遊戯王カードWiki - 《発条機甲ゼンマイスター》のバックアップ(No.36)

《発条機甲(ぜんまいきこう)ゼンマイスター/Wind-Up Zenmaister》 †

エクシーズ・効果モンスター
ランク４/地属性/機械族/攻1900/守1500
レベル４モンスター×２
このカードの攻撃力は、このカードのエクシーズ素材の数×３００ポイントアップする。
１ターンに１度、このカードのエクシーズ素材を１つ取り除き、
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターを裏側守備表示にする。
このターンのエンドフェイズ時、選択したモンスターは表側攻撃表示になる。

　GENERATION FORCEで登場した地属性・機械族のエクシーズモンスター。
　エクシーズ素材の数だけ自己強化を行う効果と、自分フィールドのモンスターをエンドフェイズまで裏側守備表示にする効果を持つ。

　自身のエクシーズ素材１つにつき攻撃力が300アップし、エクシーズ召喚直後、つまりエクシーズ素材が２つある状態での攻撃力は2500になる。
　同じランク４エクシーズモンスターでは《Ｎｏ.３９希望皇ホープ》と並ぶ攻撃力だが、効果を使うたびに攻撃力が下がってしまうため、安定した打点を確保するのは難しい。

　自分フィールド上限定ではあるが、《月の書》と《太陽の書》の効果を内蔵したモンスターである。
　有効利用するならば、リバース効果の再利用がまずあげられる。
　汎用性が高いのは《メタモルポット》・《ライトロード・ハンターライコウ》・《墓守の偵察者》・《スノーマンイーター》・《ペンギン・ソルジャー》など。
　中でも《墓守の偵察者》のリクルート効果はエクシーズ召喚にはもってこい。
　また、《ワーム・ヤガン》は、エクシーズ素材にした場合、その後自身の効果で除外されず墓地へ送られることになり、再び蘇生効果を発動できるため相性がよい。
　エンドフェイズにリバースすることを利用し、《ワーム・リンクス》の効果を召喚したターンに発動するといったこともできる。
　ただし、これらのモンスターは全体的に攻撃力が低いため、相手ターンにおける攻撃表示の際に大ダメージを受けないための手段を用意しておきたい。

　また、妥協召喚したモンスターやデメリットアタッカーのサポートにも有用。
　妥協召喚によって自壊してしまう《光神機－轟龍》や元々の攻撃力が低下する《神獣王バルバロス》、或いは《ゴブリン突撃部隊》・《ゴブリンエリート部隊》のような隙を見せやすいモンスターの生存率を高められるだろう。

　【ゼンマイ】においてはゼンマイの効果を再利用する事ができる。
　《ゼンマイマイ》で手札に戻して安全を確保するのもよい。

自身を対象に選択することも可能だが、基本的には意味が無い。
しかし、以下の状況ならば話は変わるだろう。

何らかのカードの効果を受けている。
デメリットの発生する装備カードやカウンターが存在する。
《ゼンマイマジシャン》や《ゼンマイマニュファクチャ》の効果を使用したい場合。

カード名は「機構」と「機甲」、「ゼンマイ」と「マイスター」をかけていると思われる。

一度裏側守備表示にし表側攻撃表示にする様は、モンスターの発条を巻き直すように見え、いかにもゼンマイらしい効果でありシナジーも強い。
また、このモンスターのカラーリングには、同パックにて登場した他のゼンマイモンスター全ての色が用いられている。

原作・アニメにおいて―
アニメZEXALにおける「遊馬vsオボミ」（１戦目）においてオボミが使用。
《星に願いを》でレベルが変化した《オンボロボ・ヤカンガルー》と《オンボロボ・サイクラクダ》によりエクシーズ召喚され、フィニッシャーとなった。
この時エクシーズ素材が残っているにも関わらず、自身の効果で攻撃力は上昇していなかった。