*《封魔の呪印/Cursed Seal of the Forbidden Spell》 [#k15c92e2]
 カウンター罠
 手札から魔法カードを1枚捨てる。
 魔法カードの発動と効果を無効にし、それを破壊する。
 相手はこのデュエル中、この効果で破壊された魔法カード及び
 同名カードを発動する事ができない。

 [[混沌を制す者]]で登場した、[[魔法カード]]の[[発動]]を[[無効]]にする[[カウンター罠]]。~
 [[手札コスト]]が[[魔法カード]]に限定された代わりに同名カードの[[発動]]を封印できるようになった[[《マジック・ジャマー》]]と言える。

 [[コンボ]][[デッキ]]などの特化された[[デッキ]]に対する、最高の妨害手段の一つ。~
 一見すると、[[コスト]]が「魔法」限定になっただけであり[[《マジック・ジャマー》]]よりも劣るようにみえる。~
 しかし、後半の「[[デュエル]]中[[破壊]]された[[魔法カード]]及び同名カードを[[発動]]する事ができない」というテキストが非常に重要なのである。~
 [[相手]][[デッキ]]の核となる3枚積み魔法を完全封印できることを考えるなら、普通の[[カウンター罠]]よりも強い。~

 発売した当初は[[制限カード]]が溢れ、実戦で3枚積みをされる[[魔法カード]]は数が少なかった。~
 複数積まれることが多かった[[《サイクロン》]]も[[無効]]にする意味が薄く、[[コスト]]面で優遇された[[《マジック・ジャマー》]]にも虐げられた。~

 しかし現在では、[[《マジック・ジャマー》]]の優良な[[コスト]]緩和[[モンスター]]であった[[《キラー・スネーク》]][[《深淵の暗殺者》]]などは使えなくなっている。~
 また、[[魔法カード]]を[[キーカード]]にした[[デッキ]]が生み出され、特定の[[デッキ]]に対する[[メタ]]として封印能力の価値が上昇している。~

-[[魔法カード]]を[[キーカード]]にする[[デッキ]]と言えば…
--[[《融合》]][[《ミラクル・フュージョン》]]の[[【E・HERO】]]
--[[《高等儀式術》]]を使う[[【儀式召喚】]]
--[[《生者の書−禁断の呪術−》]]を3枚積む[[【アンデット族】]]
--[[《名推理》]][[《モンスターゲート》]]を駆使する[[【推理ゲート】]]
--[[フィールド魔法]]依存の[[【墓守】]][[【死皇帝の陵墓】]]

-[[《サイクロン》]]非制限時代によくみられた戦術として封じたい魔法を自分で[[発動]]、[[チェーン]]して消してしまうという[[コンボ]]もある。~
ただし、[[ディスアドバンテージ]]をよく考えるようにしたい。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおいて、対抗杯代表決定戦となった「十代vs三沢」戦で登場。~
十代の[[デッキ]]を研究していた三沢が、前夜になって発見した対抗策で「第七の[[デッキ]]」に投入。~
このカードにより、十代は[[《融合》]]を封じられ苦戦を強いられることになる。~
…十代はこの時、他の[[融合]]手段([[《フュージョン・ゲート》]]等)を[[デッキ]]に入れていなかったのだろうか…?

**関連カード [#z614a484]
-[[《神の宣告》]]

-[[《ツタン仮面》]]
-[[《王家の呪い》]]
-[[《フェザー・ウィンド》]]

-[[《マジック・ジャマー》]]
-[[《八式対魔法多重結界》]]
-[[《フォースフィールド》]]
-[[《マジック・ドレイン》]]
-[[《アヌビスの裁き》]]
-[[《アーマーブレイク》]]
-[[《魔力終了宣告》]]
-[[《呪術抹消》]]
-[[《対抗魔術》]]

**収録パック等 [#c1f1e727]
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP049
-[[混沌を制す者]] 306-049

**FAQ [#t0c60b14]
Q:自分が使用した[[魔法カード]]を自分で[[無効]]にしたら、自分が使えなくなるのですか?それとも[[相手]]のみですか?~
A:「[[相手]]は」と書いてあるので、使えなくなるのは[[相手]]だけです。