遊戯王カードWiki - 《忍者マスターＨＡＮＺＯ》のバックアップ(No.34)

《忍者(にんじゃ)マスターＨＡＮＺＯ(ハンゾー)/Ninja Grandmaster Hanzo》 †

効果モンスター
星４/闇属性/戦士族/攻1800/守1000
このカードが召喚に成功した時、
デッキから「忍法」と名のついたカード１枚を手札に加える事ができる。
また、このカードが反転召喚・特殊召喚に成功した時、
デッキから「忍者マスター ＨＡＮＺＯ」以外の
「忍者」と名のついたモンスター１体を手札に加える事ができる。

　ORDER OF CHAOSで登場した闇属性・戦士族の下級モンスター。
　忍法または忍者をサーチする２つの誘発効果を持つ。

　一つ目の効果は、召喚に成功した時に忍法をサーチする効果。
　サーチする忍法は状況によって異なるが、フリーチェーン除去を兼ねる《忍法超変化の術》や《忍法影縫いの術》が扱いやすい。
　デッキによっては《忍法変化の術》や《忍法分身の術》との相性も良い。
　《忍法変化の術》は、デッキのキーカードだがサーチ手段に乏しい《霞の谷の巨神鳥》・《ダーク・シムルグ》等のリクルート手段としても使用できる。
　《忍法分身の術》は、このカードをコストにして発動するだけでも多様な使い方をすることができる。
　同名カードをリクルートすることによって忍者をサーチする。相手に依存するが《黄昏の忍者－シンゲツ》を経由することによって同名カードをサーチする。
　レベル１の忍者モンスターを最大で４体まで特殊召喚することでリンク召喚やエクシーズ召喚のための素材や壁に変える。
　このように状況に応じた使い分けができる。
　基本的には上記３種類が優先されるが、当然その他の忍法もサーチ可能である。

　二つ目の効果は、反転召喚・特殊召喚に成功した時に忍者をサーチする効果。
　同名カード以外の忍者全てをサーチできる点は優秀であり、【忍者】の中核となる効果である。

　サーチ効果を忍法・忍者のコンボに使用せず、《サンダー・ブレイク》等の手札コスト確保として活用するのも一つの手段である。
　《ヴォルカニック・ロケット》と比較すると、攻撃力が劣りサルベージできないものの、種族・属性のサポートカードはこちらの方が多い。

　ステータスは高く、サーチ効果使用後も無理なくアタッカーとして活躍できる。
　《成金忍者》とはシナジーを形成しており、このカードでサーチした忍法をコストにでき、またこのカードを特殊召喚して忍者をサーチすることでアドバンテージを得られる。

　忍者・忍法をサーチする効果により、【忍者】で活躍するカードである。
　また、このカードと《忍法超変化の術》だけでも除去兼ドラゴン族・海竜族・恐竜族リクルートとして使用できるので、他のデッキに出張させることも考えられる。

《忍者マスターＳＡＳＵＫＥ》を意識したネーミングになっており、ステータスも一致している。
ちなみに、《忍者マスターＳＡＳＵＫＥ》からこのカードの登場までは実に約７年もの時を経ている。

現在唯一の「反転召喚・特殊召喚に成功した」時に効果を発動できるモンスター。

モチーフは伊賀忍者の当主「服部半蔵」だろう。
忍者の代名詞的な存在であり、彼をモチーフとするキャラクターが登場する小説、漫画、ゲームなどが数多く存在する。
こうしたイメージの元になったのは、徳川家康に仕えた二代目半蔵こと「服部正成」であるが、実際に忍者だったのは初代である「服部保長」のみである。
二代目以降の服部半蔵は、配下の伊賀同心200人が忍者であり、自身は幕府に仕える武士だった。