《風霊使いウィン/Wynn the Wind Charmer》 †
効果モンスター
星3/風属性/魔法使い族/攻 500/守1500
リバース:このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手フィールド上の風属性モンスター1体のコントロールを得る。
THE LOST MILLENNIUMで登場した風属性・魔法使い族の下級モンスター。
6種類存在する霊使いの内の1種類。
このカード自身と同じ属性のモンスターのコントロールを得る事ができるリバース効果を持っている。
基本的な使い方については《地霊使いアウス》を参照。
現環境では《ダイガスタ・エメラル》や《虚空海竜リヴァイエール》、《鳥銃士カステル》などの風属性エクシーズモンスターが多いため、それらを奪取できれば理想的。
《迅雷の騎士ガイアドラグーン》や《機甲忍者ブレード・ハート》といった戦闘に特化したモンスターも多いため、《和睦の使者》等で守りつつそれらを奪う事ができれば、そのまま一気に攻勢に転じられる。
採用率の高いシンクロモンスターである《スターダスト・ドラゴン》を奪えるのも、他の霊使いにはない利点。
- カード名の「ウィン」は「Wind(風)」から来ていると思われる。
ただし、英語名では「Wynn」となり、スペルが若干異なっている。
恐らく、「Win」では「勝利」となってしまい、元々の意味が変わってしまうからだろう。
また、「Wind Charmer」と「Win」が重なってしまってくどいと判断されたのかもしれない。
- DTマスターガイドでは、族長を務める《ガスタの賢者 ウィンダール》、《ガスタの巫女 ウィンダ》と共に長老の一族であり、希代の才能を発揮しながらも家系に縛られる事を嫌って外の世界に旅立ったと説明されている。
しかしマスターガイド2等では元々デュエル世界に居たかのような説明がされており、他のガスタと違いドラゴン族をパートナーにしているなど、謎が多い。
《端末世界》は仮想世界であるような描写があるが、これが関係しているかは不明。
- コナミのゲーム作品において―
WCS2007ではデュエリストとして登場。
「ライフポイント1000以下で勝利せよ」というテーマデュエルの相手である。
モンスター、魔法、罠、共に強力なものは持っていないのだが、高いランクを狙ってライフポイントをギリギリまで減らしていると、《火の粉》でトドメを刺されてしまう事もあるので、終始油断する事がままならない相手。
「地雷にご注意!」というデッキ名がそれを表している。
関連カード †
―《風霊使いウィン》の姿が見られるカード
―イラスト関連
―DUEL TERMINAL関連
収録パック等 †