通常罠 相手がモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動する事ができる。 そのモンスターはフィールド上に表側表示で存在する限り、元々の攻撃力が半分になる。
ユニオンの降臨で登場した通常罠。
召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した相手モンスターの元々の攻撃力を半分にする効果を持つ。
戦闘破壊をトリガーとするカードのサポートを行えるが、発動タイミングが指定されていない《収縮》などのほうが汎用性が高い。
迎撃に使えないため、ディスアドバンテージを直接カバーできない点はもちろん、その後のシンクロ召喚・エクシーズ召喚などを防げない点も評価を下げる。
展開力に優れたデッキならばターン中に、そうでないデッキも罠カードなどで返しの戦闘破壊を阻まれ立て直されてしまうリスクがある。
エクシーズモンスターなどに対して発動できればそのようなリスクはないが、これらの持つ強力な効果を止められず、後出しも効かないため《強制脱出装置》などより扱いにくい。
同じトリガーで対象をとる(指定する)効果への耐性をもつものを直接排除できる《奈落の落とし穴》・《激流葬》も存在している。
これらと違い《スターダスト・ドラゴン》などの破壊耐性持ちに対しても有効ではあるが、シンクロ素材などが並ぶ段階で上記カードで対応できることがほとんど。
両方に同時に耐性をもったものが、他のモンスターを足がかりにせず展開されるような事は少ないため、単純に汎用性の高い対象をとらない破壊カードと破壊を経由しない対象をとるカードを混合させているだけでもある程度は対応できる。
一応落とし穴の中では、発動可能なタイミングが最も広いのだが、上記の欠点から《トリオンの蟲惑魔》から優先してサーチしたい状況が非常に限定される。
《カズーラの蟲惑魔》のトリガーにはなるが、通常召喚したあちらを戦闘破壊から守るには弱体化の数値が十分ではなく、蟲惑魔の入れ替えにカード・アドバンテージを失う形になりやすい。
続くエクシーズ召喚などでリクルートしたものごと除去されるリスクもある。
採用する利点がないわけではないが、現状では他の落とし穴や耐性持ち対策のカードよりも優先度が低い点は否めない。
Q:このカードで攻撃力を下げられたモンスターを《月読命》や《月の書》などで一度裏側表示にして再度反転召喚した場合、攻撃力は元に戻りますか?
A:戻ります。
Q:変化した数値は元々の攻撃力として扱いますか?
A:はい、元々の攻撃力として扱います。(15/01/10)
Q:《ワイトキング》(攻撃力2000)の召喚時に発動しました。
攻撃力1000にした後、墓地の《ワイト》が1体増えました。
攻撃力はどうなりますか?
A:この場合、再度計算しなおします。
まず、計3体が墓地に存在しているので「3×1000=3000」、さらにそれを半分にするので「3000÷2=1500」で攻撃力は1500となります。(08/07/15)
Q:対象を取る効果ですか?
A:いいえ、対象を取らない効果です。
Q:このカードの効果が適用されているモンスターに《進化する人類》を装備した場合、攻撃力はどうなりますか?
A:《進化する人類》の効果で変化した元々の攻撃力を半分にした数値になります。(14/12/29)