*《&ruby(ひょうけっかい){氷結界};の&ruby(こおう){虎王}; ドゥローレン》 [#gcf9c305]
*《&ruby(ひょうけっかい){氷結界};の&ruby(こおう){虎王}; ドゥローレン/Dewloren, Tiger King of the Ice Barrier》 [#top]
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 シンクロ・効果モンスター
 星6/水属性/獣族/攻2000/守1400
 チューナー+チューナー以外の水属性モンスター1体以上
 1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在する
 カードを任意の枚数手札に戻すことができる。
 このカードの攻撃力はこのターンのエンドフェイズ時まで、
 この効果で手札に戻したカードの枚数×500ポイントアップする。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k55730918
//http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org0511.jpg
 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):このカード以外の自分フィールドの表側表示のカードを任意の数だけ対象として発動できる。
 その自分の表側表示のカードを持ち主の手札に戻す。
 このカードの攻撃力はターン終了時まで、この効果で手札に戻ったカードの数×500アップする。

 [[DUEL TERMINAL −反撃のジャスティス!!−]]で登場する[[水属性]]・[[獣族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 自分[[フィールド上のカード]]を[[バウンス]]し、自身の[[攻撃力]]を[[強化]]できる[[効果]]を持つ。~
 [[DUEL TERMINAL −反撃のジャスティス!!−]]で登場した[[水属性]]・[[獣族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 [[自分]][[フィールド]]の[[表側表示]]の[[カード]]を[[手札]]に[[戻し>戻す]]、その後[[攻撃力]]を[[自己強化]]する[[起動効果]]を持つ。~

//似た[[効果]]を持つ[[《霞の谷の祈祷師》]]の[[上位互換]]とも取れる
 元々の[[攻撃力]]は低いが、自分[[フィールド]]上の[[カード]]を[[手札]]に戻す[[効果]]を持ち、様々な[[コンボ]]が狙える。~
 とりわけ[[ロック]][[カード]]との相性は抜群である。~
 この[[カードの効果]]により[[自分]]でかけた[[ロック]]を解除し、次の[[相手]][[ターン]]までに再び[[ロック]]をかければ、[[相手]]だけを拘束する事ができる。~
 戦闘面でも、1枚でも戻せば[[攻撃力]]は2500となるので、大半の[[上級モンスター]]を[[戦闘破壊]]できるようになる。~
 [[デメリット]]もなく[[自分]][[フィールドのカード]]を[[手札]]に[[戻す]][[効果]]によって、様々な[[コンボ]]を狙うことができる。~
 同時に自身を[[強化]]することができるが、[[手札]]に戻せるのは[[表側表示]]の[[カード]]だけであるため、大幅に[[攻撃力]]をアップさせるのは難しい。~
 [[永続魔法]]を多く[[デッキ]]に投入することで、[[攻撃力]]を飛躍的にアップさせることができ、[[攻撃力]]を倍加させることも難しくないだろう。~
 ただし、[[自己強化]]は[[発動]]した[[ターン]]のみであり、[[相手]][[ターン]]では[[戦闘破壊]]されやすくなる。~

 また、同じ[[氷結界]]の[[シンクロモンスター]]の[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]との相性はいい。~
 この[[カード]]の[[効果]]で[[手札]]に戻した[[カード]]を[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]の[[コスト]]にできる。~
 この[[効果]]と相性の良い[[カード]]を下記にいくつか示すが、これらの[[カード]]はあくまで一例であり、[[モンスター]]も含むためその選択肢はかなり多い。~
 [[バウンス]]用に有益な[[カード]]をより多く知りたい場合は、様々な[[永続魔法]]や[[永続罠]]、また[[【セルフ・バウンス】]]のページも参照。~

 相性のいい[[デッキ]]として真っ先に挙げられるのは[[水属性]]による[[【フィフティ・フィフティ】]]だろう。~
 [[【植物族】]]でも[[《ウィード》]]と[[《ロードポイズン》]]で[[シンクロ召喚]]でき、[[《増草剤》]]を使いまわす事が可能。
--[[ロック]][[カード]]~
[[自分]]の[[《レベル制限B地区》]]や[[《光の護封剣》]]等の[[ロック]][[カード]]を[[手札]]に戻した後に[[攻撃]]を行い、[[メインフェイズ2>メインフェイズ#M2]]で再び[[ロック]]をかければ、毎[[ターン]][[相手]]だけを拘束する事ができる。~
[[戦闘]]面でも、1枚でも戻せば[[攻撃力]]は2500となるので、大半の[[上級モンスター]]を[[戦闘破壊]]できるようになる。~

