのキーカードでありながらサーチ手段に乏しい《霞の谷の巨神鳥》・《ダーク・シムルグ》などのリクルート手段に最適である。
　【忍者】でも強力な効果だが、このカード＋《忍法超変化の術》or《忍法変化の術》＋《増援》を出張させれば幅広いデッキで活用できる。

　後半の効果は、反転召喚・特殊召喚に成功した時に忍者をサーチする効果。
　同名カード以外の忍者全てをサーチできる点は優秀であり、【忍者】の中核となる効果である。

　ステータスは高く、サーチ効果使用後も無理なくアタッカーとして活躍できる。
　《成金忍者》とはシナジーを形成しており、このカードでサーチした忍法をコストにでき、またこのカードを特殊召喚して忍者をサーチすることでアドバンテージを得られる。

　忍法・忍者のコンボに使用せず、《サンダー・ブレイク》等の手札コスト確保として活用するのも一つの手段である。
　《ヴォルカニック・ロケット》と比較すると攻撃力が劣りサルベージに対応していないが、種族・属性サポートカードはこちらの方が強力である。

《忍者マスターＳＡＳＵＫＥ》を意識したネーミングになっており、ステータスも一致している。
ちなみに、《忍者マスターＳＡＳＵＫＥ》からこのカードの登場までは実に約７年もの時を経ている。

元ネタは伊賀忍者の当主「服部半蔵」。
忍者の代名詞的な存在であり、彼をモチーフとするキャラクターが登場する小説、漫画、ゲームなどが数多く存在する。
こうしたイメージの元になったのは、徳川家康に仕えた二代目半蔵こと「服部正成」であるが、実際に忍者だったのは初代である「服部保長」のみとされている。
二代目以降の服部半蔵は、配下の伊賀同心200人が忍者なのであり、自身は幕府に仕える武士だったためである。