効果モンスター(禁止カード、2024年1月1日から制限解除) 星8/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0 (1):このカードが手札から召喚・特殊召喚した時に発動できる。 フィールドの他のモンスターを全て破壊し、 破壊したモンスターの内、元々の攻撃力が一番高いモンスターのその数値分のダメージを相手に与える。 このカードの攻撃力は、この効果で相手に与えたダメージと同じ数値になる。 (2):自分エンドフェイズに発動する。 自分のLPを半分にする。
劇場版 遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS 劇場配布カードで登場した闇属性・ドラゴン族の最上級モンスター。
手札からの召喚・特殊召喚に成功した時に全体除去・バーン・自己強化を行う誘発効果、エンドフェイズにライフロスが生ずる誘発効果を持つ。
(1)は手札からの召喚・特殊召喚に成功した時におけるモンスターの全体除去・バーン・自己強化の3つから成る効果。
バーンと自己強化の数値は破壊したモンスターの中で最も高い元々の攻撃力の数値である。
《エクリプス・ワイバーン》や《ダーク・バースト》等でサーチ・サルベージは容易なので、手札に加えるのは難しくない。
手札からの召喚は《霊廟の守護者》・《死皇帝の陵墓》・《埋葬されし生け贄》等で、特殊召喚は《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》や《銀河影竜》等で補助したい。
効果破壊への耐性を持つモンスター以外は全て除去できるため、高い攻撃力を得た上での直接攻撃も通りやすい。
元々の攻撃力が4000以上のモンスターを破壊すれば、4000以上のダメージを与えつつ自身の攻撃力も4000以上となり1ターンキルとなる。
高い攻撃力を持ち容易に特殊召喚できるSinと、このカードのリリースを不要にする《死皇帝の陵墓》を使うのが最も使いやすいだろう。
攻撃力4000の《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》や《Sin レインボー・ドラゴン》を容易に出せるので、簡単に1ターンキルを狙うことができる。
《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》で手札から特殊召喚すれば合計5600ダメージとなるが、それだけでは1ターンキルには至らないため、出すかどうかは慎重に見極めたい。
(2)は毎ターンのエンドフェイズにプレイヤーのライフポイントを半分にするデメリット効果。
エンドフェイズと遅いため回避手段も多いが、できればこのカードを召喚・特殊召喚したターンに勝負を決めてしまいたい。
それが難しい局面で維持の必要も乏しいなら、適当な低リンクのリンクモンスターのリンク素材にしてライフロスを回避しても良い。
手札以外から出した場合デメリットしかないため、《強制転移》や《ギブ&テイク》で(2)の効果を相手に強制させる手もある。
―《破滅竜ガンドラX》の姿が見られるカード