-自身の[[効果]]だけで[[強化]]を行う場合、[[攻撃力]]は最大で7000まで[[強化]]する事ができる。~
しかし、[[自分]][[フィールド]]上の[[カード]]全てが[[表側表示]]状態でなければならないので、実行するのはほぼ不可能だろう。~
--[[召喚に成功した]]時に[[効果]]が[[発動]]する[[カード]]~
[[《魔導戦士 ブレイカー》]]等の[[召喚]]時に一度だけ[[発動]]する[[効果]]を持つ[[モンスター]]を[[手札]]に[[戻す]]ことで、再度使用することができる。~
また[[エンドフェイズ]]等で[[自壊]]が確定している[[モンスター]]の[[自壊]]の回避にも便利である。~

-[[《霞の谷の雷鳥》]]を[[手札]]に戻せばそのまま[[特殊召喚]]でき、それなりの活躍ができるだろう~
--[[蘇生]][[カード]]~
[[《リビングデッドの呼び声》]]や[[《リミット・リバース》]]は、この[[カード]]によって[[蘇生]]された[[モンスター]]が[[破壊]]されない限り[[フィールド]]に残り続ける。~
そのため、[[シンクロ素材]]にするなどしてこれらの[[カード]]を[[フィールド]]に残せば、延々と使い回すことができる。~
[[《継承の印》]]など、[[フィールド]]から離れても[[装備モンスター]]が[[破壊]]されない[[蘇生]]系の[[装備魔法]]を使い回すという手もある。~

-[[《E・HERO エアーマン》]][[《魔導戦士 ブレイカー》]] などの[[汎用性]]の高い[[召喚に成功した]]ときに発動するカードを[[手札]]に戻すことで強力な効果を再利用できる。~
 かつて、相性の良い[[デッキ]]として真っ先に挙げられるのは[[水属性]]による[[【フィフティ・フィフティ】]]であった。~
 [[ロック]][[カード]]を[[自分]]の[[ターン]]のみ[[手札]]に戻し、総[[攻撃]]をした後に再び[[ロック]]をかけることによって、[[相手]]のみ[[攻撃]]を制限できたためである。~
 11期[[環境]]では[[相手]]にのみ[[ロック]]を掛ける手段も珍しくなくなっており、[[永続魔法]]・[[装備魔法]]の再利用がメインになっている。~

//-原作・アニメにおいて―~
//-[[《旧神ノーデン》]]で[[レベル]]2の[[チューナー]]を[[蘇生]]させれば[[シンクロ召喚]]可能。~
//[[《簡易融合》]]1枚で出せるため、様々な[[コンボ]]に組み込める。~

//-コナミのゲーム作品において―~
-確実に[[戦闘ダメージ]]を与えられる状況であれば、この[[カード]]と[[《妖刀竹光》]]・[[《魂を吸う竹光》]]の3枚で[[相手]]を[[ドローロック]]することも可能である。~

//-神話・伝承において―~
-自身の[[効果]]でアップできる[[攻撃力]]は最大5500。~
しかし、[[自分]][[フィールドのカード]]全てが[[表側表示]]でなければならないので、実行するのは非常に難しい。~

**関連カード [#u7672d06]
-2020年の[[ストラクチャーデッキ−凍獄の氷結界−]]の再録時に[[エラッタ]]が施され、[[同名カード]]を含めた[[ターン]]制限が追加された。~
なお、[[エラッタ]]前から自身を[[バウンス]][[対象]]に選択できない[[効果]]であったが、[[エラッタ]]によりその処理が明確化された。~
--[[エラッタ]]後でも[[バウンス]]と[[自己強化]]は同時ではない。~

