*《&ruby(はどうりゅうきし){波動竜騎士}; ドラゴエクィテス/Dragon Knight Draco-Equiste》 [#e69fbc70]
//Dragon Knight Draco-Equitesは誤りです
 融合・効果モンスター
 星10/風属性/ドラゴン族/攻3200/守2000
 ドラゴン族シンクロモンスター+戦士族モンスター
 このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
 1ターンに1度、墓地に存在するドラゴン族のシンクロモンスター1体をゲームから除外し、
 エンドフェイズ時までそのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る事ができる。
 また、このカードがフィールド上に表側攻撃表示で存在する限り、
 相手のカードの効果によって発生する自分への効果ダメージは代わりに相手が受ける。
//英語名 ttp://www.yugioh-card.com/en/products/tin-2010w1-DKD.html

 [[DUELIST REVOLUTION]]で登場した[[風属性]]・[[ドラゴン族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[墓地]]に存在する[[ドラゴン族]]の[[シンクロモンスター]]を[[除外]]して[[効果]]をコピーする[[起動効果]]と、[[効果ダメージ]]を[[相手]]にはね返す[[永続効果]]を持つ。~

 [[シンクロモンスター]]は必要だが、[[融合素材]]の[[縛り]]は比較的緩い[[モンスター]]である。~
 [[ドラゴン族]][[シンクロモンスター]]・[[戦士族]][[モンスター]]は共に採用率・存在率が高いため、どちらを中心とした[[デッキ]]でも狙いやすい。~
 とは言え、[[シンクロ召喚]]を行ってから更に[[融合召喚]]を行うのは[[手札]]消費が激しいため、なるべく[[《ミラクルシンクロフュージョン》]]や[[《龍の鏡》]]・[[《超融合》]]等での[[融合召喚]]を狙いたい。~

 [[《超融合》]]を採用すれば、[[戦士族]]中心の[[デッキ]]に[[シンクロ召喚]]ギミックへの[[メタ]]要素が備わる。~
 [[シンクロ召喚]]の性質から他の[[種族]]への切り替えで対策はできるが、15枚の中での選択肢を抑制するだけでも影響は大きく、[[【ドラグニティ】]]等には特に有効となる。~
 逆に[[シンクロ召喚]]ギミックを[[戦士族]]の[[メタ]]にもできるが、そのために[[シンクロ召喚]]と[[手札コスト]]を払うのはよほどの[[相手]]でなければ割に合わず、工夫が求められる。~
 [[《正義の味方 カイバーマン》]]も[[ドラゴン族]]と縁の深い[[戦士族]]であり、[[《伝説の白石》]]から[[シンクロ召喚]]した[[モンスター]]との[[融合]]が可能。~
 [[《ユーフォロイド・ファイター》]]や[[《E・HERO ネオス・ナイト》]]は[[ステータス]]を左右されるために素材の[[戦士族]][[モンスター]]の取捨選択を迫られるが、固定値であるこのカードにその心配はない。

 [[《超融合》]]を多用する[[【E・HERO】]]においては、[[融合召喚]]の選択肢が増えることだろう。~
 だが、指定の緩い[[E・HERO]]の[[融合モンスター]]と比較すると、こちらは[[ドラゴン族]][[シンクロモンスター]]以外には対応できないため、広い目で見ると前者を[[積む]]よりも対象の範囲が狭い。~
 基本的に[[【E・HERO】]]ならば[[属性]][[融合モンスター]]は積み込まれるため、[[エクストラデッキ]]に1枚だけ忍ばせておく程度が無難である。~
 [[《デブリ・ドラゴン》]]を採用するタイプならば、自ら[[ドラゴン族]][[シンクロモンスター]]を展開するためうまく活用できるだろう。~
 また、[[相手]]の[[デッキ]]によっては、[[相手]]の[[モンスター]]だけを[[融合素材]]にする事も可能。~

