通常魔法 相手フィールド上にモンスターが存在し、 自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、 自分の墓地の「武神」と名のついたモンスター1体と、 ゲームから除外されている自分の「武神」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。 選択したモンスター2体を特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターをエクシーズ召喚の素材とする場合、 獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターのエクシーズ召喚にしか使用できない。
JUDGMENT OF THE LIGHTで登場した通常魔法。
武神2体を蘇生・帰還させる効果をもつ。
2体のモンスターを同時展開でき、自軍の戦力を一気に回復できる。
特殊召喚した武神のエクシーズ召喚先は獣族・獣戦士族・鳥獣族に限定されているが、《武神帝−スサノヲ》をエクシーズ召喚すればほとんどの状況に対処できるため、このデメリットはほぼ無視できる。
他にも、《恐牙狼 ダイヤウルフ》や《セイクリッド・オメガ》等、対応モンスターにはそれなりに扱いやすいものもいるため、選択肢に困ることはないだろう。
また、この手のカードにしては珍しく特殊召喚したモンスターの効果が無効になったり、エンドフェイズに破壊されると言ったデメリットが科せられない。
そのため、エクシーズ召喚を行わずに《武神−ヤマト》を特殊召喚してそのまま効果でフィールドを整えるのも一つの選択肢である。
《武神帝−スサノヲ》を特殊召喚することもできるので、フィニッシャーにするのも良い。
しかし、効果が強力な分発動条件はやや厳しい。
武神器のお陰で墓地と除外に揃えるのは簡単だが、自分フィールドを空けておく必要があるのは厄介。
【武神】は《武神−ヤマト》のフィールド維持が基本なので、能動的にフィールドを空けて発動条件を満たすという事は、その基本とは真逆のプレイングをするという事である。
また、相手のフィールドにモンスターが残っている必要もあるので、《ブラック・ホール》や《激流葬》等の全体除去後では条件が満たせないのも痛い。
そのため、基本的には能動的に発動は狙わず、劣勢時の巻き返しに発動する、いわば保険のような役割となるだろう。
ちなみに、エクシーズ先にこそ制限がかかるが、シンクロ素材にする分には一切の制限がないため、チューナーを通常召喚するなどしてシンクロ召喚に繋げるのも一つの手だろう。
《A・ジェネクス・バードマン》なら特殊召喚した武神の片方を手札に回収しながら、《ブラック・ローズ・ドラゴン》などのレベル7のシンクロ召喚へ繋げることができる。
―イラスト関連
Q:このカードの発動時にチェーンされた効果などで片方が墓地に戻る、または除外された場合も特殊召喚できますか?
A:いいえ、選択したモンスター2体を特殊召喚しなければいけませんので、その場合特殊召喚されません。(13/04/22)