*《&ruby(にんぽう){忍法}; &ruby(ぶんしん){分身};の&ruby(じゅつ){術};/Ninjitsu Art of Duplication》 [#top]
 永続罠
 自分フィールド上の「忍者」と名のついたモンスター1体をリリースして発動できる。
 レベルの合計がリリースしたモンスターのレベル以下となるように
 デッキから「忍者」と名のついたモンスターを
 任意の数だけ表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
 このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを全て破壊する。

 [[EXTRA PACK 2012]]で登場した[[永続罠]]。~
 [[忍者]]を1体[[リリース]]し、[[レベル]]の合計が[[リリース]]した[[忍者]]の[[レベル]]以下になるように任意の数の[[忍者]]を[[リクルート]]する[[効果]]を持つ。~

 最大で5体の[[リクルート]]が可能だが、「[[リリース]]した[[モンスター]]の[[レベル]]以下」という制限から、実際には2体以上を[[リクルート]]するのは難しい。~
 しかし、[[モンスター]]を入れ替えるだけだとしても、[[連続攻撃]]や[[サクリファイス・エスケープ]]等、できる事は多い。~
 [[《成金忍者》]]や[[《覆面忍者ヱビス》]]の[[1ターンに1度]]の[[効果]]を[[発動]]した後、[[《忍者マスター SASUKE》]]や[[《忍者マスター HANZO》]]等の[[アタッカー]]に入れ替わる事も可能。~
 後者であれば[[サーチ]][[効果]]を[[発動]]できるので、[[手札]]に来た[[《忍者マスター HANZO》]]でこちらを[[サーチ]]すれば、間接的に任意の[[忍者]]に変換できる。~
 [[《機甲忍者エアー》]]や[[《機甲忍者フレイム》]]で[[レベル]]を操作した後、また新たな[[忍者]]を呼び出す事で、狙った[[レベル]]の[[エクシーズ召喚]]を行える。~

 [[レベル]]の低い[[リバースモンスター]]を多用する[[《渋い忍者》軸の【忍者】>【忍者】#xa78ed59]]では、[[《青い忍者》]]や[[《赤い忍者》]]を複数[[リクルート]]し、[[リバース効果]]の連打や[[エクシーズ召喚]]に繋げられる。~
 普通の[[デッキ]]では[[エクシーズ召喚]]しづらいが、[[リバースモンスター]]とは相性の良い[[《No.83 ギャラクシー・クィーン》]]の[[エクシーズ召喚]]も視野に入る。~
 また、[[ランク]]1の[[《ゴーストリック・デュラハン》]]を出し、[[《ゴーストリックの駄天使》]]を重ねれば打点強化にもなる。~

 この[[カード]]の難点は、類似した[[発動条件]]を持つ[[忍法]]である[[《忍法 変化の術》]]・[[《忍法 超変化の術》]]と比較した場合の応用力の低さ。~
 [[デッキ]]からしか[[特殊召喚]]できないので、展開目的で[[レベル]]1の[[忍者]]を積んでも[[手札事故]]を招きやすく、これらの[[効果]]にしても[[ランク]]1の[[エクシーズモンスター]]にしても、そこまでの危険を冒してまで行うような利点があるとは言い難い。~
 唯一安定して[[ディスアドバンテージ]]をカバーできる[[《忍者マスター HANZO》]]にしても、[[チェーン]]2以降の[[発動]]だと[[タイミングを逃す]]ため[[サクリファイス・エスケープ]]に使いにくい。~
 現状の[[忍者]]のバリエーションでは、あまり勝手の良い[[カード]]とはいえない。~

-[[《リビングデッドの呼び声》]]等と異なり、[[特殊召喚]]した[[モンスター]]が[[破壊]]された時に[[自壊]]する[[効果]]を持たない。~
このため、[[魔法&罠カードゾーン]]を圧迫する可能性が高いので、注意したい。~
しかし、一方では[[《機甲忍法ゴールド・コンバージョン》]]を[[発動]]しやすくする[[メリット]]とも取れる。~

-[[レベル]]5以上の[[忍者]]を[[リリース]]し、[[《青い忍者》]]と[[《赤い忍者》]]を[[リクルート]]することで、[[モンスターカードゾーン]]を埋め尽くす事ができる。~

-[[忍者]]を[[リリース]]して[[アドバンス召喚]]された[[《The tyrant NEPTUNE》]]は[[レベル]]10の[[忍者]]に出来るため、この[[カード]]の旨味を存分に発揮できる。~
[[《機甲忍者アース》]]は[[手札]]から[[特殊召喚]]できるため、狙える状況は少なくないだろう。

-[[忍法]]でしか[[特殊召喚]]できない[[《白竜の忍者》]]を[[特殊召喚]]できる、数少ない[[カード]]。~
しかし、[[特殊召喚]]するために必要な[[レベル]]7以上の[[忍者]]は、[[《白竜の忍者》]]と[[《黄昏の忍者将軍−ゲツガ》]]しか存在しない。~

-[[英語名]]の「Duplication」は「複製」という意味。~

-元々は、海外版[[Order of Chaos]]で追加された10種の海外新規[[カード]]の内の1枚である。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[忍法]]
-[[忍者]]

-[[《水精鱗−オーケアビス》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《忍者マスター HANZO》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]


**収録パック等 [#pack]
-[[EXTRA PACK 2012]] EP12-JP040 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#faq]
Q:[[リリース]]した[[モンスター]]の[[レベル]]が[[カードの効果]]で変化していた場合、[[フィールド]]上と[[墓地]]のどちらにおける[[レベル]]を参照しますか?~
A:[[フィールド]]上で変化していた[[レベル]]を参照します。(12/10/13)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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