効果モンスター 星4/炎属性/アンデット族/攻 500/守 0 「不知火の隠者」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分フィールドのアンデット族モンスター1体をリリースして発動できる。 デッキから守備力0のアンデット族チューナー1体を特殊召喚する。 (2):このカードが除外された場合、「不知火の隠者」以外の除外されている 自分の「不知火」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 この効果の発動時にフィールドに「不知火流 転生の陣」が存在する場合、 この効果の対象を2体にできる。
ザ・ダーク・イリュージョンで登場した炎属性・アンデット族の下級モンスター。
守備力0のアンデット族チューナー1体をリクルートする起動効果、除外された不知火を最大2体まで帰還させる誘発効果を持つ。
(1)の効果で、数は少なく対象こそ限定的であるものの、アンデット族チューナーをリクルートできる。
基本的には任意のアンデット族を墓地に送れる《ユニゾンビ》か、同じカテゴリに属し(2)の効果とも相性の良い《妖刀−不知火》の2択となるだろう。
自身をリリースして《ユニゾンビ》をリクルートする場合、《馬頭鬼》を墓地へ送ってこのカードを蘇生すれば、レベル8のシンクロ召喚が可能。
他のアンデット族をリリースした場合は、《妖刀−不知火》をリクルートすることで即座に《刀神−不知火》を出せる。
また、次のターンに《妖刀−不知火》を含む2枚を除外すれば、更なるアドバンテージを得ることも可能。
(2)の効果は他の不知火との併用により発動機会を作りやすい。
《不知火の宮司》でこのカードを蘇生し、自身をコストに(1)の効果を発動すればチューナーをリクルートしつつ能動的に除外できる。
また、上記で述べた《刀神−不知火》ならば効果の関係上必ず帰還対象がいるため不発となることはまず無い。
《不知火流 転生の陣》がフィールドに存在すれば帰還できる不知火が2体になるが、こちらを積極的に狙うかは構築によるところが大きいだろう。
《炎渦の胎動》・《火遁封印式》ならば、相手ターンでも効果を使えるようになるため、同名カードの発動回数制限の回避も可能となり、特に相性は良い。
この動きは【不知火】以外のデッキでも可能なので、《ユニゾンビ》と《馬頭鬼》を採用している【アンデット族】・【シンクロアンデット】に採用しても良いだろう。