*《墓穴の道連れ/Dragged Down into The Grave》 [#j31e13cf]
 通常魔法
 お互いに相手の手札を確認し、それぞれ相手の手札のカードを1枚選択して墓地に捨て、カードを1枚ドローする。

互いに効果の及ぶ《押収》。こちらはライフコストが必要ない分、このカードを使ったときに手札が1枚以上なければ発動できなくなっている。~
後のドロー効果から見て《リロード》等と同じ手札交換カードにも見える。~

ハンデスカードとして見れば2:1交換と損な取引をし、後のドロー効果でも損失は取り戻せない。~
そのため、ハンデス三種の神器に比べるとハンデス能力で圧倒的に劣っている。~
相手の手札を確認できるのは今後の駆け引きに優位に働きそうではあるが、逆に自分の手札も見られているため、そのメリットは《押収》よりも薄い。

手札に暗黒界系統のカードのみ残した状態で使うというのも面白いが、捨てるカードは相手が選ぶため、【暗黒界】においては専用サポートカードである《暗黒界の雷》や《闇の取引》と比べるとやや使いにくい面が出てくるだろう。~

このカードを使うのであれば、手札に何を捨てられても良いようなカードを確保している状況を作り出しておきたい。~
もっとも、《キラー・スネーク》や《深淵の暗殺者》の規制が強化された今では、そのような状況を生み出すのは難しいと思われるが。~

また、相手にドローをさせる効果を持つ貴重なカードなので《便乗》とのコンボを狙うことができる。

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」における「海馬VSイシズ」戦においてイシズが使用。~
なお、原作では「お互いの手札から2枚ずつ選択して捨て、残りのカードはデッキに戻し、最初の手札の枚数だけデッキからカードをドローする」という、《リロード》の性能を兼ね揃えた効果となっていた。~
この時、海馬は《死者蘇生》を含む2枚の魔法カードを落としているが、逆にイシズは
わざと不要なカードを墓地に送っていた。~
《現世と冥界の逆転》の効果を生かすため、敢えてそのような戦術を取ったのであろう。
--自身の手札を見られる事を厭う海馬に対して使えば、《押収》や《強引な番兵》同様、鬼の形相で睨まれる事間違いなしの1枚であろう。

**関連カード [#h70617d8]
-[[《押収》]]

**収録パック等 [#s57c8fca]
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP246
-[[闇魔界の脅威]] 305-031

**FAQ [#w545ef3e]
Q:~
A: