*《&ruby(しろまどうし){白魔導士};ピケル/White Magician Pikeru》 [#top]
 効果モンスター
 星2/光属性/魔法使い族/攻1200/守   0
 自分のスタンバイフェイズ時、自分のフィールド上に存在する
 モンスターの数×400ライフポイント回復する。

 [[天空の聖域]]で登場した[[光属性]]・[[魔法使い族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[自分]]の[[スタンバイフェイズ]]毎に、[[自分]]の[[ライフ]]を[[回復]]する[[誘発効果]]を持つ。~
 後に[[ライバルとして登場>《ライバル登場!》]]した[[《黒魔導師クラン》]]とは対を成す。~

 [[《プリンセス人魚》]]と類似した[[効果]]を持つが、こちらは[[レベル]]の低さや[[種族]]から、幅広いサポートに対応する。~
 [[《見習い魔術師》]]や[[《マジカル・アンダーテイカー》]]などサポートを共有しやすく、[[フィールド]]に出しやすい。~
 [[《カメンレオン》]]から[[シンクロ召喚]]に繋ぐ事もでき、[[回復]]以外にも用途が広いのも[[メリット]]。~
 [[《オネスト》]]に対応するため、比較的守りやすいのも利点。~

 [[レベル]]2の中では[[攻撃力]]が高いのも評価点で、[[【ジャンク・ウォリアー】]]では[[《ジャンク・ウォリアー》]]の[[強化]]に貢献できる。~
 [[【魔法使い族】]]でも[[《黒魔術のカーテン》]]や[[《ダーク・エルフ》]]の[[ライフコスト]]を補いつつ、[[《カオス・ソーサラー》]]の[[コスト]]としても使える。~
 素材などに使いつつ、隙あらば[[回復]]ができるのがこの[[カード]]の使いやすさと言える。~

 ただ、[[守備力]]の低さから[[貫通]]に弱く、折角得た[[ライフ]]が消し飛んでしまう可能性があるのには注意したい。~
 また[[効果]]の[[発動]]は遅いため、それまで守り切るのも難しくなっている。~
 [[《強化蘇生》]]等を使い、[[相手]][[ターン]]の終わりに出していくのがいいだろう。~

 この[[カード]]を主として活用するならば、[[《明鏡止水の心》]]などの採用も考えたい。~
 [[《地獄の暴走召喚》]]との相性もよく、[[自分]][[フィールド]]に3体揃えば[[回復]]量は3600にまで跳ね上がる。~
 [[罠カード]]での[[破壊]]を防ぐ目的であれば、[[《神の宣告》]]や[[《トラップ・スタン》]]、また[[魔法使い族]]という特徴を生かし[[《トーラの魔導書》]]等を採用していきたい。~
 [[【キュアバーン】]]では[[《プリンセス人魚》]]に次ぐ[[回復]]要員として採用できる。~
 だが、この[[カード]]を守りきることができれば[[《プリンセス人魚》]]以上の活躍が見込め、[[《オネスト》]]等の[[光属性]]サポートに対応する点が大きい。~
 そういった点ではライバルの[[《黒魔導師クラン》]]より使い勝手がいい。~
 [[レベル]]2で[[攻撃力]]1500未満なので、[[《平和の使者》]][[《レベル制限B地区》]][[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]を抜けて必要とあらば攻撃できるのも[[《プリンセス人魚》]]にはない[[メリット]]。~
 また、[[《おジャマトリオ》]]を用いる[[【ロックバーン】]]への[[メタ]]として[[サイドデッキ]]に入れておくという手もある。~

-明記はないが、1[[ターン]]に1回だけ[[発動]]する[[効果]]である。~

-[[《魔法の国の王女−ピケル》]]へのレベルアップは[[《王女の試練》]]参照。~

-[[回復]][[効果]]を逆手にとって、[[【シモッチバーン】]]に投入して[[《強制転移》]][[《死のマジック・ボックス》]]等で敵陣に送り込む手もある。~
[[《おジャマトリオ》]]と併用することで、4体の[[モンスター]]で場を占領しつつ毎[[ターン]]1600の[[ダメージ]]を与えることができる。~
昨今は[[特殊召喚モンスター]]が主流であり、[[生け贄]]を要する[[モンスター]]が少なめの[[デッキ]]も多いのである。~
が、それでもやはり[[魔法・罠カード]][[除去]]等で利敵行為になり易いので不意打ち程度に考えておくべきか。~
[[新マスタールール]]にて登場した[[リンクモンスター]]は[[リンク素材]]の縛りが緩いものも多く、このことも強烈な逆風となっている。

-[[イラスト]]の羊とは相性が良く、[[《スケープ・ゴート》]]との[[コンボ]]で[[ライフポイント]]を2000[[回復]]できる。~

-「マスターガイド2」によると、[[《黒魔導師クラン》]]の双子の妹のようだ。~

-ピケルは白魔導「士」、クランは黒魔導「師」である。~

-[[イラスト]]に《白魔導士ピケル》が単独で描かれている[[カード]]は[[《ピケルの読心術》]]・[[《ピケルの魔法陣》]]と2枚もあるのだが、[[《黒魔導師クラン》]]にはその様な[[カード]]が存在しない。~
もっとも、[[《黒魔導師クラン》]]はこれら3枚より後から出たので当然といえば当然だが。~
また、この[[カード]]が手にしている杖は木で作られたような地味な物なのだが、別の[[イラスト]]に登場しているこの[[モンスター]]が持っている杖は、光沢のあるピンク色の物となっている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにて描かれたアイドル[[カード]]談義において、アイドル[[カード]]に否定的な見解を示していた三沢の[[デッキ]]にこの《白魔導士ピケル》が紛れ込んでいた。~
とはいえ、他と比べると[[ライフ]]4000のアニメでは実用的な[[カード]]ではある。~
更に第2期OPでも、三沢の[[デッキ]]に確認できる。~
このことは後にゲームなどで散々[[ネタ]]に使われることになった。~

