*《&ruby(にんぽう){忍法}; &ruby(へんげ){変化};の&ruby(じゅつ){術};/Ninjitsu Art of Transformation》 [#top]
 永続罠
 (1):自分フィールドの表側表示の「忍者」モンスター1体をリリースしてこのカードを発動できる。
 リリースしたモンスターのレベル+3以下のレベルを持つ
 獣族・鳥獣族・昆虫族モンスター1体を、手札・デッキから特殊召喚する。
 このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。 

 [[天空の聖域]]で登場した[[永続罠]]。~
 [[忍者]]を[[リリース]]して[[発動]]し、[[獣族]]・[[鳥獣族]]・[[昆虫族]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ。~

 [[レベル]]4の「[[忍者]]」を[[リリース]]すれば、[[レベル]]7以下の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できる。~
 [[《忍者マスター HANZO》]]ならば[[ディスアドバンテージ]]が発生せず、[[《機甲忍者フレイム》]]及び[[《機甲忍者アース》]]は[[レベル]]8までに対応、[[《黄昏の忍者将軍−ゲツガ》]]なら[[レベル]]11まで対応する。~

 [[サクリファイス・エスケープ]]に用いる事も可能だが、[[忍者]]の[[ステータス]]自体は低めなので注意。~
 [[魔法・罠除去]]も弱点とするので、対策を講じたい。~

-以下のような[[モンスター]]が[[リクルート]]候補になる。~
--[[獣族]]~
---[[除去]][[効果]]を持つ[[《黒竜の忍者》]]。~
---[[《レスキューキャット》]]から更に[[シンクロ素材]]・[[エクシーズ素材]]を[[リクルート]]する。~
---[[鳥獣族]]・[[昆虫族]]を多めに採用するなら[[《森の聖獣 アルパカリブ》]]で一度に[[耐性]]を与える事も出来る。~
---[[《針三千本》]]は高い[[攻撃力]]を有しているため、純粋な[[アタッカー]]として運用できる。~
---[[《森の番人グリーン・バブーン》]]は[[自己再生]][[効果]]を持つので[[破壊]]されても損失になりにくい。~
---変わった所では[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]の[[リクルート]]手段としても使える。~
---[[相手]]の[[蘇生]][[カード]]等に[[チェーン]]して[[《王虎ワンフー》]]を[[リクルート]]することで[[除去]]を狙える。~

--[[鳥獣族]]~
---[[《赤竜の忍者》]]を運用する際には主な[[特殊召喚]]手段になり得る。~
---[[《ダーク・ネフティス》]]も候補になる。~
---[[《トラファスフィア》]]は[[耐性]]によってこの[[カード]]による[[自壊]]を回避できる。~
---比較的高い影響力を持つ[[《霞の谷の巨神鳥》]]も優秀であり、[[【霞の谷】]]では貴重な[[特殊召喚]]手段となる。~
---[[《ダーク・シムルグ》]]は構築次第では[[特殊召喚]][[コスト]]を[[忍者]]のみで賄える。~
---[[《炎王神獣 ガルドニクス》]]や[[《ネフティスの鳳凰神》]]は[[《炎王の急襲》]]でも手軽に[[リクルート]]できるが、こちらは[[手札]]からも[[特殊召喚]]可能。~
---[[下級モンスター]]では[[フィールド]]のこの[[カード]]を回収できる[[《霞の谷のファルコン》]]や[[《BF−精鋭のゼピュロス》]]が扱いやすい。~
---[[リクルート]]可能な[[チューナー]]の中では[[《BF−弔風のデス》]]が特に[[汎用性]]が高い。~
---[[《聖鳥クレイン》]]は損失を即座にカバーできる。~

--[[昆虫族]]~
---[[《トリオンの蟲惑魔》]]ならば損失を即座にカバーできる。~
---[[アルティメット・インセクト]]は[[風属性]]であり、[[《忍者マスター HANZO》]]が[[闇属性]]であるため、[[《ダーク・シムルグ》]]の[[特殊召喚]]も容易。~
---[[《究極変異態・インセクト女王》]]は打点が高く、うまく[[効果]]を活かせれば[[自壊]]の回避も可能。~

