効果モンスター 星8/水属性/魔法使い族/攻2900/守2100 このカードは墓地からの特殊召喚はできない。 自分フィールド上に表側表示で存在する このカードが破壊され墓地へ送られた時、 自分の墓地に魔法使い族モンスターが3体以上存在する場合、 自分の墓地に存在する魔法カード1枚を手札に加える事ができる。
LIMITED EDITION 14で登場した水属性・魔法使い族の最上級モンスター。
召喚制限を持ち、破壊され墓地へ送られた時に、墓地の魔法カードを手札にサルベージできる誘発効果を持つ。
最上級モンスターにふさわしい2900の高い攻撃力をもつ。
攻撃力2800のラインに《ダーク・アームド・ドラゴン》や《ゴヨウ・ガーディアン》などが割拠するなかでそれを越えることはそれだけで評価に値する。
《ディメンション・マジック》で特殊召喚できるモンスターのなかで《コスモクイーン》と並び最高の攻撃力を誇る。
《混沌の黒魔術師》を失った【魔法使い族】では、《ディメンション・マジック》をつかう有力候補となる。
墓地からの蘇生は不可能だが、手札・デッキからの特殊召喚、《D・D・M》や《D・D・R》等による除外からの帰還は可能。
ただしサルベージ効果は破壊され墓地へ送られる必要があるため、《マクロコスモス》や《次元の裂け目》とは相性が悪く、墓地からピンポイントに除外する方法も《フェンリル》などに限られ、総じて除外利用とはシナジーが薄い。
水属性であることでこのカードが受ける恩恵は《大波小波》による特殊召喚が可能なことくらいか。
サルベージ効果の発動のためには墓地を魔法使い族で肥やす必要もあるため、種族・属性両方を生かすなら同じ水属性・魔法使い族である《水晶の占い師》や《デュアル・サモナー》・《霧の王》といったカードの出番もあるかもしれない。
発動条件やサポートを考えるとこのカードを最大限に活かせるデッキは必然的に【魔法使い族】となる。
自身の特殊召喚をサポートしつつ魔法使い族で墓地を肥やすことができる《ディメンション・マジック》は特に相性がいい。
サルベージ効果が不発に終わることもなくなる。
「墓地に魔法使い族モンスターが3体以上」という条件は《見習い魔術師》を複数枚投入することで満たしやすくなる。
この場合は前述の《水晶の占い師》と組ませることで様々なシナジーが期待できるだろう。
また、壁・墓地肥やし・リリース要員の三つを兼ね備えてくれる《墓守の偵察者》も是非採用を検討したい。
《創世の預言者》とは抜群のシナジーを見せる。
このカードが破壊され墓地へ送られた時、墓地に《ディメンション・マジック》があればそれをサルベージしつつ《創世の預言者》でこのカードをサルベージし、即座に戦線を整えられる。
《創世の預言者》自身が魔法使い族である点もポイントが高く、相手は否応なく《ディメンション・マジック》を警戒しなければならなくなるだろう。
《ディメンション・マジック》の効果によりこのカードを特殊召喚しそのままこのカードを破壊するのもひとつの選択肢。
《ディメンション・マジック》がフィールド上のモンスターと手札のこのカードをコストとする《魔法石の採掘》になる。
ディスアドバンテージは《魔法石の採掘》と変わらず実用的な使い方ではないが、《黄泉ガエル》などを用いれば損失を補うこともでき、状況にあわせて活用していきたい。
Q:「魔法使い族モンスターが3体以上」はこのカードを含めて3枚で発動できますか?
A:このカードも含めて3体で発動できます。(08/12/28)