便乗(びんじょう)/Appropriate》

永続罠
相手がドローフェイズ以外でカードをドローした時に発動する事ができる。
その後、相手がドローフェイズ以外でカードをドローする度に、
自分のデッキからカードを2枚ドローする。

 Curse of Anubis −アヌビスの呪い−で登場した永続罠
 相手ドローに反応しての、ドロー加速効果を持つ。

 現在は多くのデッキ《TG ハイパー・ライブラリアン》が採用される為メタとしての運用が出来ないわけではない。
 しかし相手ドローカードの発動を狙うのであれば、それらを直接処理した方が早い。

 そのため、自分カード相手ドローを強要し、効果の発動適用を狙いたい。
 関連カードを見るとわかるが相手ドローさせるカードは本来はデメリットなので、能力だけを見れば強力なものも多い。
 中でも《メタモルポット》《手札抹殺》《魔宮の賄賂》等はデッキを問わず採用できる。
 《D−HERO ディフェンドガイ》モンスターとしてはもちろん、発動条件としても有能。
 メタカードとして有効な《光帝クライス》《エンペラー・オーダー》も使いやすい。
 これらのカード相手手札が増えた所を、《サイレント・マジシャン LV4》《大暴落》で攻めるのも効果的である。

 ただしカードの発動タイミングを逃しやすいカードの発動時にはドローできない等、ルール上ややこしい処理を持つ。
 そのため、採用を見送られる事も多い。
 以下、その処理について詳しく述べる。

関連カード

相手にドローさせる効果を持つ代表的なカード

収録パック等

FAQ

Q:このカードには「その後」と記述でありますが、この「その後」というのは、「次のカード発動してから」という意味なのでしょうか?
A:はい、具体例的には以下のような流れになります。

  1. 相手《強欲な壺》発動する。
  2. 自分が《便乗》を発動する。
    この時《便乗》は表側表示になるが、効果の適用はしない。
  3. 相手《天使の施し》発動する。
  4. 自分の《便乗》の効果が適用される。

Q:2枚ドローする効果チェーンブロックを作りますか?
A:調整中(11/05/16)

Q:お互いにこのカード発動済みの場合、両者がチェーンブロックを作り、無限ループとなりますか?
A:はい、なります。(09/01/03)
  お互いカードドローし続け、先にデッキ切れとなったプレイヤーデュエルに敗北します。(09/01/28)

Q:自分が2枚、相手が1枚《便乗》を表側表示コントロールしています。
  自分ドローフェイズ以外にカードドローした時、どうなりますか?
A:相手プレイヤーが《便乗》の効果によって2枚ドローする毎に、自分は4枚カードドローします。(09/01/28)

Q:このカード表側表示の時に、相手チェーン1で何らかの効果チェーン2で《強欲な瓶》発動した場合、自分はドローできますか?
A:一連のチェーンを解決した後、タイミングを逃すことなくドローできます。(09/12/29)