*《&ruby(ひょうごくりゅう){氷獄龍}; トリシューラ/Trishula, the Dragon of Icy Imprisonment》 [#top]
 融合・効果モンスター
 星9/水属性/ドラゴン族/攻2700/守2000
 カード名が異なるモンスター×3
 このカードは自分の手札・フィールドのモンスターのみを素材とした融合召喚及び以下の方法でのみEXデッキから特殊召喚できる。
 ●自分フィールドの上記カードを除外した場合にEXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
 (1):元々の種族がドラゴン族のモンスターのみを素材としてこのカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
 自分のデッキ・相手のデッキの一番上・相手のEXデッキの順に確認してそれぞれ1枚ずつ除外する。
 このカード名のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

 [[20th ANNIVERSARY LEGENDARY DRAGONS>V JUMP EDITION#VP18A]]で登場した[[水属性]]・[[ドラゴン族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[自分]][[フィールド]]の[[融合素材]]を[[除外]]して[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]できる[[効果外テキスト]]、元々の[[種族]]が[[ドラゴン族]]の[[モンスター]]のみを素材とした[[特殊召喚に成功した]]場合に[[自分]]の[[デッキ]]の[[カード]]と[[相手]]の[[デッキの一番上]]と[[相手]]の[[エクストラデッキ]]の[[カード]]を1枚ずつ[[除外]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 [[融合召喚]]の場合、[[融合素材]]として使える[[モンスター]]の場所は[[《融合》]]と同じ範囲に限定されており、[[墓地融合]]・[[デッキ融合]]・[[相手]][[フィールド]]の[[モンスター]]を[[融合素材]]などはできない。~
 一応、[[《龍の鏡》]]・[[《超融合》]]などは指定に反しないようにすればこの[[カード]]の[[融合召喚]]に使えるが、当然それらが持つ独自性を失う事になるため、[[メリット]]は少ない。~
 [[融合素材]]に[[フィールド]]などの指定はないため、[[《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》]]とは違い[[《融合解除》]]で[[融合素材]]を[[蘇生]]することは可能。~
 [[カード名]]の異なる[[モンスター]]3体のみと緩いため、[[《ドラゴン・目覚めの旋律》]]で[[モンスター]]を複数種類[[サーチ]]したり、[[トークン]]を展開し、[[トークン]]を素材にした[[リンクモンスター]]を複数種類出すだけでも簡単に[[融合素材]]が揃う。~
 またこの[[モンスター]]は[[素材>融合素材]][[縛り]]が緩い割に[[攻撃力]]が高いので単に[[トークン]]から出せる高打点の[[モンスター]]として使うのも有用といえる。~
 展開力のある[[デッキ]]で[[バトルフェイズ]]中に[[《瞬間融合》]]で出し、[[フィニッシャー]]とするのがもっとも現実的か。~

 また、[[自分]][[フィールド]]から[[融合素材]]を[[除外]]することでも[[特殊召喚]]が可能。~
 複数の[[トークン]]を上手く利用すれば、少ない[[ディスアドバンテージ]]での[[特殊召喚]]が狙える。~
 追加[[効果]]は狙えないが、[[融合素材]]を[[除外]]する点と[[融合素材]]の縛りが緩い点に着目し[[不知火]]や[[《異次元の偵察機》]]のような[[除外]]と相性のいい[[モンスター]]を[[融合素材]]にするのも手。~

 [[《混沌空間》]]とも相性が良く、自身の方法で[[特殊召喚]]すればそれだけで[[カオスカウンター]]が3つ貯まり、自身の[[効果]]でさらに[[カード]]を[[除外]]できるため、あちらの[[特殊召喚]][[効果]]も使用しやすい。~
 [[自分]]の[[デッキ]]から[[《ネクロフェイス》]]を[[除外]]すれば[[最上級モンスター]]の[[特殊召喚]]も視野に入れられる。~

