永続罠 (1):自分フィールドの表側表示の「忍者」モンスター1体をリリースしてこのカードを発動できる。 リリースしたモンスターのレベル+3以下のレベルを持つ 獣族・鳥獣族・昆虫族モンスター1体を、手札・デッキから特殊召喚する。 このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
天空の聖域で登場した永続罠。
忍者のサポートカードであり、獣族・鳥獣族・昆虫族を特殊召喚する。
レベル4の「忍者」をリリースすればレベル7以下のモンスターを特殊召喚できる。
《忍者マスター HANZO》ならばディスアドバンテージが発生せず、《機甲忍者フレイム》・《機甲忍者アース》はレベル8までに対応する。
しかし、リリース対象を「忍者」に、特殊召喚対象を獣族・鳥獣族・昆虫族に限定している点はデッキ構築に難題をふっかける。
1枚のカードを消費するので、特殊召喚先は十分に吟味する必要がある。
除去効果を持つ《赤竜の忍者》や《ダーク・ネフティス》の他、耐性を持つ《トラファスフィア》はこのカードによる自壊を回避できる。
比較的高い影響力を持つ《霞の谷の巨神鳥》も優秀であり、【霞の谷】では貴重な特殊召喚手段となる。
獣族では《針三千本》が高い攻撃力を有しているため、純粋なアタッカーとして運用できる。
また、《ダーク・シムルグ》や《森の番人グリーン・バブーン》等、自己再生効果を持つモンスターならば破壊されても損失になりにくい。
特に前者は構築次第では特殊召喚コストを忍者のみで賄える。
《炎王神獣 ガルドニクス》や《ネフティスの鳳凰神》は《炎王の急襲》でも手軽にリクルートできるが、こちらは手札からも特殊召喚可能。
下級モンスターにはフィールドのこのカードを回収できる《霞の谷のファルコン》や《BF−精鋭のゼピュロス》が扱いやすい。
《聖鳥クレイン》や《トリオンの蟲惑魔》ならば損失を即座にカバーでき、変わった所では《宝玉獣 サファイア・ペガサス》のリクルート手段としても使える。
相手の蘇生カード等にチェーンして《王虎ワンフー》や《ナチュル・アントジョー》をリクルートするのも有効である。
前者はアルティメット・インセクトと共に【アルティメット王虎】に組み込むことで大きな活躍を期待できる。
アルティメット・インセクトが風属性、《忍者マスター HANZO》が闇属性であるため、《ダーク・シムルグ》の特殊召喚も容易。
サクリファイス・エスケープに用いる事も可能だが忍者のステータス自体は低めなので注意。
永続罠故に《サイクロン》や《砂塵の大竜巻》・《王宮のお触れ》等、天敵が多いのも難点。
―イラスト関連
Q:何らかのカードの効果でレベルが変化している状態の忍者モンスターを生け贄に捧げる場合、その変化したレベルの数値を参照しますか?
A:はい、フィールド上で変化しているレベルを参照にします。(09/03/22)
Q:このカードを発動した後に、特殊召喚したモンスターが破壊された時、このカードも一緒に破壊されますか?
A:いいえ、破壊されません。
意味のないカードとしてフィールド上に残り続けます。