忍法(にんぽう) 分身(ぶんしん)(じゅつ)/Ninjitsu Art of Duplication》

永続罠
自分フィールド上の「忍者」と名のついたモンスター1体をリリースして発動できる。
レベルの合計がリリースしたモンスターのレベル以下となるように
デッキから「忍者」と名のついたモンスターを
任意の数だけ表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを全て破壊する。

 EXTRA PACK 2012で登場した永続罠
 忍者を1体リリースし、レベルの合計がリリースした忍者レベル以下になるように任意の数の忍者リクルートする効果を持つ。

 忍者モンスターレベルの幅が狭いカテゴリなので、任意の数がリクルートできるとはいえ、その数は知れている。
 しかし、単純な連続攻撃をしかけたり、サクリファイス・エスケープをしかけたりと、できる事は多い。
 《成金忍者》《覆面忍者ヱビス》の1ターンに1度しか使えない効果を活用した後、《忍者マスター SASUKE》《忍者マスター HANZO》等のアタッカーに入れ替わる事も可能。
 後者であればサーチ効果発動できるので、手札に来た《忍者マスター HANZO》でこちらをサーチすれば、間接的に任意の忍者に変換できる。
 《機甲忍者エアー》《機甲忍者フレイム》レベルを操作した後、また新たな忍者を呼び出す事で、狙ったレベルエクシーズ召喚を行える。

 この他、レベルの低いリバース効果モンスターを多用する《渋い忍者》軸の【忍者】での採用も見込める。
 《青い忍者》《赤い忍者》は手軽に3体リクルートでき、そこからリバース効果の連打やエクシーズ召喚が狙える。
 普通のデッキではエクシーズ召喚しづらいが、リバース効果モンスターとは相性の良い《No.83 ギャラクシー・クィーン》エクシーズ召喚も視野に入るだろう。

 問題は同じ忍者を消費する《忍法 超変化の術》《忍法 変化の術》と比較した応用力の低さ。
 デッキからしか特殊召喚できないので、展開目的でレベル1の忍者を積んでも手札事故を招きやすく、これらの効果にしてもランク1のエクシーズモンスターにしても、そこまでの危険を冒してまで行うような利点があるとは言い難い。
 唯一安定してディスアドバンテージをカバーできる《忍者マスター HANZO》にしても、チェーン2以降の発動だとタイミングを逃すためサクリファイス・エスケープに使いにくい。
 現状の忍者のバリエーションでは、あまり勝手の良いカードとはいえない。

関連カード

イラスト関連

収録パック等

FAQ

Q:リリースしたモンスターレベルカードの効果で変化していた場合、フィールド上と墓地のどちらにおけるレベルを参照しますか?
A:フィールド上で変化していたレベルを参照します。(12/10/13)