*《&ruby(はめつ){破滅};の&ruby(めがみ){女神};ルイン/Ruin, Queen of Oblivion》 [#b023292f]
 儀式・効果モンスター
 星8/光属性/天使族/攻2300/守2000
 「エンド・オブ・ザ・ワールド」により降臨。
 フィールドか手札から、レベルの合計が8になるよう
 カードを生け贄に捧げなければならない。
 このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
 もう1度だけ続けて攻撃を行う事ができる。

 [[SHADOW OF INFINITY]]で登場した、[[光属性]]・[[天使族]]の[[儀式モンスター]]。~
 2300の[[攻撃力]]と、[[連続攻撃]]を行える[[誘発効果]]を持つ。~

 [[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]がバランス調整されたような印象を受ける。~
 [[除外]][[効果]]は持っておらず[[連続攻撃]]能力のみであり、[[上級モンスター]]を[[相手]]にするには[[ステータス]]が少々心許ない。~
 つまりは、[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]から[[《カオス・ソーサラー》]]を引いたようなカードである。~
 丁度[[ステータス]]が同じ点なども踏まえると、少なからず[[《カオス・ソーサラー》]]を意識していたと思われる。~

 似たような能力を持つ[[カード]]として[[2回攻撃]]可能な[[《不意打ち又佐》]]は、

+[[《デーモンの斧》]]を装備すれば同じ[[攻撃力]]2300に到達。
+[[相手]]の場に[[モンスター]]が居なくても続けて[[攻撃]]可能。
+[[コントロール奪取]]もされない。

 このカードは単体では機能しない[[コンボ]]によって成立する[[儀式召喚]]であるため、[[《不意打ち又佐》]]の[[装備カード]]が[[破壊]]される可能性を考慮しても[[汎用性]]は劣ると言える。~

 [[2回攻撃]]を持つ[[光属性]][[モンスター]]ゆえの利点として[[《オネスト》]]との併用で大[[ダメージ]]を狙える点が挙げられる。~
 [[相手]]の場に[[《トーチ・ゴーレム》]]や[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]を用意して[[2回攻撃]]を決めれば7600[[ダメージ]]が飛ぶ。~
 同様の[[2回攻撃]][[モンスター]]には[[《サイバー・ツイン・ドラゴン》]]や[[《ワーム・ウォーロード》]]がおり、こちらを使うならば[[儀式モンスター]]の[[サポートカード]]をうまく使いたい。~
 [[《儀式魔人プレサイダー》]]の[[効果]]を得れば1[[ターン]]に2枚の[[ドロー]]が可能となる。~

//しかし、[[《大邪神 レシェフ》]]でも同じ様なことが出来る。[[《オネスト》]]を必要とするこのカードに比べ、すべての魔法カードでコンボが成立する点や、儀式にレベルをぴったりにしなくても良い点で勝る。ただし、ダメージ総量は[[《トーチ・ゴーレム》]]等をコントロール奪取した場合は5500ポイントであり威力がいまひとつ足りない。だが、悪魔族であるために[[《E−HERO ヘル・ゲイナー》]]を使えば同じ条件で8000以上のダメージが期待できる。ただし、[[《トーチ・ゴーレム》]]等の召喚制限を考えるとサポートカードが無いとやや難しい。よって消費カード枚数では劣るが必要なカードに限定の少ない[[《大邪神 レシェフ》]]と五分五分といえるだろう。
//何が言いたい? ただの長々と《レシェフ》のことしか解説してない。


-[[《エンド・オブ・ザ・ワールド》]]を使うにしろ[[《高等儀式術》]]を使うにしろ[[コスト]]となる[[モンスター]]の[[レベル]]は丁度8でなければならない。~
//奈落は闇属性じゃないから使えないよ

-相方の[[《終焉の王デミス》]]も同時に採用しておけば、[[ロック]][[デッキ]]への[[耐性]]がかなり高まる。~
また、先述した[[コンボ]]を決めた直後に[[《冥府の使者ゴーズ》]]を出される最悪のケースにも対応できるので、[[デッキ]]の枚数と相談して採用すべきである。~
この場合、[[《ダグラの剣》]]を採用しておけば[[ライフコスト]]を幾らか軽減することができる。~
[[《ダグラの剣》]]は[[《センジュ・ゴッド》]]と[[《マンジュ・ゴッド》]]も装備可能なのがありがたい。

-[[イラスト]]の背景を良く見ると黒く怪しい影が映っている。~
この影は[[《終焉の王デミス》]]に見えなくもない。~

-同じ[[「破滅」の肩書きを持つ魔王>《破滅の魔王ガーランドルフ》]]がいるが特に関連性はない。~
しかし、[[《破滅の儀式》]]の追加効果はこちらの方が相性がいい。~

-「ルイン(ruin)」とは、英語の名詞で「破滅」「崩壊」「廃墟」、動詞で「破滅させる」という意味である。~
このまま英語表記にすると[[《王虎ワンフー》]]や[[《BF−疾風のゲイル》]]のように重複したネーミングになるためか、代わりに「忘却」「忘れ去られること」を意味する「oblivion」が使われている。

-コナミのゲーム作品において―~
[[遊戯王デュエルモンスターズ World Championship 2007>ゲーム付属カード#zc3eaab5]]ではデュエリストとして登場。~
「[[儀式召喚]]を5回以上行い勝利せよ」というテーマデュエルを挑んでくる。~
また、[[遊戯王デュエルモンスターズ World Championship 2008>ゲーム付属カード#qe1d54fb]]では明日香が切り札としているカード。~
恐らくOCG化されていない「サイバー・エンジェル」達(どれも[[光属性]]・[[天使族]]・[[儀式モンスター]])の代わりなのだろう。~
しかし[[デッキ]]名は「夢見る明日」となっており、破滅の女神であるこのカードを採用していることには多少違和感がある。

**関連カード [#kf3379c9]
-[[《エンド・オブ・ザ・ワールド》]]

-[[《終焉の王デミス》]]

-[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]

-[[《コアキメイル・ベルグザーク》]]

-[[《破滅の儀式》]]
-[[《破滅の魔王ガーランドルフ》]]

**収録パック等 [#e58da64c]
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP154 &size(10){[[Super]]};
-[[SHADOW OF INFINITY]] SOI-JP034 &size(10){[[Super]],[[Ultimate]]};

//**FAQ [#af5d3ca7]
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//A: