*《&ruby(はおうじょう){覇王城};》 [#top]
 フィールド魔法
 (1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
 自分は「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる融合モンスターを
 「ダーク・フュージョン」の効果以外でも融合召喚できる。
 (2):1ターンに1度、自分の悪魔族モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に、
 デッキ・EXデッキから「E−HERO」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
 その自分のモンスターの攻撃力はターン終了時まで、
 墓地へ送ったモンスターのレベル×200アップする。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://youtu.be/QM0HOuGuX9I
// https://i.imgur.com/Gf79Ljt.png

 [[デュエリストパック−レジェンドデュエリスト編5−]]で登場する[[フィールド魔法]]。~
 [[《ダーク・フュージョン》]]の[[効果]]のみで[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]を他の方法で[[融合召喚]]できるようにする[[効果]]、[[ダメージ計算時]]に[[E−HERO]]を[[デッキ]]・[[エクストラデッキ]]から[[墓地へ送る]]ことで[[悪魔族]]を[[強化]]する[[効果]]を持つ。~

 (1)は[[《ダーク・フュージョン》]]でしか[[特殊召喚]]できない[[モンスター]]を他の方法で[[融合召喚]]できるようにする[[効果]]。~
 [[対象]]となるのは[[E−HERO]]のみであり、元から[[《ダーク・フュージョン》]]・[[《ダーク・コーリング》]]である程度[[融合召喚]]できる。~
 この[[効果]]を見込んで[[融合召喚]]手段を増やしすぎると、来なかった場合の[[事故]]性が高まるため、[[融合召喚]]手段を入れるにしてもよく考えたい。~
//[[融合素材]][[縛り]]がゆるく[[【E−HERO】]]でも比較的並べやすい[[《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》]]や、[[融合素材代用モンスター]]を採用する場合は[[召喚獣]]なども保険になり得るだろう。~
//闇属性ばっかりではないし、後半もE・HEROでよくないか
 [[エクストラデッキ]]の圧迫も鑑みれば、[[属性]]指定の[[E・HERO]][[融合モンスター]]や、[[《V・HERO アドレイション》]]などこの[[カード]]が来なくても[[融合召喚]]できる[[モンスター]]を加えた上で、[[サーチ]]手段の多い[[《融合》]]や[[《死魂融合》]]を加えるくらいか。~
//基本的に2体融合を行うE−HEROで、トリニティは重すぎると思う
//[[リンクマーカー]]状況にもよるが、[[融合素材]]を[[蘇生]]して[[《X・HERO ワンダー・ドライバー》]]等に繋げられる[[《超越融合》]]も悪くない。~
//融合素材をフィールドに出さねばならず、重い
 また、[[速攻魔法]]や[[罠カード]]の[[融合召喚]]手段が使えるため、[[《E−HERO マリシャス・デビル》]]を[[相手]][[バトルフェイズ]]中に[[融合召喚]]し、[[攻撃]]を強制することも狙える。~
 [[《超融合》]]で[[相手]]の[[レベル]]5以上または[[岩石族]]を奪い[[融合召喚]]ことも可能になる。~
 その場合は[[壊獣]]などで[[相手]][[モンスター]]を用意するといいだろう。~
//[[《超融合》]]で[[相手]]の[[レベル]]5以上または[[岩石族]]を奪い[[融合召喚]]ことも可能になる。~
//その場合は[[壊獣]]などで[[相手]][[モンスター]]を用意するといいだろう。~
//相手モンスターリリースできることを考えても手札融合の方が良い

 (2)は[[ダメージ計算時]]の[[悪魔族]]の[[強化]]+[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]。~
 [[強化]]値は[[レベル]]に依存し、[[エクストラデッキ]]からでも[[墓地]]に送れるため、大幅な[[強化]]を見込める。~
 [[強化]]の最大値は[[レベル]]8を[[墓地へ送った]]場合の1600となる。~
 [[墓地]]で[[効果]]を発揮する[[《E−HERO シニスター・ネクロム》]]でも1000の[[強化]]となり、それ以外でも[[《ダーク・コーリング》]]で[[融合素材]]にできるため、[[強化]]と[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を両立させやすい。~
 [[強化]]の最大値は[[レベル]]8を[[墓地へ送った]]場合の1600となり、[[墓地]]で[[効果]]を発揮する[[《E−HERO シニスター・ネクロム》]]でも1000、[[レベル]]4[[E−HERO]]でも800と、それなりの[[強化]]を得られる。~
//800を引き合いに出した意味は?
//「ヘルブラ以外は何送ってもそれなりに強化出来るよ」って話をしたかった、ネクロムもデビルもデッキにない時とか、融合よりも下級送った方がデッキ圧縮としては美味しいし
 [[攻撃力]]3500の[[《E−HERO マリシャス・デビル》]]を[[墓地]]に送れば、高[[攻撃力]]の[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]にも繋げやすい。~
 強化は[[ターン]]終了時まで続くため、[[2回攻撃]]を付与できる[[《E−HERO ヘル・ゲイナー》]]との相性にも優れる。~

