*《&ruby(ふしぶし){不死武士};/The Immortal Bushi》 [#secd9d38]
 効果モンスター
 星3/闇属性/戦士族/攻1200/守 600
 このカードは戦士族モンスターの生け贄召喚以外の生け贄にはできない。
 自分のスタンバイフェイズ時にこのカードが墓地に存在し、
 自分フィールド上にモンスターカードが存在しない場合、
 このカードを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
 この効果は自分の墓地に戦士族以外のモンスターが存在する場合には発動できない。

 [[PHANTOM DARKNESS]]で登場した[[闇属性]]・[[戦士族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[【戦士族】]]専用に調整された[[《黄泉ガエル》]]の変種と言える存在であり、[[自己再生]][[起動効果]]と[[生け贄]]制限[[永続効果]]を持つ。

 どの[[デッキ]]にも入る汎用性を持つ[[《黄泉ガエル》]]と比べ、[[蘇生]]出来る状況が大きく限定されている。~
 [[効果]]を活かすならば[[デッキ]]内の全ての[[モンスター]]を[[戦士族]]で統一するのが望ましい。~
 だが、[[《おろかな埋葬》]]だけでなく[[《終末の騎士》]]と[[《ダーク・グレファー》]]にも対応しているため、[[墓地]]に送ることは難しくない。~
 この2枚は[[戦士族]]であるため、《不死武士》の[[蘇生]]を妨害する心配も無い。~
 また、[[《黄泉ガエル》]]とは逆に[[魔法・罠カード]]の有無に関わらず[[蘇生]]できるため、気にせず[[永続罠]]、[[永続魔法]]カードも採用できる。~
 だが、自分[[フィールド]]上に[[モンスター]]が存在している場合は[[蘇生]]できないため、能動的な使用はやや難しい。~
 [[《激流葬》]]や[[《つり天井》]]などを活用したいところ。~

 多少ではあるが[[攻撃力]]があり、[[レベル]]が高い点も[[《黄泉ガエル》]]には無いメリットと言える。~
 [[《連合軍》]]や[[《一族の結束》]]で補佐すれば一線級の[[アタッカー]]として運用できるだろう。~
 [[シンクロ召喚]]の素材としても有力である。~
 その場合この[[カード]]の[[蘇生]]を妨害しないよう[[チューナー]]と[[シンクロモンスター]]も[[戦士族]]を使いたい。~
 幸い[[戦士族]]には[[チューナー]]・[[シンクロモンスター]]が多彩である。~
 [[チューナー]]では[[《ジャンク・シンクロン》]]がまず候補にあがる。《不死武士》とこのカードの[[効果]]とでレベル8の[[シンクロモンスター]]が即座に呼べる。~
 [[シンクロモンスター]]では[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]や[[《ギガンテック・ファイター》]]が特筆できる。~
// 単独で[[自己再生]]が可能な[[下級モンスター]]のためこのカードを軸に[[ビートダウン]]を行う[[【不死武士ターボ】]]も存在する。~

 [[戦士族]][[モンスター]]の[[生け贄召喚]]以外で[[生け贄]]にはできないという[[永続効果]]がある([[誓約効果]]ではない)。~
 [[生け贄召喚]]ではなく[[特殊召喚]]である[[《D−HERO Bloo−D》]]や[[《昇天の角笛》]]等の[[コスト]]にも使うことができない。~
 だが、[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]や[[《クロス・ソウル》]]等による[[除去]]に耐性があるとも言えるだろう。~
 [[《アルカナフォースEX−THE LIGHT RULER》]][[《アルカナフォースEX−THE DARK RULER》]]ならば[[コスト]]が「[[生け贄]]」ではなく「[[墓地に送る]]」なので使える。~
 [[《月の書》]]や[[《スキルドレイン》]]で永続効果を無効にすれば、生け贄にもできる。~
~
 [[《強制終了》]]はこのカードの低い[[攻撃力]]を補え、[[シナジー]]は抜群。~
 もちろん[[シンクロ召喚]]の素材にすることもできる。~
 ただ、[[《黄泉ガエル》]]同様に[[《D.D.クロウ》]]の的になりやすい点に注意。~
 

// [[相手]]の[[フィールド]]上に[[《王虎ワンフー》]]、[[自分]]の場に[[《生還の宝札》]]が存在する時にこのカードの[[蘇生]]条件を満たせば半永久的に[[ドロー]]が可能となる。~
// [[コンボ]]に手間がかかるため安定しないが[[ドロー]]は[[任意効果]]であるため、[[デッキ切れ]]することもない。~


-元々不死の[[モンスター]]が[[不死の世界>《アンデットワールド》]](=[[《アンデットワールド》]])で不死でなくなってしまうというのは奇妙な話である。~
このカードも[[墓地]]で[[アンデット族]]として扱われるため、[[蘇生]]条件を満たせず[[自己再生]]が不可能になる。~
さらに、[[戦士族]][[モンスター]]の[[生け贄召喚]]も封じられるため、[[生け贄]]にも使用できなくなる。~

-[[PHANTOM DARKNESS]]にはこのカードに加え[[《サクリファイス・ロータス》]]と、2枚も[[《黄泉ガエル》]]を調整したような[[効果]]を持つ[[モンスター]]が登場している。~

-かつては[[《生還の宝札》]]との[[シナジー]]が強力であり、それを主軸とした[[デッキ]]が[[【不死武士ターボ】]]であったが、[[《生還の宝札》]]の禁止化に伴い、このギミックは消滅した。~
しかし、[[自己再生]][[効果]]が強力なのは変わりなく、[[シンクロ召喚]]の概念や[[《一族の結束》]]の登場により、[[【不死武士ターボ】]]は[[ビートダウン]][[デッキ]]として生まれ変わっている。~
詳しくは当該ページ参照。~