 [[効果]]を[[発動]]させるには、元々の[[種族]]が[[ドラゴン族]]で[[カード名]]が異なる[[モンスター]]3体を[[融合素材]]に使用する必要がある。~
 自身も[[ドラゴン族]]である[[《デブリ・ドラゴン》]]や[[《竜魔導の守護者》]]は、特定の[[ドラゴン族]]を[[蘇生]]でき、後者ならば[[融合召喚]]用の[[魔法カード]]を[[サーチ]]できるため特に相性が良い。~
 [[【聖刻】]]や[[【ヴァレット】]]ならば、異なる[[ドラゴン族]][[モンスター]]を3体並べるのもそこまで難しくはない上、上記の通り[[融合召喚]]のギミックも不要なため採用を検討できる。~
 [[《守護竜エルピィ》]]・[[《守護竜ピスティ》]]らは並べる機会も多く、[[攻撃力]]が低いので[[除外]]にも適する。~

 [[モンスター効果]]は、[[特殊召喚に成功した]]場合に[[自分]]の[[デッキ]]の[[カード]]と[[相手]]の[[デッキの一番上]]と[[相手]]の[[エクストラデッキ]]の[[カード]]を1枚ずつ[[除外]]する[[効果]]。~
 [[自分]]の[[デッキ]]の任意の[[カード]]を[[除外]]できる点は[[汎用性]]が高く、[[《封印の黄金櫃》]]のような[[コンボ]]が行える。~
 [[エクストラデッキ]]の[[カード]]を1枚[[除外]]する点は、[[相手]]の[[エクストラデッキ]]を[[ピーピング]]した上で1枚[[除外]]できる為、[[情報アドバンテージ]]を得やすく、特定の[[カード]]を[[《浮幽さくら》]]で狙い撃つことで間接的に[[相手]]の戦術を妨害できる。~
 [[相手]]の[[デッキの一番上]]の[[カード]]を1枚[[除外]]する[[効果]]もあるが、その程度では[[相手]]への妨害にはほとんどならないため、オマケと割り切っていいだろう。~

-[[《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]が似た[[特殊召喚]]方法を持つため、[[裁定]]に関してはあちらも参照のこと。~
こちらはあちらと異なり[[蘇生]]や[[帰還]]も可能であるが、その場合は[[バニラ]]同然となる。~

-[[トークン]]を展開し、[[トークン]]を素材にした[[リンクモンスター]]を複数種類出してから[[特殊召喚]]を狙う場合、[[《星杯の守護竜アルマドゥーク》]]の[[特殊召喚]]も狙える。~
あちらは[[全体攻撃]]も可能で[[攻撃力]]もより高い。~

-[[《XYZ−ドラゴン・キャノン》]]やトリプル[[コンタクト融合]]体、[[《光の創造神 ホルアクティ》]]等[[フィールド]]に特定の3体の[[モンスター]]を揃える必要がある[[モンスター]]を[[特殊召喚]]可能な状況では、大抵の場合この[[カード]]の[[特殊召喚]]も狙える。~
ただ、その場合この[[モンスター]]の[[効果]]が[[発動]]しないため[[アドバンテージ]]を稼ぐことができない。~
結果、それらと比べてこの[[カード]]が優位に立てる状況はほとんど無い。~


