効果モンスター 星３/光属性/魔法使い族/攻1000/守 700 このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、 相手の手札をランダムに１枚捨てる。
Vol.5で登場した光属性・魔法使い族の下級モンスター。
相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた時、相手の手札をランダムに捨てる強制発動の誘発効果を持つ。
《首領・ザルーグ》や《魂を削る死霊》等他にも強力な手札破壊効果を持つモンスターは多いが、属性や種族を活かせば、まだまだ活躍の舞台はある。
攻撃力の低さは《オネスト》や《収縮》、《強者の苦痛》等で補うか、相手モンスターに攻撃される前に《奈落の落とし穴》や《次元幽閉》等で除去することで補助できる。
特に《オネスト》は相手モンスターの攻撃力に関係なく戦闘破壊と手札破壊を両立でるので非常に強力である。
警戒されて先にカードの効果で《白い泥棒》を除去されたとしても、上級モンスターの身代わりと考えれば無駄にはならない。
《ディメンション・マジック》があれば相手モンスターを破壊することで直接攻撃が狙いやすくなるほか、破壊後のこのカードをコストに新たな魔法使い族を展開できる。
攻撃力の低さから、《リミット・リバース》による蘇生も可能である。
手札破壊効果を持つ魔法使い族には、他に《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》が存在する。
トゥーン特有のデメリットがなく、ステータスから《オネスト》や《シャインエンジェル》でのサポートできる点では勝っている。
逆に単純な場持ちの悪さや、手札破壊効果持ちであるにもかかわらずサポートカードが《次元の裂け目》にかかる等、弱点も存在している。
さらに《世紀の大泥棒》も合わせ、手札破壊軸の【魔法使い族】を組むのも面白いかもしれない。
また、同じくレベルと攻撃力の低い光属性・魔法使い族モンスターには、1/2の確率で全体除去を行える《時の魔術師》も存在する。
多くのサポートカードを共有でき、上手く行けば全体除去後に直接攻撃から手札破壊を狙えるので、併用してみるのも良いかもしれない。