--[[エラッタ]]前は[[同名カード]]の制限が無かった為、登場から長らく[[ループ>無限ループ]][[コンボ]]に悪用され続けていた。~
[[墓地]]に3枚揃えて[[《継承の印》]]で[[蘇生]]を繰り返し、そこに[[《マスドライバー》]]等の[[射出]][[カード]]を絡めれば[[1ターンキル]]を達成できた。~
一見難しいようにも見えるが、[[【ガエル】]]であれば容易にこの[[コンボ]]が実践できたため、[[09/09/01>禁止・制限カード/2009年9月1日]]にて[[準制限カード]]に指定されることになる。~
その後、[[コンボ]]の肝である[[《イレカエル》]]や[[《マスドライバー》]]が[[禁止カード]]となったことで[[11/03/01>禁止・制限カード/2011年3月1日]]付で[[制限解除]]された。~
だが、[[1ターンキル]][[コンボ]]自体は健在であり、更に[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]を絡めた[[TOD>【トランス】]]紛いの行為が物議を醸したためか、[[11/09/01>禁止・制限カード/2011年9月1日]]に再び[[準制限カード]]へ逆戻りした。~
同改訂では遅延[[コンボ]]に必要な[[《フィッシュボーグ−ガンナー》]]も[[禁止カード]]に指定されており、[[1ターンキル]]に対する公式の厳しいスタンスがここにも窺える。~
後に上記関連の[[カード]]は軒並み[[禁止カード]]になったが[[《地霊神グランソイル》]]との[[無限ループ]]を危険視されたのか、大会で結果を残していないにもかかわらず[[17/01/01>リミットレギュレーション/2017年1月1日]]で[[制限カード]]に[[制限強化]]された。~
(因みに[[《地霊神グランソイル》]]はこちらよりも3年早く、この[[カード]]と同様の[[同名カード]]制限の[[エラッタ]]を受けている)~

---[[シンクロ素材]]に[[縛り]]がある[[シンクロモンスター]]では初の規制対象となった。~

---海外では[[《地霊神グランソイル》]]・[[《セイクリッド・トレミスM7》]]との[[コンボ]]でこの[[カード]]が2枚でも[[無限ループ]]が可能になることを危惧してか、日本よりも早い[[13/09/01>海外の禁止・制限カード/2013年9月1日]]の段階で[[制限カード]]に指定された。~

--[[エラッタ]]により[[同名カード]]を用いたループ[[コンボ]]が消滅した為、[[21/01/01>リミットレギュレーション/2021年1月1日]]にて[[制限緩和]]、続く[[21/04/01>リミットレギュレーション/2021年4月1日]]で[[制限解除]]された。~
なお、[[TCG]]では一足早い[[21/03/15>海外の禁止・制限カード/2021年3月15日]]の時点で[[制限解除]]されていた。~

-[[ストラクチャーデッキ−凍獄の氷結界−]]での再録の際、[[カード名]]が《氷結界の虎王ドゥローレン》から《氷結界の虎王 ドゥローレン》に変更された(「虎王」の後にスペースが加わった)。~
同商品では《氷結界の番人ブリズド》にも同様の変更が行われ、[[《氷結界の番人 ブリズド》]]になっている。~
[[氷結界]][[モンスター]]は[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]・[[《氷結界の虎将 ライホウ》]]のように、「氷結界の○○」という称号とカタカナの個人名の間にスペースがあるのが基本であり、《氷結界の番人ブリズド》《氷結界の虎王ドゥローレン》の2枚のみが例外的にスペースなしであった。~
この変更により、カタカナの固有名を持つ[[氷結界]]はすべてスペースありで統一された。~

-[[《フェンリル》]]以来5年振りに登場した[[獣族]]・[[水属性]][[モンスター]]である。~
[[シンクロモンスター]]としては10年以上唯一の[[獣族]]・[[水属性]][[モンスター]]だったが、2021年に[[《ベアルクティ−ポラリィ》]]が登場し唯一ではなくなった。~

-DTマスターガイドによれば、[[氷結界]]の龍が暴走した時の安全装置として役割を担っていたとの事。~
しかし、[[龍達の狂乱を食い止めるには至らなかった。>《トリシューラの鼓動》]]~