-[[《宵星の騎士ギルス》]]1枚でこの[[カード]]を[[特殊召喚]]しつつ[[《星遺物の胎導》]]を[[サーチ]]できる。~
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+[[《宵星の騎士ギルス》]]で[[《星遺物−『星鎧』》]]を[[墓地へ送る]]。~
+[[《宵星の騎士ギルス》]]の(2)で[[星遺物トークン]]を[[特殊召喚]]し、1体で[[《リンクリボー》]]を[[リンク召喚]]したのち2体で[[《星鍵士リイヴ》]]を[[リンク召喚]]。~
+[[《星鍵士リイヴ》]]の(1)で[[《星遺物を継ぐもの》]]を[[セット]]して即[[発動]]し、[[《星遺物−『星鎧』》]]を[[蘇生]]して[[《星遺物の胎導》]]を[[サーチ]]。~
+[[《星鍵士リイヴ》]]を[[素材>リンク素材]]に[[《リンクロス》]]を[[リンク召喚]](このとき、[[《星鍵士リイヴ》]]の(2)の[[効果]]を[[発動]]可能)、[[リンクトークン]]を2体[[特殊召喚]]し、[[リンクトークン]]を[[リリース]]して[[墓地]]から[[《リンクリボー》]]を[[特殊召喚]]。~
+[[リンクトークン]]、[[《リンクロス》]]、[[《星遺物−『星鎧』》]]を[[除外]]し[[《氷獄龍 トリシューラ》]]を[[特殊召喚]]。~
--結果、[[エクストラモンスターゾーン]]に[[《氷獄龍 トリシューラ》]]、[[フィールド]]に[[《リンクリボー》]]、[[手札]]に[[《星遺物の胎導》]]。~
[[《氷獄龍 トリシューラ》]]の素材に[[《リンクロス》]]の代わりに[[《リンクリボー》]]を選べば[[メインモンスターゾーン]]に[[《氷獄龍 トリシューラ》]]を出せる。~

-第9期以降の[[カード]]としては珍しく、[[同名カード]]に対する[[1ターンに1度]]の制約が[[効果]][[テキスト]]の後に来ている。~
[[召喚条件]]を表す[[テキスト]]に黒丸を使用しているため、紛らわしくなるのを避けたのだろう。~

-[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]の[[リメイク]][[モンスター]]。~
全ての頭の角が2本から3本に、腰周りに新たな翼とパーツが追加されている。~
また、尻尾が赤く光っているが、[[《煉獄の落とし穴》]]や[[《ヴェルズ・ウロボロス》]]の[[イラスト]]を考慮すると、これは[[《氷結界の鏡》]]だと思われる。~
元の[[カード]]と比較すると、3体の[[モンスター]]を素材とする点や3箇所から合計3枚の[[カード]]を[[除外]]できる点は共通している。~
なお、[[除外]]できる[[カード]]の領域は全て[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]が干渉できなかったものである。~

--「それぞれ1枚まで」ではなく計3枚が強制されたという点では、同じ[[《端末世界》]]出身の[[《トリシューラの影霊衣》]]に近い。~

--なお、[[【氷結界】]]においては、[[氷結界]]の[[融合モンスター]]が存在せず[[ドラゴン族]]も非常に少ない上に[[デッキ]]の展開力も低いので、[[氷結界]]の名を持たないことを抜きにしても相性が悪い。

--[[《端末世界》]]出身の[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]をモデルとしているが、[[《端末世界》]]上でのこの[[モンスター]]の立ち位置は不明である。~
//あるいは[[《端末世界》]]が仮想世界であるような描写から、この[[カード]]をモデルに[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]が設定された可能性もある。~

-[[英語名]]の「Imprisonment」は「投獄」「拘禁」を意味する。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]

-[[《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]

//―《氷獄龍 トリシューラ》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[20th ANNIVERSARY LEGENDARY DRAGONS>V JUMP EDITION#VP18A]] VP18-JP001 &size(10){[[Ultra]]};
-[[LINK VRAINS PACK 3]] LVP3-JP002 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#faq]
Q:[[《融合》]]によって[[融合召喚]]したこの[[カード]]を[[対象]]に[[《融合解除》]]を[[発動]]した場合、[[融合素材]][[モンスター]]を[[墓地]]から[[特殊召喚]]できますか?~
A:[[融合素材]]とした[[墓地]]の[[モンスター]]一組が、[[墓地]]にて全て[[カード名]]が異なる[[モンスター]]3体であれば[[特殊召喚]]できます。(18/05/25)

//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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