遊戯王カードWiki - 《氷結界のロイヤル・ナイト》のバックアップ(No.45)

《氷結界(ひょうけっかい)のロイヤル・ナイト/Royal Knight of the Ice Barrier》 †

効果モンスター
星５/水属性/戦士族/攻2000/守2000
このカードがアドバンス召喚に成功した時、
相手フィールド上に「アイスコフュントークン」
（水族・水・星１・攻１０００／守０）１体を攻撃表示で特殊召喚する。
このトークンはアドバンス召喚のためにはリリースできない。

　アイスコフュントークンを送りつけるが、アドバンス召喚以外のリリースや各種素材としての利用に制限はなく、実質相手にアドバンテージを与えたも同じになる。

　アイスコフュントークンをこのカードで戦闘破壊すれば1000ダメージを与える事はできるが、攻撃を妨害されればディスアドバンテージを負う上、その用途なら最初からモンスター除去カードを併用した上でリリースするモンスターで攻めた方が早い場合が多い。
　一応《群雄割拠》・《御前試合》との併用でロックを狙う事もできるが、アドバンス召喚の手間を考えると現実的ではない。

　相手フィールドに依存することなく《氷結界の虎将ウェイン》の特殊召喚条件を整えられるため、先攻１ターン目など相手フィールドの状況次第では活かせる場面もある。
　上手く展開できれば共にレベル５であるため、ランク５のエクシーズ召喚やリンク２リンクモンスターなどにつなぐことができる。
　とはいえアドバンス召喚用のリリース＋手札にこのカードと《氷結界の虎将ウェイン》の３枚を揃える必要があり、《氷結界の紋章》によるサーチを加味しても揃えるには相応の工夫が求められる。

　かつては《ゲイザー・シャーク》・《蛮族の狂宴ＬＶ５》に対応し、《氷結界の紋章》でサーチでき、《氷結界の軍師》でドローに変換できる唯一の存在だったため、効果を無視して素材として採用する手法もあった。
　現在その用途では、自己特殊召喚効果を持つ上述の《氷結界の虎将ウェイン》の下位互換(実質４枚目以降の《氷結界の虎将ウェイン》扱い)になるため、採用する場合は上記のコンボも含め効果を無視しない運用も考える必要がある。

このカードのイラストの肩の辺りに浮いているのがアイスコフュントークンである。
イラストでは両肩に１体ずつ、合計２体確認できるが、実際特殊召喚されるのは１体のみである。

イラストは《ブリザード・ウォリアー》と似た特徴が見受けられる。
あちらがDUEL TERMINALで氷結界のカテゴリに含まれる事から、何か関係があるのかもしれない。

コナミのゲーム作品において―
DUEL TERMINALのスピードデュエルではカードゾーンが三つしかないので、トークンによる封鎖効果はOCGよりも大きくなっている。