-名前は不死(ふし)と武士(ぶし)の語呂合わせになっている。~
そして発音は「節々(ふしぶし)」と引っ掛けてある。~
ネーミングの由来は、まるで[[ゾンビ>アンデット族]]のように蘇生するからだろうか?~
//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~


**関連カード [#g3dffb4d]
-[[《黄泉ガエル》]]
-[[《サクリファイス・ロータス》]]
-[[《ミンゲイドラゴン》]]

-[[《召喚僧サモンプリースト》]]

**このカードで[[生け贄召喚]]可能な[[上級モンスター]] [#wf73b047]
-[[レベル]]5
--[[《アサシン》]]
--[[《美しき魔物使い》]]
--[[《E・HERO ネクロダークマン》]]
--[[《黒蠍−強力のゴーグ》]]
--[[《コンボマスター》]]
--[[《サイレント・ソードマン LV5》]]
--[[《サキュバス・ナイト》]]
--[[《無敗将軍 フリード》]]
--[[《ジャックス・ナイト》]]
--[[《深海の戦士》]]
--[[《千年の盾》]]
--[[《ダーク・ジェネラル フリード》]]
--[[《太陽の戦士》]]
--[[《ターレット・ウォリアー》]](自身の[[効果]]を使用しない場合)
--[[《テーヴァ》]]
--[[《伝説のフィッシャーマン》]]
--[[《バーバリアン1号》]]
--[[《バーバリアン2号》]]
--[[《氷結界のロイヤル・ナイト》]]
--[[《地獄の魔物使い》]]
--[[《鎧武者斬鬼》]]
--[[《六武衆の師範》]]

-[[レベル]]6
--[[《黄金のホムンクルス》]]
--[[《紅蓮魔闘士》]]
--[[《光帝クライス》]]
--[[《サイバー・プリマ》]]
--[[《ジャッジ・マン》]]
--[[《聖導騎士イシュザーク》]]
--[[《絶対防御将軍》]]
--[[《月の女戦士》]]
--[[《D−HERO ダッシュガイ》]]
--[[《D−HERO ダブルガイ》]]
--[[《D−HERO ディアボリックガイ》]]
--[[《氷結界の虎将 ライホウ》]]
--[[《復讐のソード・ストーカー》]]
--[[《マキシマム・シックス》]]
--[[《魔導ギガサイバー》]]
--[[《ミスティック・ソードマン LV6》]]


-[[レベル]]7
--[[《暗黒騎士ガイア》]]
--[[《E・HERO エッジマン》]]
--[[《E・HERO ネオス》]]
--[[《コアキメイル・ルークロード》]]
--[[《疾風の暗黒騎士ガイア》]]
--[[《ソードハンター》]]
--[[《大将軍 紫炎》]]
--[[《バスター・ブレイダー》]]
--[[《パペット・キング》]]

-[[レベル]]8
--[[《ギルフォード・ザ・ライトニング》]]
--[[《ギルフォード・ザ・レジェンド》]]
--[[《氷結界の虎将 グルナード》]] 
--[[《フェニックス・ギア・フリード》]]
--[[《D−HERO ドレッドガイ》]]

**このカードを活用したデッキ [#c56a4b9a]
-[[【不死武士ターボ】]]

**収録パック等 [#acd0fc44]
-[[PHANTOM DARKNESS]] PTDN-JP029 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#aabad95c]
Q:[[裏側表示]]や[[手札]]にあるこのカードを[[戦士族]][[モンスター]]の[[生け贄召喚]]以外の[[生け贄]]にすることはできますか?~
A:この[[効果]]は[[永続効果]]になりますので、[[裏側表示]]や[[手札]]にあるこのカードを[[戦士族]][[モンスター]]の[[生け贄召喚]]以外の[[生け贄]]にすることはできます。(07/12/07)

Q:[[自分]]の[[スタンバイフェイズ]]時に[[自分]]の[[墓地]]にこのカードが複数存在し、[[自分]][[フィールド]]上に[[モンスターカード]]が存在しない場合、このカードを複数[[特殊召喚]]できますか?~
A:いいえ、[[特殊召喚]]できるのは1体だけです。~
  一体目が[[特殊召喚]]された時点で、「[[自分]][[フィールド]]上に[[モンスターカード]]が存在しない場合」の条件を満たせなくなるためです。(08/03/22)~
  (※2体の[[効果]]が[[チェーンを積む]]わけではない。その件に関しては[[スタンバイフェイズ]]のページを参照)

Q:「この[[カード]]は[[戦士族]][[モンスター]]の[[生け贄召喚]]以外の[[生け贄]]にはできない。」という[[効果]]は、下記のどちらが正しいですか?~
+このカードを[[生け贄に捧げて>リリースする]][[生け贄召喚>アドバンス召喚]]をする場合、[[上級モンスター]]は[[戦士族]]の[[モンスター]]でなければならない
+[[戦士族]]の[[生け贄召喚]]以外、いかなる場合にも[[生け贄に捧げる]]ことはできない
--(→[[《神秘の中華なべ》]]等の[[発動]][[コスト]]、[[《D−HERO Bloo−D》]]等[[特殊召喚]][[コスト]]にもできない)~

A:「[[戦士族]]の[[生け贄召喚]]以外、いかなる場合にも[[生け贄に捧げる]]ことはできない」です。(09/07/15)

//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。~