*《&ruby(ふうてい){風帝};ライザー/Raiza the Storm Monarch》 [#fc9dce42] 
//制限カード
*《&ruby(ふうてい){風帝};ライザー/Raiza the Storm Monarch》 [#top]
 効果モンスター
 星６/風属性/鳥獣族/攻2400/守1000
 このカードの生け贄召喚に成功した時、
 フィールド上のカード１枚を持ち主のデッキの一番上に戻す。
 (1)：このカードがアドバンス召喚した場合、フィールドのカード１枚を対象として発動する。
 そのカードをデッキの一番上に戻す。

　[[FORCE OF THE BREAKER]]で登場した、[[風属性]]・[[鳥獣族]]の[[上級モンスター]]。~
　[[フィールド上のカード]]を[[デッキトップ]]に[[戻す]][[誘発効果]]を持つ。~
　この[[誘発効果]]は自身が[[生け贄召喚に成功した]]時に[[強制発動]]する。~
　｢[[帝]]｣の名を冠した[[モンスター]]の１枚で、[[風属性]]を司る。~
　[[FORCE OF THE BREAKER]]で登場した[[風属性]]・[[鳥獣族]]の[[上級モンスター]]。~
　[[帝]]の１体であり、[[アドバンス召喚に成功した]]場合に[[フィールドのカード]]を[[デッキの一番上]]に[[戻す]][[誘発効果]]を持つ。~

　｢[[帝]]｣[[モンスター]]は[[生け贄召喚]]による[[ディスアドバンテージ]]を即回復できる強力な能力を持つ。~
　この[[モンスター]]はその中でも[[《氷帝メビウス》]]と並び、非常に使用率が高い。
//現環境では、最強の｢[[帝]]｣[[モンスター]]といっても過言ではないだろう~
　[[モンスター効果]]は[[カードの種類]]を問わない[[除去]]であり、[[バウンス]]なので[[破壊されない]][[耐性]]を突破できる上、[[ドローロック]]を掛ける事もできる。~
　[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]される[[エクシーズモンスター]]などを[[エクストラデッキ]]に[[戻す]]事で[[蘇生]]等の再利用も防ぎやすい。~
　その反面で[[召喚]]・[[特殊召喚]]で[[効果]]を発揮する[[モンスター]]や[[魔法・罠カード]]を[[バウンス]]した場合は再利用されやすい。~
　また、[[エクシーズモンスター]]などを[[エクストラデッキ]]に戻した場合は[[ドローロック]]が発生する事もない。~

　[[相手]]のカードを[[バウンス]]する事で、[[生け贄召喚]]の[[ディスアドバンテージ]]を[[回復]]出来る。~
　見方を変えてみると「[[相手]][[フィールド上のカード]]１枚を[[手札]]に[[戻す]]。次の[[相手]]の[[ドローフェイズ]]を[[スキップ]]する。」という[[効果]]とほぼ同様の結果をもたらす。~
　１回だけとはいえ、[[ドロー]]をつぶせるのは大きいといえよう。~
　又、[[自分]]のカードでも[[《闇の仮面》]]や[[《聖なる魔術師》]]・[[《光の護封剣》]]・[[《早すぎた埋葬》]]、再利用したいカードを[[バウンス]]する手もある。~
　自他問わずに[[ロック]]カードを[[戻す]]事も出来る為[[【フィフティ・フィフティ】]]でも活用可能。~
　[[汎用性]]は｢[[帝]]｣の中でも最上位に位置する。~
　[[自分]]の[[カード]]を[[バウンス]]する事もできるが、[[自分]]が[[ドローロック]]されるので、特に再利用したい[[カード]]がない限り[[相手]]の[[カード]]を[[バウンス]]すべきである。~
　この[[モンスター効果]]は[[強制効果]]であり、[[フィールド]]の状況によっては[[自分]]の[[カード]]を[[バウンス]]しなければならず[[自分]]が[[ドローロック]]されたり、再利用させたくない[[相手]]の[[カード]]を[[バウンス]]したりする事になり、使用する状況を選ぶ[[効果]]である。~
　また、この[[バウンス]][[対象]]とした[[魔法・罠カード]]を[[チェーン]][[発動]]された場合は、[[デッキトップ]]に戻せず[[ドローロック]]はできない。~

