速攻魔法 このカードを除く自分フィールド上の魔法または罠カードを墓地へ送る。 墓地へ送ったカード１枚につき、自分は１０００ライフポイント回復する。
Struggle of Chaos −闇を制する者−で登場した変則的な魔法・罠除去兼ライフ回復魔法。
効果発動時に発動したこのカード以外の自分の魔法・罠(フィールド魔法を含む)を選択して墓地に送り?、効果解決時に送った数×1000のライフを回復する。
効果発動時にカードを墓地に送る?ので、その送ったカードはもう発動できなくなる一方、発動できれば必ず墓地に送る?ことができる点が特徴。
ドロー系カードとはまた違ったコンボデッキにおいて、キーカードとなりうる一枚。
自分の魔法・罠カードしか除去できないが、発動した時点でいかなる妨害も関係なく邪魔なカードを始末できるという他にはない利点を持つ。
しかも複数のカードを排除でき、相手の破壊カードに対応してカードをライフに変換出来るという高い汎用性も兼ね備える。
それを最大限に発揮した組み合わせが《悪夢の蜃気楼》や《ゴブリンのやりくり上手》等である。
いずれも癖の強いドロー促進カードだが、このカードとのコンボによりアドバンテージを最大限に得ることができる。
（方法は各カードの項を参照）
そしてそのコンボを利用したデッキも開発されることになったのである→【やりくりターボ】。
また、こちらの出した《死皇帝の陵墓》を相手に利用させない為に【上級スピリット】や【死皇帝の陵墓】で投入される。
《早すぎた埋葬》を墓地に送る?のは破壊ではないため、装備モンスターはそのままフィールドに残る。
《早すぎた埋葬》への《大嵐》《サイクロン》発動時にチェーンするのも有効。
【宝玉獣】デッキでも役立つ。
宝玉獣の共通ルール効果によって回復量を簡単に増やせる。
相手の破壊効果などにチェーン発動するのが理想だろう。
《王宮のお触れ》との相性は比較的良く、《王宮のお触れ》の効果適用下で《聖なるバリア−ミラーフォース−》発動、チェーン《非常食》で《王宮のお触れ》を墓地に送ってしまう?と相手モンスターを破壊できる。
得な使い方かどうかは微妙だが、一つの戦術としては覚えておいても良い使い方だろう。
もっともこのカードはこれらのコンボで生きるわけであり、単体で使うのは大きなディスアドバンテージになるので避けたいところ。
単に回復目的なら《ご隠居の猛毒薬》を優先するべきである。
どうしてもコンボが出来ない時は、可能な限りチェーンを積んでからまとめて墓地送り?にするといいだろう。
《早すぎた埋葬》→《サイクロン》→《非常食》などの流れが有効だろうか。
このカードを除く自分フィールド上の魔法または罠カード１枚を 墓地に送ることで１０００ライフポイント回復する。その後にエラッタされ、現在のテキストとなった。
―《非常食》の姿の見られるカード
Ｑ：墓地へ送る枚数は選べますか？それともすべての魔法・罠カードを墓地へ送りますか？
Ａ：送る枚数は選べます。
Ｑ：自分の場に、表側表示の永続魔法が４枚とセットされたこのカードが存在しています。相手が《魔法効果の矢》を発動したので、チェーン《非常食》で４枚の永続魔法全てを墓地に送った場合、処理はどうなりますか？
Ａ：《魔法効果の矢》の効果処理の時点で、永続魔法は全てフィールドを離れており破壊されませんので、その４枚分のダメージは発生しません。しかしこの《非常食》自体が残っているため、この《非常食》が破壊され500ダメージを受けます。
Ｑ：チェーン２以降に発動した《チェーン・ブラスト》を《非常食》のコストで墓地に送った場合、《チェーン・ブラスト》の効果で《チェーン・ブラスト》はデッキに戻りますか？
Ａ：いいえ。《チェーン・ブラスト》等のデッキに戻る効果は｢自身がフィールドに残っている場合のみ｣発揮されるので、それ以外の要因でフィールドから離れた場合発揮されません。