通常罠 相手がモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動する事ができる。 そのモンスターはフィールド上に表側表示で存在する限り、元々の攻撃力が半分になる。
ユニオンの降臨で登場した、標的のモンスターの攻撃力を半分にする召喚反応型罠カード。
他の《落とし穴》シリーズとは異なりステータスに干渉する。
基本は相手のモンスターを1:1交換で除去できる《落とし穴》や《奈落の落とし穴》でこと足りる。
一応、《ビクトリー・バイパー XX03》や《KA−2 デス・シザース》など、「モンスターを戦闘破壊したとき」に効果を発動するモンスターへの補助として使うこともできる。
が、その目的なら発動タイミングが指定されていない《収縮》・《突進》・《鎖付き爆弾》の方が有益。
しかし、《収縮》とは異なり単体弱体化効果が継続するため、《裁きの龍》、《氷結界の龍 ブリューナク》など、伏せカードを除去する効果を有するモンスターらに対して使えば、その後の戦闘破壊を狙いたい場合などに役立つだろう。
さらに、《奈落の落とし穴》同様対象を指定する効果ではないため、《メンタルスフィア・デーモン》などの対象耐性をもつモンスターへも有効であったり、他の多くの落とし穴とは違い、「破壊する」効果を含まないため、《スターダスト・ドラゴン》に対しても問題なく効果が適用されたりする。
総じて、現在流行しているシンクロモンスターや、広範囲の破壊効果をもったモンスターにとっては、意外と厄介な罠カードであるといえる。
―落とし穴シリーズ
Q:このカードで攻撃力を下げられたモンスターを《月読命》や《月の書》などで一度裏側表示にして再度反転召喚した場合、攻撃力は元に戻りますか?
A:戻ります。
Q:《ワイトキング》(攻撃力2000)の召喚時に発動しました。
攻撃力1000にした後、さらにもう1体《ワイト》を墓地に増やされました。攻撃力はどうなりますか?
A:この場合、再度計算しなおします。
まず、計3体が墓地に存在しているので「3×1000=3000」、さらにそれを半分にするので「3000÷2=1500」で攻撃力は1500となります。(08/07/15)