　欠点は[[強制効果]]である点と、完全な[[除去]]では無いことに加え[[相手]]にも再利用を許してしまう点。~
　[[相手]]の場に上記のような[[カード]]等しか存在しない時は[[召喚]]しにくくなるだろう。~
　[[相手]]のカードを[[バウンス]]する場合は、使うタイミングで活躍の度合いが大きく変わってくる。~
　[[デッキトップ]]に[[戻す]]ということは、[[ドロー]]を潰せることに繋がるのでそこまで問題でもないが。~
　より効果的に使おうと思うなら、タイミングを見極めるだけの腕が要求される。~
　[[破壊]][[耐性]]を持つカードはあれども、[[バウンス]]に対し[[耐性]]を持つカードは少ない。~
　１[[ターン]]限りとは言え[[相手]]の厄介なカードを排除することができるので、その隙に一気に攻めることができる。~
　この[[効果]]と相性が良い[[カード]]は多く存在する。~
　自他問わずに[[ロック]][[カード]]を[[戻す]]事ができるので、[[【フィフティ・フィフティ】]]でも活用可能である。~
　[[風属性]]・[[鳥獣族]]を主体とする[[デッキ]]にも無理なく採用でき、[[風属性]]は[[《風霊術−「雅」》]]等、[[鳥獣族]]は[[《ゴッドバードアタック》]]等の[[カード]]を共有できる。~
　[[《邪帝ガイウス》]]等の[[闇属性]][[モンスター]]を併用する事で、[[《ダーク・シムルグ》]]の[[特殊召喚]]を狙える。~

　やはり[[相手]]に一番大きな痛手を負わせる事が出来るのは[[上級]]、[[最上級モンスター]]の[[バウンス]]だろう。~
　[[攻撃力]]の高く、厄介な[[効果]]を持った[[モンスター]]を[[フィールド]]から[[除去]]し、[[《我が身を盾に》]]も通じない。~
　[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ダッシュガイ》]]等の[[召喚]]サポートが無ければ次の[[相手]]の[[ドロー]]を完全に腐らせる事が出来る。~
　勿論状況によっては、[[ブラフ]]として伏せた役に立たない[[魔法・罠カード]]も、[[相手]]は嫌な顔をするに違いない。~
　他の[[上級帝>帝#LV6]][[モンスター]]と比較すると、[[除去]]という点では同じ万能[[除去]][[効果]]を持つ[[《邪帝ガイウス》]]と並ぶ。~
　どちらも[[破壊]][[耐性]]をくぐり抜けられる点や[[墓地]]利用を封じられる点が共通しており、一長一短であると言える。~
　[[ドローロック]]による[[相手]]の妨害という点で見れば、[[《炎帝テスタロス》]]とは[[効果]]自体は違うものの似たような関係とも考える事ができる。~
　[[上級帝>帝#LV6]]を扱うタイプの[[【帝コントロール】]][[デッキ]]では、[[環境]]や他の採用する[[帝]]との連携を考え、採用枚数を調整したい。~

　同じ｢[[帝]]｣の中でも多用される[[モンスター]]として、他に[[《雷帝ザボルグ》]][[《氷帝メビウス》]]がある。~
//この下の文章は《雷帝ザボルグ》についてのものです。《邪帝ガイウス》について書くのならば下の文章構成から見直してください。
　いずれも優秀な[[効果]]を持つカードだが、片や[[モンスター]]、片や[[魔法・罠カード]]にしか対処できない欠点がある。~
　その点このカードは対象とするカードの種類を選ばないため応用が利き、[[効果]]が無駄になることも少ない。~
　[[デッキトップ]]への[[バウンス]]は、上記のように非常に強力であり、[[《氷帝メビウス》]]よりも優先されることもある。~
-当時は[[【帝コントロール】]]の注目度が高く、その万能[[除去]][[効果]]から、[[08/03/01>禁止・制限カード/2008年3月1日]]にて、[[帝]]初の[[制限カード]]に指定された。~
その後、[[09/03/01>禁止・制限カード/2009年3月1日]]で[[準制限カード]]に緩和され、[[09/09/01>禁止・制限カード/2009年9月1日]]にて[[制限解除]]となった。~

　尚、この[[モンスター]]の[[種族]]は[[鳥獣族]]なので[[《ハーピィの狩場》]]の[[効果]]を受けることができる。~
　いざとなれば[[《ゴッドバードアタック》]]も使える等、｢[[帝]]｣の中でも[[サポートカード]]は豊富である。~
　また、[[《激昂のミノタウルス》]]の[[効果]]を得られるのも頼もしい。~
-世界大会のWORLD CHAMPIONSHIP2007では、上位８名の内チャンピオンを含む６名が切り札として使用した。~

