*《&ruby(ひょうが){氷河};のアクア・マドール》 [#top]
 効果モンスター
 星6/水属性/魔法使い族/攻1200/守3000
 (1):自分の通常モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に、
 手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
 自分の手札を1枚選んで捨て、その自分のモンスターはその戦闘では破壊されない。
 (2):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に、
 手札の通常モンスター1体を相手に見せて発動できる。
 自分の手札を1枚選んで捨て、その相手モンスターを破壊する。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/1375779642972327943

 [[DAWN OF MAJESTY]]で登場する[[水属性]]・[[魔法使い族]]の[[上級モンスター]]。~
 [[相手]][[モンスター]]と[[戦闘]]する[[自分]]の[[通常モンスター]]に[[戦闘破壊]][[耐性]]を付与する[[効果]]、自身と[[戦闘]]した[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]を持つ。~

 [[自分]]の[[モンスター]]が[[相手]][[モンスター]]と[[戦闘]]する際、[[手札]]1枚を[[公開]]して[[発動]]する[[効果]]を2種類持つ。~
 どちらの[[効果]]も任意の[[手札]]1枚を[[捨てる]]事が求められるが、[[暗黒界]]や[[未界域]]などの[[トリガー]]とする事もできる。~
 また、どちらの[[効果]]も[[通常モンスター]]が関わるので、[[通常モンスター]]専用の[[蘇生]]・[[サルベージ]]と[[コンボ]]するのも良い。~
 いずれも1[[ターン]]に複数回[[発動]]する事はできるが、[[発動]]する度に[[手札]]が減っていくので乱発は控えたい。~
 なお、どちらも「[[公開]]する[[手札]]」と「[[捨てる]][[手札]]」は別であるため、[[公開]]した[[モンスター]]以外の[[手札]]を[[捨てる]]ことも可能。~

 (1)は、[[戦闘]]するのは[[通常モンスター]]、[[公開]]するのはこの[[カード]]、固有[[効果]]はその[[通常モンスター]]への[[戦闘破壊]][[耐性]]付与。~
 基本的には[[相手]]に[[攻撃]]された[[自分]]の[[通常モンスター]]を[[戦闘破壊]]から守るのが役割となるだろう。~
 [[通常モンスター]]を[[フィールド]]に出すのは難しくないが、[[サーチ]]の効きにくいこの[[カード]]を[[手札]]に確保するのは少々骨が折れる。~
 [[《サルベージ》]]はこの[[カード]]と[[手札コスト]]を両方用意できる。~
 ただ、現[[環境]]における[[通常モンスター]]は、サポートの豊富さを生かして何らかの素材になる役割がほとんど。~
 [[相手]][[ターン]]まで[[通常モンスター]]を維持しておく事や、それを[[戦闘破壊]]から守りたい状況自体がそれほど多くない。~
 [[相手]][[ターン]]まで[[通常モンスター]]を維持しておく事は少ないが、[[相手]][[ターン]]に[[トークン]]を[[壁]]として展開する事は多いため、それを守る狙いで使えるか。~
 [[《幻煌の都 パシフィス》]]を使う[[デッキ]]なら[[サーチ]]の[[トリガー]]とする[[通常モンスター]]や[[幻煌龍トークン]]を守ることが可能。~
//トークンを「壁」として展開するのに、その壁をさらに別のカードで守ってどうするのか。「トークン1枚で何回でも守れる」と言うにしても、手間と消費に全く見合ってない。
//壁を更に別のカードで守るって普通じゃないのか?

 (2)は、[[戦闘]]するのはこの[[カード]]、[[公開]]するのは[[通常モンスター]]、固有[[効果]]は[[相手]][[モンスター]]の[[効果破壊]]。~
 [[1ターンに1度]]の制限が無いので、この[[カード]]を維持しておけば[[手札]]の[[通常モンスター]]が途切れない限りは[[壁]]として存在し続けられる。~
 [[自分]]の[[ターン]]であればこの[[カード]]が[[攻撃]]する際に[[効果]]を使い、[[除去]]が可能。~
 この[[カード]]の展開手段が限られるが、この[[カード]]同様[[戦闘]]を行う[[《グリズリーマザー》]]あたりを使うと良く、[[自爆特攻]]からこの[[カード]]を[[リクルート]]しそのまま[[攻撃]]し[[効果破壊]]を狙える。~
 しかし、(1)と違って奇襲性がないため、対応もされやすい。~
 また[[破壊]]するだけで、[[攻撃]]を[[無効]]にする事も[[耐性]]を付与する事もないので、[[耐性]]持ちには全くの無力。

 普通の[[ビートダウン]]であれば[[効果モンスター]]を使う事が多く、[[通常モンスター]]を使用する必要のあるこの[[カード]]の出番はない。~
 何より現[[環境]]では[[効果破壊]]などが豊富で、どちらの[[効果]]も[[戦闘]]前の[[メインフェイズ]]に対応されてしまう事が多い。~
 この[[カード]]を採用して[[戦闘]]に対応するより、[[戦闘]]を行う[[相手]][[モンスター]]の展開自体を妨害した方が良い。

 使うとすれば、[[【バージェストマ】]]で、[[罠モンスター]]を(1)の[[効果]]を守るのに使いたい。~
 [[相手]][[ターン]]に[[通常モンスター]]として[[特殊召喚]]されるため守る価値は大きく、[[バトルフェイズ]]に[[特殊召喚]]するなら[[戦闘]]前に対応される事も少なくなる。~
 [[手札コスト]]についても、[[バージェストマ]]を[[捨てる]]事で次の展開につなげる。

// 素材として扱うならば同一の[[ステータス]]を持ち[[通常モンスター]]である[[《ネオアクア・マドール》]]のほうが使いやすいが、逆にあちらとこちらが[[手札]]と[[フィールド]]に揃えば互いを守ることもできるため差別化するより併用するほうがいいだろう。~
//上級2枚併用してやれる事が手札使った戦闘妨害は効率悪すぎる

-(1)は[[リメイク]]元の[[《ネオアクア・マドール》]]の、(2)はオリジナルである[[《アクア・マドール》]]の[[フレイバー・テキスト]]を、それぞれ再現してみせた[[効果]]だろう。~

-[[前々回>BLAZING VORTEX]]の[[《光天のマハー・ヴァイロ》]]、[[前回>LIGHTNING OVERDRIVE]]の[[《王家の守護者スフィンクス》]]に続く古い[[モンスター]]の[[リメイク]]。~
それらの[[リメイク]]である[[《マハー・ヴァイロ》]]や[[《守護者スフィンクス》]]が過去の[[環境]]で活躍したのに対し、[[《ネオアクア・マドール》]]には特に目立った活躍は無い。~
そのオリジナルである[[《アクア・マドール》]]ならば、登場当初は有用な[[ステータス]]を持つ[[壁]][[モンスター]]の地位であったが、入手の困難さから[[環境]]で活躍したとも言い難い。~

-「&ruby(ひょうが){氷河};」は「大陸や山を塑性流動する巨大な氷の塊」を指す。


//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[《ネオアクア・マドール》]]

//―《氷河のアクア・マドール》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[DAWN OF MAJESTY]] DAMA-JP023

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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