 [[ドラゴン族]][[シンクロモンスター]]の[[効果]]をコピーすることができるが、[[《ミラクルシンクロフュージョン》]]や[[《龍の鏡》]]を用いる場合は[[融合素材]]が[[除外]]されてしまうため都合が悪い。~
 また、頻繁に使用される[[シンクロモンスター]]である[[《スターダスト・ドラゴン》]]・[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]はコピーしても恩恵が少ない。~
 なるべくなら[[除去]][[効果]]を持つ[[《ダークエンド・ドラゴン》]]・[[《スクラップ・ドラゴン》]]・[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]・[[《インフェルニティ・デス・ドラゴン》]]のコピーを狙いたい。~
 [[相手]]の[[墓地]]に存在する[[ドラゴン族]][[シンクロモンスター]]を[[除外]]することも可能なので、狙えるなら[[相手]]の[[墓地]]を掃除しつつ使いたい。~
 ただし、[[相手]]がどの[[ドラゴン族]][[シンクロモンスター]]を使用するのかは不確定なため、[[効果]]はおまけと割り切るか、[[自分]]の[[墓地]]にも選択肢は用意しておくべきとなる。~
 [[自分]]の[[墓地]]からコピーする場合、[[除外]]した[[シンクロモンスター]]を[[《D・D・R》]]や[[《闇次元の解放》]]によって[[帰還]]させる戦術も有効である。~
 [[シンクロモンスター]]限定かつ1[[ターン]]しか持続しない[[効果]]のため、基本的に終盤になるほど1度の選択肢増加や毎[[ターン]]の使用など選択の幅が広がる。~
 [[ドラゴン族]][[シンクロモンスター]]かつ[[相手]]の[[エクストラデッキ]]を[[破壊>デッキ破壊]]する[[《ドラグニティナイト−トライデント》]]とは相性がいい。~
 [[《ゲール・ドグラ》]]で[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]等を[[墓地]]へ落として[[効果]]をコピーすることも可能だが、大量の[[ライフ]]を消費してまで狙うほどではない。

 [[効果ダメージ]]への[[メタ]][[効果]]も持っているが、これは[[相手]]に依存する上、この[[カード]]の[[融合召喚]]の手間を考えるとおまけ程度に考えたほうが良い。~
 もっとも、[[ビートダウン]]メインの[[デッキ]]に自然に[[バーン]][[メタ]]が組み込めるだけでも十分[[メリット]]のある[[効果]]である。~
 [[バーン]][[デッキ]]の対策[[カード]]として運用する場合、[[自分]]の[[デッキ]]における[[シンクロ召喚]]のし易さと[[効果]]の相違点を考えて、同じく[[バーン]][[メタ]][[効果]]を持つ[[シンクロモンスター]]である[[《ブラックフェザー・ドラゴン》]]とどちらをとるかは[[プレイヤー]]次第だろう。

-[[融合素材]]の指定上、[[融合呪印生物]]や[[《沼地の魔神王》]]等を[[融合素材]]として使う事ができない点に注意。~
詳しくは''[[融合素材代用モンスター]]''を参照。~

-[[《スターライト・ロード》]]によって[[特殊召喚]]された[[《スターダスト・ドラゴン》]]が[[墓地]]に送られた後、[[《ミラクルシンクロフュージョン》]]によって[[融合]]することで、[[蘇生制限]]が満たせていない[[《スターダスト・ドラゴン》]]を有効活用することができる。~
この場合[[デッキ]]に多くの[[チューナー]]が入ってない場合でも、進んで狙うことができる。~
だが、[[《スターライト・ロード》]]と[[《ミラクルシンクロフュージョン》]]のみだと事故をおこすため、ある程度の[[チューナー]]は必要だろう。

-レギュラーパックにて[[ウルトラレア>Ultra]]及び[[ホログラフィック>Holographic]]に設定された[[融合モンスター]]はそれぞれ[[《Dragoon D−END》]]と[[《レインボー・ネオス》]]以来であり、パッケージ[[イラスト]]としては[[GLADIATOR'S ASSAULT]]の[[《E・HERO カオス・ネオス》]]以来となる。

-[[《波動キャノン》]]の英語名で「Wave-Motion」と訳されていた「波動」に相当する言葉がこのカードの英語名にはなく、単なる竜騎士となっている。~
なお、英語名が「Dragon Knight」の竜騎士はこのカードと[[《闇魔界の竜騎士 ダークソード》]]のみである。

