*《&ruby(ひょうけっかい){氷結界};の&ruby(かがみ){鏡};/Mirror of the Ice Barrier》 [#top] 速攻魔法 このターン、相手が発動した効果モンスターの効果によって、 自分の手札・フィールド上・墓地のカードがゲームから除外される度に、 以下の効果を適用する。 ●手札のカードが除外された場合、 相手の手札をランダムに2枚までゲームから除外する。 ●自分フィールド上に存在するカードが除外された場合、 相手フィールド上に存在するカードを2枚までゲームから除外する。 ●墓地に存在するカードが除外された場合、 相手の墓地に存在するカードを2枚までゲームから除外する。 [[STARSTRIKE BLAST]]で登場した[[速攻魔法]]。~ [[自分]]の[[カード]]が[[相手]]の[[モンスター効果]]で[[除外]]される度に、[[相手]]の同じ場所からも[[カード]]を2枚まで[[除外]]させる。~ [[除外]]への[[メタカード]]だが、その有効範囲は[[発動]]する[[モンスター効果]]のみと狭い。~ [[除外]]自体を[[無効]]にしたりその[[モンスター]]を[[破壊]]する訳でもないので、[[発動条件]]の厳しさの割に[[アドバンテージ]]につながりにくい。~ 例えば[[《カオス・ソーサラー》]]の[[効果]]に対して[[発動]]した場合、[[自分]]はこの[[カード]]を消費して[[モンスター]]1体を[[除外]]、[[相手]]はこの[[カードの効果]]で2枚[[除外]]されるので、[[2:2交換>1:1交換]]で痛み分けになっただけである。~ [[《D.D.クロウ》]]はもちろん、[[《No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク》]]はそのまま2枚目の[[除外]]も許してしまう。~ また、採用率の高い[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]は[[効果解決時]]に[[手札]]・[[フィールド]]・[[墓地]]のうち2ヶ所までなら「[[除外]]しない」という選択肢も選べる。~ そのため、ほぼ確実に[[除外]]箇所を減らし、最も被害を受けない選択をされてしまうため[[効果]]が薄い。~ [[《霊滅術師 カイクウ》]]に至っては[[墓地]]の[[カード]]を[[除外]]すると同時に、[[除外]]自体を封じてしまうため[[効果]]を[[適用]]できない。~ [[《エフェクト・ヴェーラー》]]等でより幅広い[[モンスター効果]]を対策するか、[[《王宮の鉄壁》]]で[[除外]]行為全般を封じてしまった方が良いだろう。~ [[環境]]のインフレに伴い、[[破壊]]以外で[[除去]]する[[カード]]も増えており、その中で[[除外]][[効果]]を持つ[[カード]]も増加している。~ そのような[[カード]]が多くみられるような場合には、[[サイドデッキ]]に採用できる。~ 見返りが高い反面[[腐る]]可能性もあるので、ハイリスクハイリターンな[[カード]]である。~ -非常に使いにくい[[カード]]で長らく評価は低かったが、[[環境]]の高速化につれて[[サイドデッキ]]への採用率は上がっている。~ 最初に注目されたのは[[【影霊衣】]]の[[《トリシューラの影霊衣》]]で、[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]と異なり[[手札]]・[[フィールド]]・[[墓地]]の3ヶ所を必ず[[除外]]するため、この[[カードの効果]]を確実に3つとも[[適用]]して大きな打撃を与えられる。~ その後も[[《彼岸の悪鬼 ファーファレル》]]を擁する[[【彼岸】]]や[[《白き霊龍》]]を擁する[[【青眼の白龍】]]等の隆盛もあり、変わらず[[サイドデッキ]]候補として名が挙がっている。~ -[[相手]]が''[[発動]]''した[[モンスター効果]]にしか対応していないため、[[《閃光の追放者》]]等の[[永続効果]]で[[カード]]が[[除外]]された場合も[[適用]]されない。~ -[[氷結界]]の名を冠するが、現在[[氷結界]]の[[サポートカード]]に[[魔法・罠カード]]を指定するものはないため、ルール上[[氷結界]]との関連性はない。~ 一応、[[《マジカルシルクハット》]]・[[《聖なる輝き》]]と併用すれば[[《氷結界の守護陣》]]・[[《氷結界の術者》]]等の[[氷結界]][[モンスター]]に関する[[効果]]を持つ[[カード]]と連携できる。~ -DTマスターガイドによれば、これははるか昔に[[《氷結界の伝道師》]]が[[ブリューナク>《氷結界の龍 ブリューナク》]]・[[グングニール>《氷結界の龍 グングニール》]]・[[トリシューラ>《氷結界の龍 トリシューラ》]]の三龍を封印するために使用した鏡とのこと。~ それ以来、三龍を制御する手段として代々[[氷結界]]の一族に伝えられ、[[魔轟神]]殲滅のために封印を解いた[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]が暴走した際にもまずこれによる再封印が試みられた。