*《&ruby(はかあな){墓穴};の&ruby(みちづ){道連};れ/Dragged Down into the Grave》 [#j31e13cf]
 通常魔法
 お互いに相手の手札を確認し、それぞれ相手の手札のカードを1枚選択して墓地に捨て、
 カードを1枚ドローする。

 [[闇魔界の脅威]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[お互い]]に[[手札]]を確認して捨て、その後[[ドロー]]する[[効果]]を持つ。~

 [[お互い]]に[[効果]]の及ぶ[[《押収》]]と言える[[カード]]である。~
 [[《押収》]]と違い[[ライフコスト]]は不要だが、[[お互い]]に[[手札]]が1枚以上なければ[[発動]]できない。~
 その後[[ドロー]]する[[効果]]がある為、[[《リロード》]]等と[[手札交換]][[カード]]の性質も兼ね備えている。~

 [[手札破壊]][[カード]]として見れば2:1交換と損な取引をし、後の[[ドロー]]でも損失は取り戻しにくい。~
 [[相手]]の[[手札]]を確認できるが、逆に[[自分]]の[[手札]]も見られているため、その[[メリット]]は[[《押収》]]よりも薄い。~

 捨てたくない、見せたくない[[カード]]を[[セット]]する事で[[ピーピング]][[カード]]としても使える。~
 [[自分]]の[[魔轟神]]や[[暗黒界]][[カード]]を捨てつつ、[[《押収》]]のような働きが期待できる。~
 [[セット]]した[[魔法・罠カード]]は、[[《闇の取引》]]で[[《大嵐》]]から守れる点も相性が良い。~
 同じく[[【魔轟神】]]と相性の良い[[《デンジャラスマシン TYPE−6》]]と[[シナジー]]を形成する。~

 この[[カード]]を使うのであれば、[[手札]]はどれを捨てられても良い[[カード]]だけの状況を作り出しておきたい。~
 もっとも、[[《キラー・スネーク》]]や[[《深淵の暗殺者》]]の規制が強化された今ではそのような状況を生み出すのは難しく、実質[[【暗黒界】]]や[[【魔轟神】]]専用の[[サポートカード]]とみなされている。~

-[[【暗黒界】]]が強化されてから、この[[カード]]の需要が高まっている。~

-「[[効果]]の最後で[[相手]]に[[ドロー]]させる」[[効果]]を持つため、[[《便乗》]]の[[トリガー]]になる希少な[[カード]]である。~

-[[効果]]はそれぞれの[[プレイヤー]]が同時に処理を行う扱いとなるが、[[ターンプレイヤー]]から[[捨てる]][[手札]]を選ぶ点には注意。(FAQ参照)~

-[[イラスト]]に描かれている[[カード]]の[[テキスト]]欄が現在のものよりもなぜか狭くなっている。~
なお、この2枚はどちらも[[《エクスチェンジ》]](G5-03版)と[[《手札抹殺》]]の[[イラスト]]にも登場している[[カード]]である。~

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」における「海馬vsイシズ」戦においてイシズが使用。~
なお、原作では「[[お互い]]の[[手札]]から2枚ずつ選択して捨て、残りの[[カード]]は[[デッキ]]に戻し、最初の[[手札]]の枚数だけ[[デッキ]]から[[カード]]を[[ドロー]]する」という、[[《リロード》]]と[[デッキ破壊]]を兼ね揃えた[[効果]]となっていた。~
海馬は[[《死者蘇生》]]と[[《魔法再生》]](原作効果)を落とすが、イシズは[[《現世と冥界の逆転》]]の[[効果]]を生かすため、わざと海馬にとって不必要な[[《融合》]]と[[《カイザー・グライダー》]]を[[墓地]]に送った。~

--この時、海馬は何を捨てるとも決められていない内から激しく憤っていた。~
海馬の「[[ピーピング]]・[[ハンデス]]嫌い」を大きく印象付けた[[カード]]の一枚である。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[エキスパート2006>ゲーム付属カード#r0b1b660]]では、この[[カード]]を[[自分]]が[[発動]]した際、[[相手]]によって選ばれた[[カード]]が[[暗黒界]][[モンスター]]だと、「[[相手]]の[[カードの効果]]で[[墓地に捨てられた]]」[[効果]]が[[発動]]するバグが存在する。~
もちろん、実際のルールでは[[自分]]の[[カードの効果]]のため、この[[効果]]は誘発しない。~

**関連カード [#h70617d8]
-[[《暗黒界の取引》]]
-[[《押収》]]
-[[《手札断殺》]]
-[[《手札抹殺》]]
-[[《エクスチェンジ》]]

-[[《リグラス・リーパー》]]

-[[《道連れ》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《ガルマソードの誓い》]]
-[[《万能地雷グレイモヤ》]]

**収録パック等 [#s57c8fca]
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP246
-[[闇魔界の脅威]] 305-031

**FAQ [#w545ef3e]
Q:[[自分]]の[[手札]]がこのカード1枚のとき、このカードを[[手札]]から[[発動]]できますか?~
A:「[[自分]]に[[捨てる]]カードが存在しない状態」では[[発動]]できません。

Q:このカードを[[《便乗》]]の[[発動]][[トリガー]]にすることはできますか?~
A:[[効果]]終了時に[[相手]]が[[ドロー]]を行っているので可能です。(07/07/27)

Q:では、このカード[[効果]]によって[[《暗黒界の軍神 シルバ》]]が捨てられた場合、[[《便乗》]]を[[発動]]することはできますか?~
A:《墓穴の道連れ》の「[[効果]]が終わったタイミング」ですので、[[《暗黒界の軍神 シルバ》]]の[[効果]]に[[チェーン]]をする形で[[発動]]することが可能です。(07/07/27)

Q:このカードを[[発動]]した際に、[[自分]]の[[手札]]がもう1枚のみの場合その[[カード]]を[[チェーン]]して[[発動]]する事はできますか?~
A:できます。(10/02/26)

Q:[[効果解決時]]にどちらかの[[プレイヤー]]の[[手札]]が0枚になった場合、[[手札]]が残っている[[プレイヤー]]は[[手札]]を捨て、[[ドロー]]しますか?~
A:いいえ、その場合お互いの[[手札]]を確認できなくなるので[[効果]]は[[適用]]されません。(11/02/05)

Q:自分か相手、または両方の[[デッキ]]が0枚です。このとき、この[[カード]]を[[発動]]する事はできますか?~
A:できません。(12/09/27)
//A:できます。(10/04/08)

Q:[[墓地に捨てる]][[手札]]を選択する際、どちらかの[[プレイヤー]]はもう一方の[[プレイヤー]]が選択した[[カード]]を確認してから選択しますか?それとも[[お互い]]にどの[[カード]]を選択したか分からないように選択しますか?~
A:[[ターンプレイヤー]]から[[捨てる]][[手札]]を選びます。(11/06/01)

Q:[[手札]]を[[捨てる]]のと[[ドロー]]をするのは同時ですか?~
A:それぞれ[[相手]]の[[手札]]の[[カード]]を1枚選択して[[墓地に捨てる]]処理を行った後、お互いに[[カード]]を1枚[[ドロー]]する処理を行う事になり、 同時の扱いではありません。(12/11/09)
//A:[[調整中]](12/10/10)

Q:この[[カード]]の[[効果]]で捨てた[[《暗黒魔族ギルファー・デーモン》]]の[[モンスター効果]]は[[発動]]できますか?~
A:[[調整中]]。(12/06/13)