*《&ruby(ふいう){不意打};ち&ruby(またざ){又佐};/Mataza the Zapper》 [#top] 効果モンスター 星3/闇属性/戦士族/攻1300/守 800 このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。 このカードは表側表示でフィールド上に存在する限り、 コントロールを変更する事はできない。 [[暗黒の侵略者]]で登場した[[闇属性]]・[[戦士族]]の[[下級モンスター]]。~ [[2回攻撃]]する[[永続効果]]、自身の[[コントロール]]を変更できない[[永続効果]]を持つ。~ [[《重装武者−ベン・ケイ》]]と並ぶ、[[装備魔法]]の優秀な使い手である。~ [[レベル]]3・[[攻撃力]]1300なので[[《レベル制限B地区》]]・[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]・[[《平和の使者》]]に抑止されない。~ これらの強力な三大[[ロック]][[カード]]をすり抜けられる、[[攻撃]]能力に優れた[[モンスター]]である点が大いに評価できる。~ それらを使った[[自分]]の[[ロック]]の影から何度も[[攻撃]]でき、逆に[[相手]]に[[ロック]]された時に[[攻撃]]する等、「不意打ち」の名の通りの活躍が期待できる。~ [[戦士族]]かつ低[[ステータス]]であるため、[[《増援》]]・[[《ダーク・バースト》]]・[[《キラー・トマト》]]に対応しており、扱いやすい。~ [[ダイレクトアタック]]を狙える時や、[[羊トークン]]の高速[[除去]]等、特定の状況下で役立ち、[[【戦士族】]]に投入されることがある。~ [[コントロール]]を奪われないため、[[《団結の力》]]・[[《デーモンの斧》]]等の[[攻撃力]][[強化]]系の[[装備魔法]]を安心して使える点が強みである。~ [[強化]]された状態で[[直接攻撃]]が通れば、膨大な[[ダメージ]]を与えることが可能なため、[[【ベン・ケイ1キル】]]でも重要な戦力となる。~ [[闇属性]]であるため、[[《キラー・トマト》]]などからの[[リクルート]]が容易であり、[[2回攻撃]]という能力も相俟って[[《追い剥ぎゴブリン》]]・[[【トマハン】]]との相性もなかなかにいいだろう。~ [[《不死武士》]]との[[エクシーズ召喚]]も可能であり、[[闇属性]]のサポートも共有可能。 -[[2回攻撃]]能力を持つ[[モンスター]]が登場したときに必ず比較対象になる。~ [[手札]]を2枚以上使用して[[攻撃力]]2300以下の場合、単体では[[《デーモンの斧》]]を装備したこの[[カード]]に劣ってしまう。~ (たとえば、[[リリース]]が1体必要な[[《ツインヘデッド・ビースト》]]は[[攻撃力]]1700である。)~ そのため[[2回攻撃]]ができる[[モンスター]]は、この[[カード]]に使えない[[サポートカード]]があるなどの差別化できる要素が[[攻撃力]]以外にも要求される。~ もっとも、[[フィールド]]に出すことに関しては[[ペンデュラム召喚]]などで補えるため、そのような位置からは変わってきている。~ -名前の元ネタは、恐らく戦国時代の武将「&ruby(まえだまたざえもんとしいえ){前田又左衛門利家};」。~ 妻のまつとともに加賀百万石の礎を築いた人物である。~ また、[[《六武衆−ヤリザ》]]のモデルでもある。~ 同じカードゲームで同一人物をモデルにした[[カード]]が二枚もあるというのは珍しい。~ また、柱の陰から要人らしい人影を狙うという構図は、いちょうの木の陰から飛び出して鎌倉幕府の三代将軍、源実朝を暗殺したとされる、公暁の逸話を彷彿とさせる。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメ5D'sの「遊星vs鷹栖」戦において遊星の[[デッキ]]に投入されているのが確認できる。 -コナミのゲーム作品において―~ 遊戯王ワールドチャンピオンシップ2008では、侍かつ[[連続攻撃]]繋がりなのか[[《重装武者−ベン・ケイ》]]とタッグを組んでいる。 **関連カード [#card] -[[2回攻撃]] -[[《ボタニカル・ライオ》]] -[[《ホルスの黒炎竜 LV4》]] -[[《盲信するゴブリン》]] **収録パック等 [#pack] -[[暗黒の侵略者]] 307-031 -[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP087 &size(10){[[Rare]]}; -[[ストラクチャーデッキ−戦士の伝説−]] SD5-JP012 -[[公認大会賞品(2006年10月)>プロモカード#PC]] PC09-JP001 &size(10){([[N-Parallel]])}; **FAQ [#faq] Q:[[自分]]の[[モンスターカードゾーン]]にこのカードしかないときに[[《死のマジック・ボックス》]]や[[《強制転移》]]を使った時どうなりますか?~ A:どちらの場合も[[自分]][[フィールド]]上に選択可能な[[モンスター]]がいないため、[[魔法カード]]が[[発動]]出来ません。 Q:[[《スキルドレイン》]][[適用]]中に[[《洗脳−ブレインコントロール》]]で[[相手]]の《不意打ち又佐》の[[コントロール]]を得ました。~ その[[ターン]]中に[[《スキルドレイン》]]が[[破壊]]された場合、[[エンドフェイズ]]に《不意打ち又佐》の[[コントロール]]は相手に戻りますか?~ A:[[コントロール]]が戻る事はありません。(10/07/21) Q:元々の[[持ち主]]が[[自分]]である《不意打ち又佐》が[[相手]]の[[フィールド]]に居ます。~ [[《洗脳解除》]]を[[発動]]した場合、[[コントロール]]は戻りますか?~ A:いいえ、戻りません。(13/03/16) ----- &tag(《不意打ち又佐》,効果モンスター,モンスター,星3/闇属性/戦士族/攻1300/守800,);