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-V第60話において、囚人が看守に賄賂として渡していた。~
この[[カード]]1枚で山盛りの飯がよそわれており、シンクロ次元でも結構な価値のある[[カード]]として扱われているようだ。~

--アニメ5D'sの「遊星&ジャック&クロウvsレクス・ゴドウィン」戦で遊星が使用した[[通常罠]]《シンクロ・バトン》の[[イラスト]]に[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]・[[《氷結界の龍 グングニール》]]と共に描かれている。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]] NEXTのアクションデュエルのアドベンチャーモードの「反撃のジャスティス!!」に登場。~
[[《A・マインド》]]を渡され、[[ワーム]]に気をつけながら[[A・O・J]]の開発現場にいる[[《霞の谷の執行者》]]に届ける事がこの話のストーリーである。~
WCS2009での[[英語名]]は《Dewloren, Tiger Prince of Ice Barrier》であった。~
//princeに王の意味もある

**関連カード [#card]
-[[氷結界]]

-[[《王虎ワンフー》]]
-[[《宇宙砦ゴルガー》]]
-[[《霞の谷の祈祷師》]]
-[[《霞の谷の雷神鬼》]]

//―《氷結界の虎王 ドゥローレン》の姿の見られるカード
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク
//―虎の[[モンスター]]
//-[[《隻眼のホワイトタイガー》]]
//-[[《魂虎》]]
//-[[《ゾンビタイガー》]]
//-[[《タイガー・アックス》]]
//-[[《タートル・タイガー》]]
//-[[《V−タイガー・ジェット》]]
//-[[《VW−タイガー・カタパルト》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]
//-[[《アマゾネスペット虎》]]
//-[[《王虎ワンフー》]]
//-[[《スレイブタイガー》]]
//-[[《タイガードラゴン》]]
//-[[《宝玉獣 トパーズ・タイガー》]]

**収録パック等 [#nf45879c]
//-[[《氷結界の虎王ドゥローレン》]]

―《氷結界の虎王 ドゥローレン》の姿の見られるカード
-[[《トリシューラの鼓動》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【セルフ・バウンス】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[DUEL TERMINAL −反撃のジャスティス!!−]] DT03-JP033 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]};
-[[DUEL TERMINAL −クロニクルI覚醒の章−]] DTC1-JP083 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]};
-[[ストラクチャーデッキ−凍獄の氷結界−]] SD40-JP041 &size(10){[[N-Parallel]]};
-[[TERMINAL WORLD]] TW01-JP037 &size(10){[[Normal]],[[N-Parallel]],[[Super]],[[Super]]-[[Parallel]],[[Secret]],[[Secret]]-[[Parallel]]};

//**FAQ
//Q:~
//A:
**FAQ [#faq]
//Q:[[対象]]をとりますか?~
//A:とります。(08/09/24)

//質問だけの投稿はお止めください。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//質問と回答を記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//Q:[[戻す]]行為は[[コスト]]ですか?~
//A:いいえ、[[効果]]です。(08/09/28)

//Q:[[戻す]][[効果]]で自身を[[対象]]にとることはできますか?~
//A:いいえ、できません。(15/04/02)
//A:はい、可能です。(08/10/06)
//公式DBより
//http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=7790&keyword=&tag=-1

Q:[[トークン]]、[[融合モンスター]]、[[シンクロモンスター]]を[[効果の対象]]にした時、[[攻撃力]]を上昇しますか?~
A:[[手札]]に戻せていないので、[[手札]]に戻した数には含まれず上昇しません。(08/12/07)

Q:[[戻す]][[効果]]と[[攻撃力]]が上昇する[[効果]]は同時扱いですか?~
//([[フィールド]]から離れたとき[[発動]]する[[任意効果]]は[[発動]]できますか?)~
A:同時ではありません。(20/11/21)~

Q:[[効果処理時]]にこの[[カード]]が[[表側表示]]で存在しない場合、[[カード]]を[[戻す]]ことはできますか?~
//A:はい、可能です。(10/07/15)~
A:はい、できます。(13/10/30)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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//※重要※
//※このページへのタグ付けはしないでください※
//20/12/15現在、旧ページのタグが残っているのでこのページにタグを付けると二重のタグになってしまうためです