 [[E−HERO]][[融合モンスター]]では、[[攻撃力]]の低さが課題だった[[《E−HERO インフェルノ・ウィング》]]や[[《E−HERO ワイルド・サイクロン》]]の補助にも使える。~
 これらの[[融合素材]]を[[墓地へ送れない>墓地へ送る]]のは残念だが、[[エクストラデッキ]]に[[レベル]]8[[E−HERO]]を採用しておけば[[戦闘]]補助としては十分機能する。~
//よって、これら[[E・HERO]]を[[融合素材]]とするものと、同パックで登場した[[E−HERO]]とのバランスには注意が必要となる。~
//もっとも、[[《E−HERO シニスター・ネクロム》]]等を用いる場合でも、選択肢の少なさから[[E−HERO]]のみでの[[メインデッキ]]構築は困難なため、さほど気にすることではないだろう。~
//HERO入れる場合も優先されるのはエアーマンとかヴァイオンとかで、融合素材として以外にシナジーのない通常モンスターなんてまず入らないので
//別に融合素材を墓地へ送れなくともEXデッキのカード利用して最大1600強化できる時点で相性自体は良いでしょ。融合素材を墓地へ送れるやつほどではないにせよ
 [[融合召喚]]できないものを(2)の[[強化]]のために[[エクストラデッキ]]から[[墓地へ送る]]ことで[[戦闘]]補助としては機能する。~

 強化対象は[[悪魔族]]全般であるため、[[エクストラデッキ]]の枠は大きく喰う事になるが、[[レベル]]8[[E−HERO]][[融合モンスター]]を投入しておく事で、[[戦闘]]補助を目当てに通常の[[【悪魔族】]]に投入出来なくもない。~
 [[悪魔族]]を[[強化]]できるため、[[エクストラデッキ]]に[[レベル]]8[[E−HERO]][[融合モンスター]]を投入して他の[[【悪魔族】]]で使うことも考えられる。~

-[[《融合》]]に[[チェーン]]された[[《サイクロン》]]でこの[[カード]]が[[破壊]]された場合、[[《融合》]]の[[効果処理時]]にこの[[カード]]の(1)は[[適用]]されない状態となる。~
この際の処理については[[融合素材]]がなくなった場合の[[《融合》]]と同様で、その時点で出せる[[融合モンスター]]を出さねばならない。~
//その場合、[[融合召喚]]可能な[[モンスター]]がいるならば、(たとえ出したくなくとも)その[[モンスター]]を[[融合召喚]]しなければならない。~
//いない場合はそれを申告して[[不発]]処理となるが、[[相手]]がその申告を信じない場合はジャッジや第三者を呼んで証明する、自発的に[[手札]]と[[エクストラデッキ]]を[[公開]]して信じてもらう、など少々面倒な事態になりかねない。~
この点はこの[[カード]]の[[発動]]に[[チェーン]]されて[[除去]]される危険性も含めて、[[《超融合》]]を用いる事で対策できるが、[[フィールド]]に[[融合素材]]を並べる手間がある。~

-あくまで[[融合モンスター]]側の[[《ダーク・フュージョン》]]でしか出せない縛りを無視する[[効果]]である。~
[[《パワー・ボンド》]]等の[[魔法カード]]側で出せるものを指定している場合は無視できない。~

-(2)の[[効果]]は[[1ターンに1度]]の制限は付いているものの、[[同名カード]]内での縛りではない。~
[[《メタバース》]]等で[[バトルフェイズ]]中に張り替えれば、[[《E−HERO ヘル・ゲイナー》]]による[[2回攻撃]]等で複数回[[適用]]することが可能。~

-この[[カード]]が存在するときに、[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で[[E−HERO]][[融合素材]][[モンスター]]を[[墓地]]に送ったり、この[[カード]]が存在しなくなった場合に2[[ターン]]後、[[E−HERO]][[融合モンスター]]を[[特殊召喚]]できるのかは裁定待ち。~

-原作・アニメにおいて―~
「覇王城」とは、アニメGXにおいて[[E−HERO]]を使用する覇王十代の居城である。~
最上階に覇王十代、内部に幹部達が控え、城下には覇王軍の[[モンスター]]達が集うという構図になっている。~
最初は怒りに燃えるジムがオブライエンと共に正面から乗り込み、城門前で覇王十代と[[デュエル]]を行った。~
その後オブライエン、エド、ヘルカイザー亮の3人が覇王軍の軍勢が出払った隙を突いて空から潜入し、オブライエンが最上階で覇王十代との決戦[[デュエル]]を行った。~

--アニメGXにおいては、[[《超融合》]]を用いて[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]・[[《E−HERO マリシャス・デビル》]]を[[融合召喚]]する場面があった。~
[[OCG]]では長らく不可能であったが、この[[カード]]の登場により原作再現が可能となった。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[E−HERO]]

-[[《ダーク・フュージョン》]]

―《覇王城》が見られる[[カード]]
-[[《E−HERO アダスター・ゴールド》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[デュエリストパック−レジェンドデュエリスト編5−]] DP22-JP015

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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