　[[《ナーガ》]]の[[モンスター効果]]の[[発動]]を補助することもできる。~
　[[《ナーガ》]]＋[[《モンスター回収》]]の[[コンボ]]を使う[[デッキ]]でも採用できる。
-この[[カード]]の[[スーパーレア>Super]]は、[[天魔神]]と同様に光っている所が非常に少ない。~
//気をつけずに見ると[[ノーマル>Normal]]と見間違えるほどである。~
ちなみに、「本体の鎧の金色の縁が光っているもの」と「更に背景の竜巻も光っているもの」と、光り方の異なる２種類の[[カード]]の存在が確認されている。~
また他の[[帝]]の[[アルティメットレア>Ultimate]]と違い、この[[カード]]だけ全体的にレリーフ加工がしてある。~

-その強力な汎用性の為か、遂に、[[08/03/01>禁止・制限カード/2008年3月1日]]の[[制限改訂]]において、「[[帝]]」モンスター初の[[制限カード]]に指定された。しかし同じ「[[帝]]」モンスターの[[《氷帝メビウス》]]と[[《邪帝ガイウス》]]には何ら制限は加わっていない。公式の見解としてはこのカードが環境も踏まえて一番抜きんでた存在なのだろう。
-他の[[帝]]はすべて、名前の母音が「u」で終わっているのだが、この[[カード]]だけは「a」で終わっている。~

-世界大会のWORLD CHAMPIONSHIP2007では、上位８名の内チャンピオンを含む６名が切り札として使用した。
-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「ジャックvsガロメ」戦においてジャックが使用した[[永続罠]]《強制帰還装置》、「クロウvsアキvsシェリー」戦においてクロウが使用した[[カウンター罠]]《ダウン・フォース》の[[イラスト]]に描かれている。~
//http://www.yugioh.com/cards/down-force

-他の[[帝]]は名前の最後の母音が｢u｣だが、この[[モンスター]]は｢a｣。
--アニメARC-Vの「黒マスクの男vs沢渡」で沢渡が使用した[[通常魔法]]《アドバンス・カーニバル》の[[イラスト]]に描かれている。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[WCS2008>ゲーム付属カード#WCS2008]]で配信されている特殊な[[禁止・制限カード]]リストでは、[[制限カード]]に指定されている。~
このゲームの攻略本には最後のLPサバイバルの対策[[デッキ]]のレシピにこの[[カード]]があるが、この[[カード]]はクリア後に登場するパックに入っているので、この時にこの[[カード]]を通常の手段で手に入れるのは不可能である。~

-このカードの[[スーパーレア>Super]]は、[[天魔神]]と同様に光っている所が非常に少ない。~
気をつけずに見ると[[ノーマル>Normal]]と見間違えるほどである。~
ちなみに、光り方の異なる２種類のカードの存在が確認されている。~
--遊戯王ONLINE DUEL EVOLUTIONの2008年1月4日に行われた[[制限改訂]]ではOCGに先駆けて、[[《雷帝ザボルグ》]]・[[《氷帝メビウス》]]らと一緒に[[制限カード]]にされていた。~
その後、シーズン10では《風帝ライザー》は[[準制限カード]]に、他の規制されていた[[帝]]は全て[[制限解除]]され、[[OCG]]と同じ改訂となった。~

--本体の鎧の金色の縁が光っているもの
--上記に加えて、更に背景の竜巻も光っているもの
--クロスデュエルでは以下のオリジナル[[フレイバー・テキスト]]が存在する。~
 その力は天災にも匹敵すると伝えられし帝王の１柱。
 無常の風は無数の真空の刃を佩び、何人をも寄せ付けない。
また、この[[モンスター]]をモデルとした女性キャラのアイコンが存在している。

-他の｢[[帝]]｣の[[アルティメットレア>Ultimate]]と違ってこのカードだけ全体的にレリーフ加工がしてある。
-その他の商品展開―~
[[ラッシュデュエル]]では[[デッキ]]に１枚しか投入できない「[[レジェンドカード>rushwiki:レジェンドカード]]」として登場している。~
[[ラッシュデュエル]]には[[誘発効果]]がないため、他の[[帝]]と同じく、[[アドバンス召喚]]した[[ターン]]中に[[発動]]可能な[[起動効果]]に変更されている。~
[[除去]]能力の高さは申し分ないが、[[マキシマムモンスター>RUSH:マキシマムモンスター]]を[[バウンス]]しても次のターンに再度[[マキシマム召喚>RUSH:マキシマム召喚]]されてしまうという欠点があり、[[OCG]]ではほぼ[[下位互換]]である[[RUSH:《雷帝ザボルグ》]]との評価は一長一短となっている。~
[[RUSH:《風帝ライザー》]]を参照。~