--アニメ5D'sにおいて遊星とアキが使用した[[罠カード]]《シンクロ・スピリッツ》の[[イラスト]]に[[《ジャンク・ウォリアー》]]・[[《ジャンク・シンクロン》]]と共に描かれている。~
また「遊星vs鬼柳」(1戦目)後に、ラリー達がD・ホイールを運ぶ際の通行料としてばら撒いた[[カード]]の中に確認できる。~
さらに情報屋兼マニアショップ「KURUMIZAWA」の店内には[[《黒魔導師クラン》]]らと共にフィギュアが飾られていた。~
龍可が赴いた精霊世界では封印されているのが確認できる。~
--アニメZEXALでは「遊馬vs闇川」戦において遊馬が使用した[[速攻魔法]]《リベンジ・アタック》、[[罠カード]]《ガッツ・ガード》の[[イラスト]]に描かれている。~

-コナミのゲーム作品において―~
エキスパート2006ではフリー[[デュエル]]レベル1の対戦[[相手]]として登場。~
[[自身>自分]]と[[《黒魔導師クラン》]]を中心とした[[【魔法使い族】]]を使用するが、[[召喚]]が困難な[[《魔法の国の王女−ピケル》]]や[[《王女の試練》]]を採用していたり、[[上級モンスター]]が[[《サイレント・マジシャン LV8》]]しかいない、レベル1というだけあって少々無理のある構築である。~
[[《強奪》]]や[[《死者蘇生》]]で《白魔導士ピケル》の[[コントロール]]を奪えば容易に[[ライフポイント]]が[[回復]]するため、LPサバイバルではカモとなる。~
--[[WCS2008>ゲーム付属カード#WCS2008]]では、三沢が「[[デッキ]]の[[カード]]のうち1種類のみ指定できる」切り札としてこの[[カード]]を使用している。~
彼の[[デッキ]]は《白魔導士ピケル》とは全く関係のない[[【風属性】]]であるにも関わらずである。~
彼女自身もデュエリストとして登場しており、Wi-FiでダウンロードするDイメージでは[[【キュアバーン】]]を、ワールドチャンピオンシップモードでは[[【シモッチバーン】]]を使用する。~
後者のモードで彼女と戦うにはデュエルワールドモードで彼女の欲しがる「可愛い[[カード]]」をあげる必要があるのだが、このとき[[《ゴキボール》]]や、姉でありライバルである[[《黒魔導師クラン》]]の[[カード]]をあげるととんでもなく嫌がって逃げる。~
--[[SPIRIT SUMMONER>ゲーム付属カード#SS]]では、試験の問題で「《白魔導士ピケル》の被っている帽子は何の動物を模っている?」という問題が出ていた。~
正解は[[イラスト]]を見ての通り[[《スケープ・ゴート》]]こと「山羊(ヤギ)」…ではなく、「羊(ヒツジ)」である。~
(同様に[[《黒魔導師クラン》]]にも同じような問題が存在する。)~
精霊の一体としても登場しており[[【魔法使い族】]]を使用する。~
仲間にするのが一番難しいキャラでもある。~
--[[DUEL TERMINAL]]では[[《ピケルの魔法陣》]]を使用したつながりか早乙女レイが使用する。~
アニメでは使用されていないものの、専用ボイスが用意されている。~
--スマホアプリ「デュエルリンクス」では最早やはりというべきか、三沢が使用すると専用ボイスが用意されている。~
[[召喚]]時にはアニメ通り「こんな[[カード]]入れた覚えはない」と発言するものの、[[攻撃]]時には「俺の[[デッキ]]の真のエース」とまで発言し、なんと「ホワイト・プリンセス・マジック」という[[攻撃]]名まで用意されている。~

**関連カード [#card]
-[[《魔法の国の王女−ピケル》]]

-[[《ピケルの魔法陣》]]
-[[《ピケルの読心術》]]

-[[《王女の試練》]]

-[[《黒魔導師クラン》]]

-[[《プリンセス人魚》]]
-[[《踊る妖精》]]
-[[《そよ風の精霊》]]

―《白魔導士ピケル》の姿が見られる[[カード]]
//-[[《ピケルの魔法陣》]]
//-[[《ピケルの読心術》]]

//-[[《王女の試練》]]
-[[《ライバル登場!》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【キュアバーン】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[天空の聖域]] 308-033
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP145
-[[ストラクチャーデッキ−魔法使いの裁き−]] SD6-JP013

**FAQ [#faq]
Q:このカードの[[効果]]はどの[[効果]]に分類されますか。~
A:[[誘発効果]]です。(13/03/30)
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