*《&ruby(ひだいか){肥大化};/Massivemorph》 [#top] 通常罠 (1):相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの攻撃力・守備力は倍になり、直接攻撃できない。 [[レイジング・テンペスト]]で登場した[[通常罠]]。~ 相手[[モンスター]]の[[ステータス]]を倍にし、[[直接攻撃]]をできなくさせる[[効果]]を持つ。~ [[相手]][[モンスター]]を[[強化]]するため、[[モンスター]]同士の[[戦闘]]に持ち込まれて[[自分]]が大[[ダメージ]]を受ける可能性が高い。~ [[自分]]の[[モンスター]]が存在しない時に使えば[[直接攻撃]]を防げるものの、[[相手]][[モンスター]]の[[ステータス]]変化を利用できる[[コンボ]]を組むのが前提と言える。~ [[《No.33 先史遺産−超兵器マシュ=マック》]]や[[《CNo.103 神葬零嬢ラグナ・インフィニティ》]]ならば大[[ダメージ]]を見込める。~ [[《アマゾネスの剣士》]]などの[[戦闘ダメージ]]を反射する[[モンスター]]で特攻する他、[[《魔法の筒》]]の[[ダメージ]]増加にも利用できる。~ この[[カード]]を重ね掛けすれば[[攻撃力]]は4倍にもなるため、[[1ターンキル]]も難しくない。~ また、中途半端な[[ステータス]]の[[モンスター]]に対して使用する事であえて[[自分]]の受ける[[戦闘ダメージ]]を大きくし、[[《ダメージ・コンデンサー》]]などに還元する方法も考えられる。~ この[[カード]]が通用する[[モンスター]]ならば[[対象]]に取ることが可能なので、[[《レッド・リゾネーター》]]の[[回復]][[効果]]の[[対象]]に選択して大きな[[ライフゲイン]]を得る、ということもできる。~ 単純に[[ステータス]]を倍化させた[[相手]][[モンスター]]を奪うという手もある。~ [[直接攻撃]]はできなくなるが[[《強制転移》]]なら[[攻撃力]]の低い[[モンスター]]を[[送りつけ]]れば[[相手]]に大[[ダメージ]]を与えられる。~ ただこの使い方なら、[[直接攻撃]]もできる[[《巨大化》]]でも可能なので、[[《サイクロン》]]などで妨害されない点や、[[直接攻撃]]を防ぐのにも使える点などを活かしたい。~ [[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]と組み合わせ、この[[カード]]で[[直接攻撃]]を封じつつ[[効果ダメージ]]を与え、[[《洗脳解除》]]での[[コントロール奪取]]も狙える。~ [[《トーチ・ゴーレム》]]なら[[《強制転移》]]すれば即座に[[攻撃]]して大[[ダメージ]]を与えられる。 上記のような[[コンボ]]を狙い、単体では緊急時の[[直接攻撃]]を防ぐために使うのが基本となる。~ いずれにしろ[[《巨大化》]]と違い単体ではあまり役に立たないため、使いづらいのは否めない。~ しかしあちらはどちらの[[ライフ]]が上かで[[効果]]が変動してしまうため、[[強化]]は安定せず、[[装備魔法]]であるため[[《魔法の筒》]]など受け身の[[罠カード]]との相性も良くない。~ こちらは[[クイックエフェクト]]であるため奇襲的に[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を倍化できることや、重ね掛けができる点などで差別化したい。~ -[[相手]][[モンスター]]の[[ステータス]]の倍化も、[[直接攻撃]]をできなくさせる[[効果]]も[[ターン]]終了後も続く。~ そのため[[モンスター]]の存在しない[[デッキ]]なら、[[相手]][[モンスター]]への拘束力は高い。~ だがそうした[[デッキ]]には、その[[ターン]]限りでも複数体の[[攻撃]]を防げる[[カード]]の方が優先的に投入される。~ [[相手]][[モンスター]]を1体に固定できる[[《超魔神イド》]]の[[送りつけ]]戦術では、[[除去]]されない[[ロック]][[カード]]として活用できるかもしれない。~ -[[イラスト]]で「肥大化」しているのは、例によってやられ役の[[《ゴブリン突撃部隊》]]。~ [[《ミクロ光線》]]と同じ機械から出た光線を浴び、体が大きくなり肥満体となってしまっている。~ 機械からは爆風と放電が吹き出しており、機械が暴走して意図せぬ効果が出てしまったのだろうか?~ -原作・アニメにおいて―~ アニメDMで[[相手]][[モンスター]]を[[強化]]する[[永続魔法]]《おかしの家》が登場している。~ あちらは[[相手]]の[[スタンバイフェイズ]]毎に600ポイントの[[全体強化]]の上、[[攻撃力]]2500以上になった[[モンスター]]を[[破壊]]し[[自分]]は500[[回復]]するという[[効果]]であった。~ あちらも[[攻撃力]]が上がった[[モンスター]]は肥大化する演出がなされていた。~ -コナミのゲーム作品において―~ 「デュエルリンクス」では[[自分]]の[[モンスター]]を退かす手段が[[アドバンス召喚]]などの[[リリース]]に充てるくらいしかないほど限られているので、この[[効果]]を受けた[[モンスター]]が場に留まって[[デュエル]]が膠着化しやすい。~ そのため、このカードで[[ロック]]を仕掛け、[[バーン]]か[[《マジック・スライム》]]などの[[反射ダメージ]]で勝利する[[デッキ]]も存在する。~ **関連カード [#card] -[[《巨大化》]] ―[[イラスト]]関連 -[[《ゴブリン突撃部隊》]] -[[《ミクロ光線》]] //**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] //-[[【】]] **収録パック等 [#pack] -[[レイジング・テンペスト]] RATE-JP080 &size(10){[[N-Rare]]}; **FAQ [#faq] ***(1)の効果について [#faq1] Q:[[攻撃力]]・[[守備力]]0の[[相手]][[モンスター]]を[[対象]]にして[[発動]]できますか?~ A:はい、[[発動]]でき、その場合でもその[[モンスター]]は[[直接攻撃]]できなくなります。(16/10/08) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- &tag(《肥大化》,罠,通常罠);