避雷針(ひらいしん)/Anti-Raigeki》

通常罠
相手が「サンダー・ボルト」を使用した時に発動可能
自分モンスターの代わりに相手モンスターを全て破壊する。

 Vol.5で登場した相手《サンダー・ボルト》を跳ね返す通常罠
 既に《サンダー・ボルト》が禁止されているため現在は全く意味が無いカードである。

 《サンダー・ボルト》自体は禁止カードでなかった時代には全てのデッキにおいて必須カードであった。
 故に、その対策として《避雷針》を入れても役に立つ可能性はあったかもしれない。
 しかし、同種の必須カード対策として考えられる《グリフォンの翼》に比べると、やや重要性が薄かった。
 追加効果の「相手モンスター全滅」も、相手《サンダー・ボルト》発動するタイミングを考えると必ずしも有効に働くとは限らない。

 「極少数の特定カードが怖いから、対策カードをデッキに入れる。」
 …というのは初心者が陥りやすい受身の構築にありがちだが、止めたほうがいい。
 対策がしたいのなら1枚のカードのためではなくモンスターならモンスター、魔法なら魔法と範囲を広めて対策カードを入れよう。
 ただ、上記のように《サンダー・ボルト》《ハーピィの羽根帚》が無制限の頃は使用率がずば抜けて高かったため発動の機会も多かったのも事実ではあるのだが。

関連カード

―《避雷針》の姿の見られるカード

収録パック等