//-原作・アニメにおいて―~
**関連カード [#card]

-コナミのゲーム作品において―~
[[遊戯王デュエルモンスターズ &ruby(ワールド){World}; &ruby(チャンピオンシップ){Championship}; 2008>http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_wcs2008/]]で配信されている特殊な[[禁止・制限カード]]リストでは、[[制限カード]]に指定されている。~
2008年1月4日に行われた[[遊戯王オンライン]]の[[制限改訂]]で、[[《雷帝ザボルグ》]]、[[《氷帝メビウス》]]らと一緒に[[制限カード]]にされている。~
-[[帝]]

**このカードを使用する代表的な[[デッキ]] [#u03a167b]
-[[【風属性】]]
-[[【鳥獣族】]]
-[[【ビースト】]]
-[[【帝コントロール】]]
-[[【黄泉帝】]]
-[[【獅子黄泉帝】]]
-[[【獅子黄泉帝軸上級多用】]]
-[[【次元帝】]]
-[[【アンデット帝】]]
-[[【次元帝軸上級多用】]]
-[[《烈風帝ライザー》]]
-[[《風帝家臣ガルーム》]]

**関連カード [#ob13ba46]
-｢[[帝]]｣[[モンスター]]~
--[[《雷帝ザボルグ》]]―「[[光属性]]」
--[[《氷帝メビウス》]]―「[[水属性]]」
--[[《炎帝テスタロス》]]―「[[炎属性]]」
--[[《地帝グランマーグ》]]―「[[地属性]]」
//--[[《風帝ライザー》]]―「[[風属性]]」
--[[《邪帝ガイウス》]]―「[[闇属性]]」
―[[効果]]関連
-[[《聖なる守り手》]]
-[[《振り出し》]]
-[[《鳳翼の爆風》]]

--[[《光帝クライス》]]―「[[光属性]]」
//登場順
―《風帝ライザー》の姿が見られる[[カード]]
-[[《進撃の帝王》]]
-[[《真帝王領域》]]
-[[《帝王の烈旋》]]

-[[効果]]関連
--[[《振り出し》]]
--[[《鳳翼の爆風》]]
-[[《インターセプト》]]
-[[《エンペラー・オーダー》]]
-[[《猛突進》]]

-[[《女帝カマキリ》]]
-[[《疾風鳥人ジョー》]]
//（先頭のスラッシュを削除すると表示されるようになります。）
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【帝コントロール】]]
-[[【爆風ライザー】]]

**収録パック等 [#h739a6f7]
**収録パック等 [#pack]
-[[FORCE OF THE BREAKER]] FOTB-JP026 &size(10){[[Super]],[[Ultimate]]};
-[[ストラクチャーデッキ−帝王の降臨−]] SD14-JP016
-[[GOLD SERIES]] GS01-JP008 &size(10){[[Normal]],[[Gold]]};
-[[DUELIST EDITION Volume 1]] DE01-JP134 &size(10){[[Super]]};
-[[THE GOLD BOX]] GDB1-JP008 &size(10){[[Gold]]};
-[[アドバンスド・トーナメントパック2014 Vol.2]] AT06-JP002 &size(10){[[N-Parallel]]};
-[[ストラクチャーデッキR−真帝王降臨−]] SR01-JP009 &size(10){[[N-Parallel]]};
-[[イベントパック2024 Vol.1]] 24EP-JP103 &size(10){[[Normal]],[[N-Parallel]]};

**FAQ [#x0ff298a]
Ｑ：[[効果]]の対象とした[[伏せカード]]が[[通常罠]]でありそれを[[チェーン]][[発動]]された場合、どうなりますか？~
Ａ：使用済みの[[通常罠]]・[[速攻魔法]]などは、[[デッキトップ]]には送られません。~
**FAQ [#faq]
Ｑ：[[効果の対象]]とした[[伏せカード]]が[[通常罠]]であり、それを[[チェーン]][[発動]]された場合、どうなりますか？~
Ａ：[[発動]]後に場に残らない[[通常罠]]等を、[[チェーン]][[発動]]された場合、[[デッキトップ]]には置かず、[[墓地]]に送られます。~
　　[[永続罠]]の場合は、[[チェーン]][[発動]]されても[[デッキ]]に戻します。

//質問だけの投稿は禁止。ここは｢質問と、それに対する事務局の回答｣の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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