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「遊星vsジャン」戦において遊星が「([[機皇帝]]と[[アクセルシンクロ>シンクロ召喚]]に対する)今のオレが導き出した結論」として使用。~
[[《ジャンク・ウォリアー》]]と[[《スターダスト・ドラゴン》]]を[[融合素材]]とし、[[魔法カード]]《&ruby(スピードスペル){Sp};−スピード・フュージョン》により[[融合召喚]]された。~
[[《ライトニング・トライコーン》]]を[[戦闘破壊]]し、[[罠カード]]《リターン・ダメージ》によって発生した[[効果ダメージ]]をジャンに与えた。~
その後、ジャンの[[ターン]]で《スピード・ワールド 2》の[[破壊]][[効果]]が[[発動]]した際に[[墓地]]の[[《スターダスト・ドラゴン》]]の[[効果]]を得て[[リリース]]された。~
[[攻撃]]名は「スパイラル・ジャベリン」、[[ダメージ]]を跳ね返す[[効果]]は「ウェーブ・フォース」。~

--なお、この[[モンスター]]は[[融合モンスター]]のはずだが、作中で[[シンクロモンスター]]1体の[[表示形式]]を変更する[[効果]]を持つ[[《ADチェンジャー》]]の[[モンスター効果]]がなぜか[[適用]]されている。~
また、アニメでは[[効果]]の[[発動]][[コスト]]は[[融合素材]]にした[[シンクロモンスター]]に限定されていた。~

--同名になる[[効果]]は[[相手]][[ターン]]でも使用できたが、OCGでは[[自分]][[ターン]]のみ[[発動]]するため不可能である。~
なお、遊星が「[[《スターダスト・ドラゴン》]]の[[効果]]を得て、[[リリース]]した《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》は[[エンドフェイズ]]に復活する!」と言っているが、《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》が[[墓地]]へ送られた時点で[[《スターダスト・ドラゴン》]]の[[効果]]は失われるため、これもOCGでは不可能である。~
また、《スピード・ワールド 2》に[[チェーン]]してコピー能力を起動→[[《スターダスト・ドラゴン》]]の[[効果]]を使うという処理は上記の[[テキスト]]では行えない。~

--[[《ジャンク・ウォリアー》]]を[[融合素材]]としていたが、その[[シンクロ素材]]の[[《ジャンク・シンクロン》]]を用いたほうが[[コスト]]・パフォーマンスは良かった。~
これは2体の[[シンクロモンスター]]を一つにする「アクセルシンクロに対する答え」としての意味合いであるものと思われる。

--対[[機皇帝]]を想定して[[デッキ]]に入れていたが、[[アクセルシンクロ>シンクロ召喚]]を[[習得>《シューティング・スター・ドラゴン》]]したことで、結局[[機皇帝]]との戦いでは使われなかった。

--「エクィテス」は非常に発音しづらいので、[[宣言]]する際などに混乱しないよう注意したい。~
なお、アニメ・CMでの発音は「エキテス」に近い。~

--「遊星vs謎のD・ホイーラー」において、遊星がこの[[カード]]の[[効果]]名と同じ[[カード名]]の《ウェーブ・フォース》なる[[罠カード]]を使用しているが、[[効果]]・[[イラスト]]共に関連性はない。~

-神話・伝承において―~
「エクィテス(equites)」とはラテン語「eques」の複数形であり、古代ローマにおける騎士階級或いはローマ騎士を指す。~
よって「ドラゴエクィテス」を意訳すると「竜騎士」になる。~
遊戯王OCGでよく見られる「意味の同じ単語を、言語を変えて重複させる」命名パターンである。~
(類似例:[[《BF−疾風のゲイル》]]・[[《王虎ワンフー》]]など)~
ちなみに古代ローマにおける騎士は中世ヨーロッパの騎士とは本質的に異なる。~
彼らは主に属州の徴税を請け負っていた富裕層の階級で、潤沢な資金を持っていたため政治や経済などに及ぼした影響も大きかった。~

--ただし、この[[カード]]の[[英語名]]は”Equiste”と微妙に綴りが異なっており、おそらくはEquitesを元にした造語であると思われる。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]でのモーションでは、非常に力の入った演出がなされている。~
また、[[TAG FORCE5>ゲーム付属カード#t253175a]]でもムービーが存在するが、[[攻撃]]名は叫ばれない。~
[[TAG FORCE6>ゲーム付属カード]]では[[攻撃]]名も叫ばれるようになった。

**関連カード [#sdfc651c]
―[[効果ダメージ]]を[[相手]]に受けさせる
-[[《エクストラ・ヴェーラー》]]
-[[《D・ライトン》]]

-[[《痛魂の呪術》]]

-[[《クリムゾン・ヘルフレア》]]
-[[《地獄の扉越し銃》]]
-[[《リフレクト・ネイチャー》]]

