効果モンスター 星2/闇属性/獣族/攻 500/守 300 リバース:デッキから罠カードを1枚選択し、デッキの一番上に置く。 「王家の眠る谷−ネクロバレー」がフィールド上に存在する場合、 選択した罠カードを手札に加える事ができる。
新たなる支配者で登場した、闇属性・獣族の下級モンスター。
サーチャーの一体であり、罠カードをデッキからデッキトップに置くか、手札に加えるリバース効果を持つ。
《王家の眠る谷−ネクロバレー》が発動していない場合、サーチして置かれる場所はデッキトップ。
つまり、基本的にはこのカードがリバースした次の自分のターンにドローする事になる。
さらに罠カードは、セットして1ターン待たなければ発動することができないため、全体的に効果の発動は遅くなりがち。
だが、デッキから罠カードをサーチする効果は貴重であり、高く評価できる点である。
【墓守】以外でも、永続罠をキーカードとするコントロールデッキ(【ウィジャ盤】・【スキルドレイン】)等では重要なサポートカードとなるかもしれない。
しかし、サーチを加速するためだけに《王家の眠る谷−ネクロバレー》を使うのはあまりオススメできない。
すぐに手札へ加えたいのであれば、《デス・ラクーダ》や《デーモンの宣告》等でドローする方が良いだろう。
《王家の眠る谷−ネクロバレー》がフィールド上に存在する場合は直接手札に加える事ができる。
【墓守】においては、専用蘇生カードの《降霊の儀式》や《王家の眠る谷−ネクロバレー》を守るためのカウンター罠をサーチ可能。
墓守たちは《墓守の司令官》を除いて全員闇属性なので、《死のデッキ破壊ウイルス》・《魔のデッキ破壊ウイルス》を加えるのも良い選択。
このカード自身も《死のデッキ破壊ウイルス》の生け贄要員として利用できる。
しかし、09/09/01の制限改訂で《死のデッキ破壊ウイルス》が禁止カードに、《王家の眠る谷−ネクロバレー》を守るのに有効な《神の宣告》が制限カードに指定されてしまっている。
この改訂によって、若干ながらもこのカードの有用性は失われてしまったと言える。
Q:この効果にチェーンをして《サイクロン》で《王家の眠る谷−ネクロバレー》を破壊した場合は罠カードを手札に加える事はできますか?
A:効果解決時に《王家の眠る谷−ネクロバレー》が存在しない場合は手札に加える事はできません。(08/10/23)