浮幽(ふゆ)さくら》

チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/アンデット族/攻   0/守1800
「浮幽さくら」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、
このカードを手札から捨てて発動できる。
自分のエクストラデッキのカード1枚を選んでお互いに確認する。
その後、相手のエクストラデッキを確認し、
選んだカードの同名カードがある場合、その相手の同名カードを全て除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。

 シャイニング・ビクトリーズで登場した闇属性アンデット族下級モンスターチューナー
 自分エクストラデッキカードを選び、相手エクストラデッキからその同名カードを全て除外する効果を持つ。

 容易に相手エクストラデッキを完全ピーピングできるが、それだけではアドバンテージになりにくく、主にミラーマッチ相手の主力を封じる用途になる。
 シンクロエクシーズ召喚の前はモンスターが並びやすいので、発動条件も決して満たしにくいわけではない。
 素材となるモンスターが並んだ時点で効果発動し、相手が出そうとしていたであろうモンスターを読んで除外できればなお良い。

 カード・アドバンテージ的にはお互いのエクストラデッキに共通するカードがなければ手札損に終わるので、基本的には上記の通りミラーマッチ向きのカードである。
 だが、主流デッキキーカードを把握していれば、そのカードエクストラデッキに投入する事でメタを張る事もできる。
 参照するエクストラデッキカードは1枚あれば十分なので、多少エクストラデッキの枠は使うとはいえ、比較的組み込みやすい。
 《轟雷帝ザボルグ》型の【帝コントロール】の様なエクストラデッキに余裕を持たせやすいデッキでは、このカードのためだけにエクストラデッキの大半を消費しても良いだろう。
 特に【彼岸】《彼岸の旅人 ダンテ》への依存度が高いため、狙い撃ちにされやすい。

 ミラーマッチ以外でもエクストラデッキ採用率の高いモンスター相手なら効果を発揮しやすい。
 中でもレベル4のモンスターを扱うデッキなら簡単に採用できる《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》にとっては天敵と呼べる存在である。
 《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》を苦手とするデッキは少なくないため、そのようなデッキであればメインデッキからの採用を検討できるだろう。
 相手のデッキ《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》がなかった場合でもエクストラデッキピーピングが可能なため、情報アドバンテージのうえで優位に立つことができる。
 なお、これにより【希望皇ホープ】はこのカードの存在自体がデッキの弱点となってしまったと言える。

 たとえ効果を使う機会がなくても、チューナーとしてシンクロ素材にでき、無駄が少ない。
 【アンデット族】であれば、狙いが外れても豊富なサポートカード蘇生もできる。

関連カード

収録パック等

FAQ

(1)の効果について

Q:相手エクストラデッキに、表側表示《EMシルバー・クロウ》3体と裏側表示カードがあります。
  この状態で効果発動し、自分エクストラデッキ表側表示《EMシルバー・クロウ》を選んだ場合、エクストラデッキ確認しなくても全て除外できますが、エクストラデッキ確認しますか?
A:その場合でも、相手エクストラデッキを全て確認します。(16/01/09)

Q:相手エクストラデッキに存在するカードが全て表側表示ペンデュラムモンスターの場合でも発動できますか?
A:はい、発動でき、その場合でも相手エクストラデッキを全て確認し、同名カードがあれば除外する処理を行います。(16/01/08)

Q:この効果チェーンをして《王宮の鉄壁》発動され除外する事ができなくなった場合でも、確認する処理は行われますか?
A:はい、その場合でも相手エクストラデッキを全て確認します。(16/01/08)

Q:このカード効果解決時相手エクストラデッキカードが存在しない場合、『自分エクストラデッキカード1枚を選んでお互い確認する』処理を行いますか?
A:はい、その場合でも『自分エクストラデッキカード1枚を選んでお互い確認する』効果を処理します。(16/01/09)


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