~ だが、この鏡による[[トリシューラ>《氷結界の龍 トリシューラ》]]封印は失敗、結局[[《氷結界の神精霊》]]が我が身を犠牲に封印するまで[[トリシューラ>《氷結界の龍 トリシューラ》]]は暴れ続け、世界を荒廃させてしまった。~ 絶妙に[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]の[[メタ]]になりえないこの[[効果]]は、実はこのエピソードを忠実に反映した結果とも言える。~ --なお、同書では《氷結界の鏡》による封印術を転用・進化させた集団が[[リチュア]]だとされており、事実[[《リチュアの儀水鏡》]]を筆頭に[[リチュア]]の[[儀式魔法]]の多くは「鏡」を用いている。~ また、[[《ヴェルズ・ケルキオン》]]が[[《リチュアの儀水鏡》]]を手にしているのは、[[《セイクリッド・ハワー》]]が[[ヴェルズ]]の三龍と[[融合]]する際に[[《リチュアの儀水鏡》]]の力を借りたからとされている。~ 一度は[[トリシューラ>《氷結界の龍 トリシューラ》]]を止められず世界を破滅に導いたこの鏡が、形を変えて[[トリシューラ>《ヴェルズ・ウロボロス》]]を制御し、世界を救う一助となったのである。~ //-原作・アニメにおいて―~ -コナミのゲーム作品において―~ [[DUEL TERMINAL]]では[[氷結界]]の隠し[[デッキ]]に投入されている。~ しかし、[[効果モンスター]]の[[効果]]でこちらの[[カード]]を[[除外]]してくるキャラクターが少なく、ただの[[事故]]要因にしかなっていない。~ **関連カード [#card] -[[氷結界]] ―[[イラスト]]関連 -[[《氷結界の龍 トリシューラ》]] ―《氷結界の鏡》が見られる[[カード]] -[[《氷結界の伝道師》]] -[[《ヴェルズ・ウロボロス》]] -[[《ヴェルズ・オピオン》]] -[[《ヴェルズ・バハムート》]] -[[《招来の対価》]] **対応する[[モンスター]] [#list] ―[[手札]] -[[《炎帝家臣ベルリネス》]] -[[《スナップドラゴン》]] -[[《ブルー・ダストン》]] -[[《M・HERO ダーク・ロウ》]] -[[《PSYフレームロード・Ω》]] ―[[フィールド]] -[[《A・O・J アンノウン・クラッシャー》]] -[[《異次元の女戦士》]] -[[《異次元の狂獣》]] -[[《異次元の戦士》]] -[[《エレキジ》]] -[[《開闢の騎士》]] -[[《幻獣機コルトウィング》]] -[[《業火の重騎士》]] -[[《刻剣の魔術師》]] -[[《十二獣ヴァイパー》]] -[[《ZS−幻影賢者》]] -[[《D.D.アサイラント》]] -[[《D−HERO デビルガイ》]] -[[《トワイライトロード・ファイター ライコウ》]] -[[《彼岸の悪鬼 ファーファレル》]] -[[《百万喰らいのグラットン》]] -[[《カオス・ソーサラー》]] -[[《邪帝ガイウス》]] -[[《スペースタイムポリス》]] -[[《聖導騎士イシュザーク》]] -[[《魔装邪龍 イーサルウェポン》]] -[[《ライトレイ ソーサラー》]] -[[伝説の騎士]] -[[《アーマロイドガイデンゴー》]] -[[《天照大神》]] -[[《古代の機械合成竜》]] -[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]] -[[《銀河眼の光子竜》]] -[[《黒竜の忍者》]] -[[《混沌の黒魔術師》]] -[[《聖戦士カオス・ソルジャー》]] -[[《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》]] -[[《伝説のフィッシャーマン三世》]] -[[《天魔神 エンライズ》]] -[[《破壊竜ガンドラ》]] -[[《Subterror Behemoth Umastryx》]] -[[《ディサイシブの影霊衣》]] -[[《ABC−ドラゴン・バスター》]] -[[《召喚獣エリュシオン》]] -[[《タイムマジック・ハンマー》]] -[[《VWXYZ−ドラゴン・カタパルトキャノン》]] -[[《青眼の双爆裂龍》]] -[[《ブレイブアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]] -[[《捕食植物キメラフレシア》]] -[[《オリエント・ドラゴン》]] -[[《超念導体ビヒーマス》]] -[[《PSYフレームロード・Ζ》]] -[[《ジャンク・アーチャー》]] -[[《ライトロード・アーク ミカエル》]] -[[《CNo.80 葬装覇王レクイエム・イン・バーサーク》]] -[[《CNo.103 神葬零嬢ラグナ・インフィニティ》]] -[[《幻想の黒魔導師》]] -[[《SNo.39 希望皇ホープONE》]] -[[《No.70 デッドリー・シン》]] -[[《No.77 ザ・セブン・シンズ》]] -[[《No.92 偽骸神龍 Heart−eartH Dragon》]] ―[[墓地]] -[[《A・O・J サイクルリーダー》]] -[[《インフェルノイド・アスタロス》]] -[[《インフェルノイド・ベルゼブル》]] -[[《インフェルノイド・シャイターン》]] -[[《インフェルノイド・ルキフグス》]] -[[《カードエクスクルーダー》]] -[[《剣闘獣レティアリィ》]] -[[《幻獣機サーバルホーク》]] -[[《混沌の呪術師》]] -[[《D.D.