*《&ruby(ふうれいじゅつ){風霊術};−「&ruby(みやび){雅};」/Spiritual Wind Art - Miyabi》 [#h27947bb]
 通常罠
 自分フィールド上に存在する風属性モンスター1体をリリースし、
 相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して発動する。
 選択した相手のカードを持ち主のデッキの一番下に戻す。

 [[CYBERNETIC REVOLUTION]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[風属性]][[モンスター]][[デッキ]]専用の[[バウンス]][[カード]]。~

 [[デッキの一番下]]に[[戻す]]という[[効果]]はあらゆる[[除去]]の中でもトップクラスに強力な[[除去]]といえる。~
 しかしこの[[カード]]をそのまま使うと1枚の[[ディスアドバンテージ]]になる。~
 出来る限り、[[コスト]]として[[綿毛トークン]]や[[《暗黒プテラ》]]等を使う、[[風属性]][[モンスター]]が[[除去]]されそうになった時に[[発動]]するなどして、[[ディスアドバンテージ]]を軽減したい。~
 [[自己再生]]した[[《ドル・ドラ》]]を使用するのも手。~
 [[リリース]]した[[風属性]][[モンスター]]を、[[《ダーク・シムルグ》]]や[[《デザート・ツイスター》]]の[[特殊召喚]][[コスト]]にするのも良いだろう。~

 [[【風属性】]]や[[【鳥獣族】]]においては、ほとんどの場面で[[《ゴッドバードアタック》]]と[[リリース]]を共有する。~
2枚の[[カード]]を[[破壊]]するあちらと比べると、こちらは1枚しか[[除去]]できないので、単純な枚数の差で[[アドバンテージ]]は稼ぎにくい。~
 だが[[《発条機雷ゼンマイン》]]や[[《スターダスト・ドラゴン》]]など、[[効果]]による[[破壊]]に[[耐性]]のある[[モンスター]]も処理できる点ではこちらに軍配があがる。~
また、[[墓地]]を利用する機会の多い現[[環境]]において、[[相手]]の[[墓地を肥えさせない>墓地を肥やす]]事も大いに評価できる。~
 両方投入することもできるし、[[サイドデッキ]]に揃えておき、[[相手]]によって使い分けてもよいだろう。

 [[サーチ]]や[[シャッフル]]されない限り、対象となった[[カード]]はその[[デュエル]]中はほぼ使用不能になるが、最近の[[デッキ]]は[[サーチ]]や[[リクルート]]を多用する[[デッキ]]が多く、戻しても再利用されてしまうことも多い。~
 [[墓地]]へ送らない[[除去]]という点では、[[コスト]]が[[手札]]で済む[[《鳳翼の爆風》]]や、[[コスト]]のいらない[[《強制脱出装置》]]等に比べて安定性に欠けてしまうのは否めない。~
 [[《風帝ライザー》]]等も採用し、それらの[[カード]]を使わせないようなプレイを心がけたい。~

-[[デッキの一番上]]に[[戻す]][[効果]]を持つ[[カード]]と比較すると、次の[[ドロー]]を潰せない点で劣り、再利用されにくくさせる点で勝る。~
しかし特定の[[キーカード]]を待つ[[デッキ]]に対しては「[[可能性>ディスティニードロー]]を残さない」[[デッキの一番上]]に[[戻す]][[効果]]に対して「[[可能性>ディスティニードロー]]を残す」[[デッキの一番下]]に[[戻す]][[効果]]は少々不安定とも言える。~
[[キーカード]]を待つ[[デッキ]]は多く存在し、[[デッキの一番上]]に[[戻す]][[効果]]は一般的にこの[[カード]]よりも[[コスト]]が軽いため、[[【風属性】]]であってもこの[[カード]]の採用には一考を要する。~

-「雅」とは上品で優美なこと。~
なお、対義語は「里(さと)び」で田舎びていること。~

--[[四霊術>霊使い]]の内でただひとつ色に関する言葉が入っていない。~

**関連カード [#h70617d8]
-[[霊術>霊使い]]

-[[《猛突進》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《風霊使いウィン》]]

**収録パック等 [#e19e8a35]
-[[CYBERNETIC REVOLUTION]] CRV-JP053
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP053
-[[ストラクチャーデッキ−ドラグニティ・ドライブ−]] SD19-JP037

**FAQ [#j725891a]
//コスト関連については霊使いのページへ移動
Q:この[[カードの効果]]は[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]になりますか。~
A:はい。[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]になります。(05/05/26)