永続罠 自分フィールド上に表側表示で存在する 「忍者」という名のついたモンスター1体を生け贄に捧げて発動する。 選択したカードのレベル+3以下の 獣族・鳥獣族・昆虫族のいずれかのモンスター1体を 手札またはデッキから自分フィールド上に特殊召喚する。 このカードが自分フィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
天空の聖域で登場した永続罠。
忍者のサポートカードであり、獣族・鳥獣族・昆虫族を特殊召喚する。
レベル4の「忍者」を生け贄にすれば、レベル7以下のモンスターを特殊召喚できる。
また、高レベルの大型モンスターを墓地に送り込むことにも一役買い、蘇生カードで使い回すこともできる。
1枚のカードを消費するので、特殊召喚後は確実に相手モンスターを戦闘で破壊してディスアドバンテージを回避したい。
サクリファイス・エスケープに用いる事も可能だが忍者のステータス自体は低めなので注意。
また、生け贄を「忍者」に、特殊召喚対象を獣族・鳥獣族・昆虫族に限定している点はデッキ構築に難題をふっかける。
《サイクロン》や《砂塵の大竜巻》・《王宮のお触れ》等、天敵が多いのも難点。
使いづらいカードではあるが、忍者や、特殊召喚先の充実で使い勝手は大きく改善されている。
《機甲忍者フレイム》・《機甲忍者アース》はレベル8までに対応するので自壊から魔法・罠除去および蘇生に繋がる《ネフティスの鳳凰神》、特殊召喚時点でアドバンテージの損失を回復できる《ダーク・ネフティス》を利用できる。
《忍者マスター HANZO》ならばディスアドバンテージも発生しない。
特殊召喚先だが獣族・昆虫族は種族間のつながりやサポートカードの関係で相性の良いものは少なく、レベル5以上のモンスターでは《ブレイン・クラッシャー》が奇襲性を活かせる程度。
有用なものの殆どは鳥獣族に偏っている。
自壊を回避できる《トラファスフィア》、同じく1度無効とする事で自壊を防げ、自己特殊召喚能力ももつ《神禽王アレクトール》、高い影響力を持ち構成次第で2種の特殊召喚効果も活かせる《ダーク・シムルグ》等があげられる。
【霞の谷】では特殊召喚手段の少ない《霞の谷の巨神鳥》をリクルートしてロックに徹するのも手である。
下級モンスターではモンスターが離れた後も無意味に残るこのカードを再利用できる《霞の谷のファルコン》も有効。
同様に《BF−精鋭のゼピュロス》も相性が良く、これらはリリースする忍者とあわせ《ダーク・シムルグ》の特殊召喚にも利用できる。
《忍法 超変化の術》等も回収でき、回収した罠カードは《成金忍者》の手札コストにも利用できる。
《忍法 超変化の術》との組み合わせはどちらも忍者を失うため安定しないように思えるが、実際は《成金忍者》の手札コストになる上に、チェーン発動する事でディスアドバンテージを軽減できるため相性は悪くない。
このほか《聖鳥クレイン》も損失を即座にカバーできるが、単体での性能に難があるのでカオスに対応する点などを活かしたい。
蘇生カードなどにチェーンして《王虎ワンフー》をリクルートするのも有効である。
メタカードとしての性能は高く、また先述の《ダーク・シムルグ》展開時ならば非常に大きな影響力を発揮できる。
―イラスト関連
Q:何らかのカードの効果でレベルが変化している状態の忍者モンスターを生け贄に捧げる場合、その変化したレベルの数値を参照しますか?
A:はい、フィールド上で変化しているレベルを参照にします。(09/03/22)
Q:このカードを発動した後に、特殊召喚したモンスターが破壊された時、このカードも一緒に破壊されますか?
A:いいえ、破壊されません。
意味のないカードとしてフィールド上に残り続けます。