クロウ》]] -[[《ディメンション・ポッド》]] -[[《ナイトエンド・ソーサラー》]] -[[《ネオフレムベル・ガルーダ》]] -[[《ネオフレムベル・シャーマン》]] -[[《ネオフレムベル・ヘッジホッグ》]] -[[《破戒僧 ランシン》]] -[[《魔石術師 クルード》]] -[[《霊滅術師 カイクウ》]] -[[《闇帝ディルグ》]] -[[《インフェルノイド・アシュメダイ》]] -[[《インフェルノイド・ベルフェゴル》]] -[[《ダークフレア・ドラゴン》]] -[[《ホワイト・ホーンズ・ドラゴン》]] -[[《記憶破壊王》]] -[[《インフェルノイド・アドラメレク》]] -[[《ガーディアン・エアトス》]] -[[《呪符竜》]] -[[《幻奏の音姫マイスタリン・シューベルト》]] -[[《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》]] -[[《闇魔界の竜騎士 ダークソード》]] -[[《エンシェント・ゴッド・フレムベル》]] -[[《超重蒸鬼テツドウ−O》]] -[[《CX−CHレジェンド・アーサー》]] -[[《No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク》]] -[[《ヴェルズ・ウロボロス》]] -[[《ヘルフレイムゴースト》]] ―[[手札]]・[[フィールド]] -[[《宵闇の騎士》]] -[[《カオス・ソルジャー −宵闇の使者−》]] ―[[フィールド]]・[[墓地]] -[[《インフェルノイド・ヴァエル》]] -[[《巨神竜フェルグラント》]] -[[《真竜皇アグニマズドV》]] -[[《真竜皇バハルストスF》]] -[[《破壊竜ガンドラ−ギガ・レイズ》]] -[[《sophiaの影霊衣》]] -[[《水晶機巧−グリオンガンド》]] -[[《水晶機巧−フェニキシオン》]] -[[《陽炎獣 バジリコック》]] ―[[手札]]・[[フィールド]]・[[墓地]] -[[《怨邪帝ガイウス》]] -[[《創星神 sophia》]] -[[《トリシューラの影霊衣》]] -[[《氷結界の龍 トリシューラ》]] -[[《幻子力空母エンタープラズニル》]] //**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] //-[[【】]] **収録パック等 [#pack] -[[STARSTRIKE BLAST]] STBL-JP055 &size(10){[[Rare]]}; **FAQ [#faq] Q:この[[カード]]による[[除外]]は[[チェーンブロック]]を作りますか?[[対象]]をとりますか?~ また、どのタイミングで行われますか?~ A:いいえ、[[チェーンブロック]]は作られず、[[対象にとる効果>対象をとる(指定する)効果]]ではありません。また、[[発動]]した[[効果モンスター]]の[[除外]]する[[効果]]処理が終了後にこの[[カードの効果]]で[[除外]]します。(10/07/19) Q:同じ[[ターン]]に《氷結界の鏡》を2枚[[発動]]した場合、その[[ターン]]に[[カード]]が[[除外]]された場合4枚の[[カード]]が[[除外]]されますか?~ A:いいえ、複数[[発動]]しても重複せず[[除外]]されるのは2枚だけになります。(10/07/26) Q:1度の[[効果]]処理で[[フィールド]]の[[カード]]が複数[[除外]]された場合、[[除外]]されるのは何枚までになりますか?~ A:その場合でも[[除外]]されるのは2枚までになります。(10/07/31) Q:1度の[[効果]]処理で[[フィールド]]と[[墓地]]のカードが[[除外]]された場合、[[フィールド]]と[[墓地]]のそれぞれの[[カード]]を2枚まで[[除外]]できますか?~ A:はい、できます。(10/07/31) Q:[[《マクロコスモス》]][[適用]]中にこの[[カード]]を使いました。~ [[相手]]が[[《ダークエンド・ドラゴン》]]の[[効果]]を[[発動]]させた場合[[除外]]されますが、この場合どうなりますか?~ A:[[《マクロコスモス》]]によって[[除外]]される扱いであるため、通常の処理以外に何も起きません。(10/07/17)~ Q:[[《閃光の追放者》]]が存在している時にこの[[カード]]を使いました。[[相手]]が[[《ダークエンド・ドラゴン》]]の[[効果]]を[[発動]]させた場合、[[《閃光の追放者》]]の[[モンスター効果]]によって[[除外]]されますが、この場合どうなりますか?~ A:その場合でも[[相手]]が[[発動]]した[[《ダークエンド・ドラゴン》]]の[[効果]]ではなく、[[《閃光の追放者》]]の[[効果]]によって[[除外]]される扱いであるため、通常の処理以外に何も起きません。(10/07/21) Q:[[相手]]の[[手札]]・[[墓地]]・[[フィールド]]上に[[カード]]が存在しない場合でも[[発動]]できますか?~ A:はい、[[発動]]できます。(12/03/31) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- &tag(《氷結界の鏡》,魔法,速攻魔法,);