―[[墓地]]のカードを[[除外]]して同じ[[効果]]を得る~
*[[《E・HERO ゴッド・ネオス》]]以外は[[同名カード]]扱い

-[[《ファントム・オブ・カオス》]]

-[[《E・HERO ゴッド・ネオス》]]

-[[《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン》]]

-[[《ジェムナイトマスター・ダイヤ》]]

―[[戦士族]]を[[融合素材]]とする[[融合モンスター]]
-[[《E・HERO ネオス・ナイト》]]
-[[《ユーフォロイド・ファイター》]]

//―竜騎士
//-[[《究極竜騎士》]]
//-[[《闇魔界の竜騎士 ダークソード》]]
//-[[《竜騎士ガイア》]]
//-[[《竜の騎士》]]
//-[[《白竜の聖騎士》]]
//-[[《闇竜の黒騎士》]]

//―《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#vefb8473]
-[[DUELIST REVOLUTION]] DREV-JP038 
&size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]],[[Holographic]]};
-[[デュエリストパック−遊星編3−]] DP10-JP016 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#m24ce6e2]
Q:[[墓地]]の[[ドラゴン族]][[シンクロモンスター]]を[[除外]]するのは[[コスト]]ですか?~
A:[[効果]]です。(10/04/17)

Q:[[墓地]]の[[ドラゴン族]][[シンクロモンスター]]を[[対象にとり>対象をとる(指定する)効果]]ますか?~
A:[[対象をとる(指定する)効果]]です。(10/04/17)

Q:[[相手]]の[[墓地]]の[[ドラゴン族]][[シンクロモンスター]]も[[除外]]できますか?~
A:できます。(10/04/17)

Q:[[相手]]の[[《破壊指輪》]]などの[[お互い]]に[[ダメージ]]を与える[[カード]]の[[ダメージ]]はどうなりますか?~
A:その場合も[[自分]]が受ける[[ダメージ]]は[[相手]]が代わりに受けます。(10/05/07)

Q:[[相手]]の[[《破壊輪》]]や[[《インフェルニティ・デス・ドラゴン》]]などの[[破壊]]と[[ダメージ]]のタイミングが同じ[[カード]]でこの[[カード]]が[[破壊]][[対象]]になりました。その[[ダメージ]]はどうなりますか?~
A:その場合、この[[カードの効果]]は[[適用]]されず、[[自分]]が[[ダメージ]]を受けます。(10/05/07)

Q:[[お互い]]の場に《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》が存在する状態で、[[相手]]が[[ダメージ]]を与える[[効果]]が[[発動]]し[[自分]]に[[効果ダメージ]]が発生した場合、[[ダメージ]]は誰が受けますか?~
A:その場合、[[自分]]の《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》の[[効果]]が[[適用]]されて[[相手]]が[[効果ダメージ]]を受けます。また、その時に[[相手]]の《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》の[[効果]]が[[適用]]されることはありません。(10/05/10)

Q:[[墓地]]の[[モンスター]]の[[効果]]を得る[[効果]]は[[相手]][[ターン]]でも[[使用]]できますか?~
A:[[起動効果]]であるため、[[相手]][[ターン]]には[[使用]]できません。(10/04/20)

Q:[[墓地]]の[[《スターダスト・ドラゴン》]]の[[効果]]を得、その[[効果]]のために[[リリース]]した場合、[[エンドフェイズ]]に[[特殊召喚]]されますか?~
A:[[特殊召喚]]されません。(10/04/20)

Q:[[《ダークエンド・ドラゴン》]]の[[効果]]を得、[[墓地へ送る]][[効果]]を[[発動]]した場合、[[エンドフェイズ]]時にこの[[カード]]の[[攻撃力]]はどうなりますか?~
A:元に戻ります。(10/04/27)

Q:[[墓地]]の[[《シューティング・クェーサー・ドラゴン》]]の[[効果]]を得た場合、「この[[カード]]はこの[[カード]]の[[シンクロ素材]]とした[[チューナー]]以外の[[モンスター]]の数まで1度の[[バトルフェイズ]]中に[[攻撃]]する事ができる」という[[効果]]の扱いはどうなりますか?~
(自身は[[融合モンスター]]なので[[シンクロ素材]]を持たず、[[攻撃]]が出来ない?)~
A:[[調整中]]。(12/02/27)
A:[[調整中]]。(12/03/09)

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