通常罠 フィールド上に表側表示で存在する全ての効果モンスターの攻撃力・守備力を入れ替える。
ABSOLUTE POWERFORCEで登場した通常罠。
通常罠となった《右手に盾を左手に剣を》だが、こちらは効果モンスターにのみ対応する。
《右手に盾を左手に剣を》に比べると、相手ターン中でも発動でき、永続的になるため、使い勝手が格段に上がっている。
《ダーク・アームド・ドラゴン》など、攻撃力に比べ守備力が低いモンスターは多いので、コンバットトリックとしても使用できる。
ただし、自分のモンスターの守備力が高くなければ発動しても意味が無いので、このカードを採用できるデッキは限られてくる。
《機動砦のギア・ゴーレム》に対して使用すると非常に有効。
《地獄の暴走召喚》で呼び出した後にこのカードを使えば実に6600ものライフを削り取ることができ、《リミッター解除》や《団結の力》を用いれば容易に1ターンキルに到達する。
《アシッドレイン》と《機械複製術》との併用も有効であり、この場合7800のライフを削り取れる。
他には《D2シールド》とコンボさせた《アステカの石像》と組み合わせたり、【凡骨ビート】やデュアルを多用するデッキでも採用の余地があるかもしれない。
また、ダメージステップ中にも発動が可能なため、戦闘ダメージを与えることによって発動する誘発効果をもつモンスターとは相性が良い。
特に、《首領・ザルーグ》、《黒蠍−棘のミーネ》、《仮面魔道士》は自身の攻撃力と比較して高い守備力を持つ。
そのため、このようなモンスターを使用したデッキによく投入されている《収縮》を警戒し、相手がこちらの倍以上の攻撃力を持つモンスターで安心して殴りかかってきた所に発動すれば思わぬ奇襲にもなり得る。
詳細は《反転世界》採用型【トマハン】参照。
効果を持っていれば儀式・融合・シンクロ・エクシーズモンスターにも有効だが、効果を持っていない《大地の騎士ガイアナイト》などはそのまま運用できる。
相手のデッキにこのカードの存在が垣間見えるならば、召喚先を選ぶことも重要になるだろう。
―イラスト関連
Q:入れ替えた後の数値は、元々の数値として扱いますか?
A:いいえ、扱いません。(09/12/01)
Q:このカード発動後に召喚したモンスターの数値は入れ替わりますか?
A:入れ替わりません。(11/04/25)
Q:ダメージステップ中に発動できますか?
A:はい、発動できます。(09/11/14)
Q:この攻守変更は、発動ターン以降も持続しますか?
A:はい、そのモンスターがフィールド上に表側表示で存在する限り変更されたままです。(09/11/14)
Q:他のカードの効果で増減している攻撃力・守備力を含めて入れ替わりますか?
A:はい、それらを含めて入れ替わります。(09/12/01)
Q:この効果を受けた《カオス・ネクロマンサー》や《トラゴエディア》などが存在する時に墓地のモンスターや手札の枚数などが変化した時、攻撃力などは変化しますか?
A:いいえ、変化せず入れ替わった数値のままです。(09/12/01)
Q:この効果を受けた《カオス・ネクロマンサー》や《トラゴエディア》などが存在する時に《スキルドレイン》などで攻撃力などが変化する効果が無効になった場合に数値は変化しますか?
A:いいえ、変化せず入れ替わった数値のままです。(09/12/23)
Q:《突進》や《収縮》などによって攻撃力や守備力が変動しているモンスターがこの効果を受けた時、そのターンのエンドフェイズ時、攻撃力や守備力の数値はどうなりますか。
A:変化せず入れ替わった数値のままです。(10/03/11)
Q:《デーモンの斧》などを装備したモンスターがこの効果を受けて、その後に装備カードがフィールドを離れた場合に攻撃力などは変化しますか?
A:いいえ、変化せず攻守入れ替わった数値のままです。(09/12/01)
Q:更にもう一度《デーモンの斧》などを装備した場合、攻撃力や守備力はどう変化しますか?
A:装備カードに記載された数値分が更に上乗せされて変動します。(10/03/11)
Q:この効果によって攻撃力と守備力が入れ替わったモンスターが《収縮》の効果を受けたとき、その攻撃力と守備力はどうなりますか。
A:攻撃力は、カードに記載されている元々の攻撃力の半分の数値になります。守備力は入れ替わった数値のままです。(10/03/11)
Q:この効果によって攻撃力と守備力が入れ替わったモンスターが《収縮》の効果を受けたとき、そのターンのエンドフェイズ時、その攻撃力と守備力はどうなりますか。
A:攻撃力は、カードに記載されている元々の数値になります。守備力は入れ替わった数値のままです。(10/03/11)
Q:表側守備表示の《D・ラジオン》がいる時にこのカードを発動しました。
その後、《D・ラジオン》を攻撃表示にした場合、攻撃力・守備力はどうなりますか?
A:調整中(12/06/13)
Q:表側守備表示の《D・ラジオン》Aと《D・ラジオン》Bがいる時に発動しました。
その後、《D・ラジオン》Aを攻撃表示にした場合、AとBそれぞれの攻撃力・守備力はどうなりますか?
A:調整中(12/06/13)