-[[効果発動時]]に[[忍者]]を[[リリース]]し、[[効果処理時]]に、[[特殊召喚]]する[[モンスター]]を選択する。~
このため、[[発動]]したタイミングでは何を[[リクルート]]するか[[相手]]は判断できない。~
また[[永続罠]]ではあるが、複数回[[効果]]を発揮できる訳ではない。~

--[[EXTREME VICTORY]]以前は[[忍者]]には[[下級モンスター]]しかおらず、[[レベル]]8以上の[[モンスター]]を出すには[[レベル]]を上昇させる必要があった。~
とは言え、[[シンクロモンスター]]の登場に伴い[[《シンクロ・ヒーロー》]]・[[《騒々虫》]]・[[《ギブ&テイク》]]など[[レベル]]を上げる[[カード]]が増えたお陰で[[レベル]]8以上の[[モンスター]]に化けることは十分に可能であり、多少の手間をかけても出す価値のある[[モンスター]]もいた。~
特に[[《地縛神 Aslla piscu》]]の場合、この[[カード]]が[[フィールド]]を離れて[[破壊された]]時に、[[相手]]の[[モンスターゾーン]]への[[全体除去]][[効果]]が[[発動]]するため損失が少ない。~
ただし[[フィールド魔法]]がない状態だと自身の[[効果]]で[[自壊]]し、その場合だと[[効果]]は[[発動]]しない。~

--第5期以前では、[[《レベル変換実験室》]]を使用することでしか[[レベル]]8に化ける事ができなかった。~
おまけに、この方法は成功[[確率]]が3分の1でさらに[[リリース]]が必要となってしまう。~
現在は他に手が幾つかある事を鑑みると、この[[カード]]は[[カード]]プール増強の恩恵を大きく受けた1枚と言えるだろう。

-[[レベル]]は、[[リリース]]した時点のものを参照する。~

-忍術の中に、虫や獣を使う「虫獣遁の術」というものが存在する。~
この[[カード]]が[[獣族]]・[[鳥獣族]]・[[昆虫族]]に化けるのはこの辺が由来しているのだろうか。~
ただ「〜〜遁の術」などに始まる隠遁の術は、本来は逃走用や身を隠すために使うものであり、総じて[[攻撃]]用の術ではない。~
このため、逃避用の術でありながら術者が[[墓地]]へ行く事になるが、一方で創作作品での「変化の術」は文字通り術者が変化して戦うものも存在するので、純粋な変身と解釈するなら[[墓地]]へ行くのはおかしくはない。~

//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
「がんばれゴエモン」シリーズにて[[ヤエちゃん>《女忍者ヤエ》]]が人魚に変化したのが由来で[[イラスト]]になったものと思われる。~
ただし、現在のところ該当する[[種族]]ではこの[[カード]]で人魚にはなれない。~
なお、人魚のような姿の[[モンスター]]は[[海竜族]]にも居るため、[[《忍法 超変化の術》]]ならば人魚変化が可能であると言える。

**関連カード [#card]
-[[忍法]]
-[[忍者]]

-[[《忍法 超変化の術》]]
-[[《Ninjitsu Art of Mirage-Transformation》]]
-[[《忍法 妖変化の術》]]

-[[《孵化》]]
-[[《突然変異》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《女忍者ヤエ》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【忍者】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[天空の聖域]] 308-052
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP164
-[[ストラクチャーデッキ−烈風の覇者−]] SD8-JP035
-[[アドバンスド・トーナメントパック2015 Vol.4]] AT12-JP009

**FAQ [#faq]
Q:何らかの[[カードの効果]]で[[レベル]]が変化している状態の[[忍者]][[モンスター]]を[[生け贄に捧げる]]場合、その変化した[[レベル]]の数値を参照しますか?~
A:はい、[[フィールド]]上で変化している[[レベル]]を参照にします。(09/03/22)

Q:この[[カード]]を[[発動]]した後に、[[特殊召喚]]した[[モンスター]]が[[破壊]]された時、この[[カード]]も一緒に[[破壊]]されますか?~
A:いいえ、[[破壊]]されません。~
  意味のない[[カード]]として[[フィールド]]上に残り続けます。

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